マキタの「EN402MP(部品番号A-76043)」は、スプリットモータに取り付けて生垣の刈込みができるヘッジトリマアタッチメントです。刃物長500mmの角度調整式で、公式ラインアップでは「コンパクトタイプ」に分類されています。
この記事では、EN402MPのスペック・特徴・価格、対応するスプリットモータ、EN410MPなど兄弟機との違い、HiKOKIのポールヘッジトリマとの比較まで、マキタ公式情報をもとに解説します。
結論:EN402MPはこんな人におすすめ
EN402MPは、すでにマキタのスプリットモータを持っている人が「ヘッジトリマ機能を安く足したい」ときに最有力の選択肢です。上下各90°に角度を変えられるので、生垣の側面だけでなく天面や裾の刈込みまで1本でこなせます。
- MUX01G・MUX60D・MUX18Dのいずれかを持っている人
- 生垣の天面・側面・裾をまとめて刈り込みたい人
- 草刈り・ブロワなどとモータを共用して道具を減らしたい人
- 専用のポールヘッジトリマを買うより費用を抑えたい人
一方、スプリットモータを持っていない人や、刃の角度変更が不要で側面刈りだけの人は、角度固定式のEN410MPや専用機も比較対象になります。
マキタ EN402MP(A-76043)
▼動画でも解説しています(約9分)
マキタ EN402MP(A-76043)とは?
EN402MPは、マキタのスプリット式(分割式)草刈機の「モータ部」に差し込んで使う、ヘッジトリマ用のアタッチメントです。単体では動かず、モータ側のバッテリで駆動します。
マキタ公式の製品ページでは「生垣の刈込みに」の用途で、角度調整式のEN402MP(コンパクトタイプ)・EN400MPと、角度固定式のEN410MPの3種類が並んでいます。EN402MPはそのうち、角度調整ができて扱いやすい長さにまとめたモデルです。
EN402MPのスペック一覧
| 項目 | EN402MP |
| 部品番号 | A-76043 |
| 刃物長(刈込幅) | 500mm |
| 刃 | 偏角三面研磨刃 |
| 角度調整 | 上下各90° |
| 全長 | 1,444mm |
| 質量 | 2.3kg |
| 適用モデル | MUX01G・MUX60D・MUX18D |
| 価格の目安 | 定価28,600円(税込) |
※仕様・適用モデルはマキタ公式製品ページおよび販売店掲載値(2026年10月確認)。価格は改定される場合があります。
EN402MPの主な特徴
① 枝が逃げにくい偏角三面研磨刃
刃には、刃先を三面から研いだ「偏角三面研磨刃」を採用しています。刃が枝をしっかりくわえ込むため、細い枝が刃の間から逃げにくく、切り口もきれいに仕上がります。
② 上下各90°の角度調整で天面も裾も刈れる
ヘッド部の角度を上下それぞれ90°まで変えられます。腕を高く上げずに生垣の天面を水平に刈ったり、刃を下に向けて裾を刈ったりと、姿勢をあまり変えずに作業できるのが角度調整式の強みです。
③ 刃物長500mmのコンパクトタイプ
刃物長は500mmで、全長1,444mm・質量2.3kgにまとめられています。公式ではコンパクトタイプの位置づけで、庭木や家まわりの生垣をこまめに整える用途に向いた長さです。
④ 3機種のスプリットモータで共用できる
マキタ公式で適用が確認できるのは、40VmaxのMUX01G、18V×2のMUX60D、18VのMUX18Dの3機種です。手持ちのモータとバッテリをそのまま使えるため、アタッチメント代だけでヘッジトリマを追加できます。
⑤ 1充電で約1〜2時間の連続運転
1充電あたりの連続運転時間(無負荷時の参考値)は、MUX01Gで約46分〜約1時間58分、MUX18Dで約52分〜約1時間32分、MUX60Dで約1時間13分〜約2時間29分です。家庭の生垣なら1充電で十分こなせる目安です。
EN402MP・EN400MP・EN410MPの違い
マキタのスプリットモータ用ヘッジトリマは、角度調整の有無と長さで選び分けます。
| 項目 | EN402MP | EN400MP | EN410MP |
| 角度調整 | ◎ 調整式 | ◎ 調整式 | × 固定式 |
| 公式の分類 | コンパクトタイプ | — | — |
| 刃物長 | 500mm | — | 490mm |
| MUX01G運転時間 | 約46分〜1時間58分 | 約31分〜1時間20分 | 約28分〜1時間13分 |
| 向いている作業 | 天面・裾も含めた刈込み | 天面・裾も含めた刈込み | 側面の直線刈り |
※運転時間はマキタ公式(MUX01G装着・無負荷時の参考値)。EN400MPの刃物長は公式ページで確認できなかったため「—」としています。
同じMUX01Gで比べると、EN402MPは運転時間が最も長く、軽快に使えるのが特長です。側面をまっすぐ刈るだけなら、角度固定式のEN410MPも選択肢になります。
マキタ EN402MP vs HiKOKI CHP1825DA 徹底比較
スプリットモータを持っていない場合は、専用のポールヘッジトリマを買う選択肢もあります。HiKOKIの18VコードレスポールヘッジトリマCHP1825DAと比べてみましょう。
| 項目 | マキタ EN402MP | HiKOKI CHP1825DA |
| 形式 | スプリットモータ用アタッチメント | ポールヘッジトリマ(専用機) |
| 刃物長 | 500mm ◎ | 250mm |
| 角度調整 | 上下各90° | 下45°〜上60°(8段階) |
| 全長 | 1,444mm(アタッチメント) | 1,890〜2,480mm(伸縮式)◎ |
| 質量 | 2.3kg(アタッチメント) | 2.8kg(バッテリ装着時) |
| 価格の目安 | 定価28,600円(税込) | 本体のみ26,300円(税別) |
※HiKOKI CHP1825DAの数値はHiKOKI公式・発表資料(2024年6月発売)より。
EN402MPが向いている人
刃物長が500mmと長く、1回の往復で刈れる幅が広いのが強みです。スプリットモータを持っていれば、追加費用はアタッチメント代だけで済みます。
HiKOKI CHP1825DAが向いている人
伸縮ポールで最長2,480mmまで届くので、高い生垣の天面に向いています。HiKOKIの18Vバッテリを持っていて、モータを持っていない人には専用機のほうが手軽です。
EN402MPの口コミ・評判で注目されるポイント
※個人の感想の引用ではなく、仕様から想定される評価のポイントをまとめています。
- 刃物長500mmで1回に刈れる幅が広く、作業が早く進みやすい
- 角度調整で天面の刈込みがしやすく、腕を上げ続ける負担が減る
- モータとバッテリを共用できるので、道具の置き場所が増えない
- 先端に重さが集まるため、長時間の高い位置の作業では腕が疲れやすい
よくある質問(FAQ)
Q. EN402MPはどのスプリットモータに付けられますか?
マキタ公式の製品ページで適用が確認できるのは、MUX01G・MUX60D・MUX18Dの3機種です。MUX02GとMUX19Dの製品ページにはEN402MPの記載がないため、購入前に販売店で適合を確認してください。
Q. EN402MPとEN410MPはどちらを選べばいいですか?
天面や裾も刈るならEN402MP、生垣の側面をまっすぐ刈るのが中心なら角度固定式のEN410MPが向いています。
Q. 太い枝も切れますか?
ヘッジトリマは生垣の細い枝葉を整える道具です。太い枝は無理に切らず、せん定ばさみやポールソーアタッチメント(EY402MP)を使い分けてください。
まとめ
マキタEN402MP(A-76043)は、刃物長500mm・上下各90°の角度調整・偏角三面研磨刃を備えた、スプリットモータ用のヘッジトリマアタッチメントです。
MUX01G・MUX60D・MUX18Dを持っていれば、アタッチメント代だけで生垣の天面から裾までの刈込みに対応できます。モータを持っていない場合は、HiKOKI CHP1825DAのような専用ポールヘッジトリマも比べて選びましょう。
マキタ EN402MP(A-76043)


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