マキタの18V充電式アングルドリルは、最強のDA460D(18V×2=36V・木工50mm)、主力のDA450D(木工38mm・3.2kg)、軽量コンパクトのDA350D(木工25mm・1.6kg)という3段構成です。
いずれも柱間や天井裏など狭所での穴あけに強いアングル形ですが、本記事では3機種の特徴・用途別の選び方・口コミまで詳しく解説します。
結論:用途別おすすめはこれ
- ✅ DA460D(36V):座掘りφ118mm・ホールソーφ159mmの大径穴あけまで行う設備・電気のプロ
- ✅ DA450D(18V):座掘りφ65mm・ホールソーφ127mmまでの配管・配線穴あけが中心の方。バランス最良の主力機
- ✅ DA350D(18V):羽柄材への小径穴あけ・狭所のネジ締め下穴など軽快さ最優先の方
- ❌ 大径穴あけで18Vにこだわらない方→40Vmax 1本で動くDA001Gも検討を
マキタ DA460DPG2/DA460DZK
マキタ DA450DRGX/DA450DZK
マキタ DA350DRG/DA350DZ
3機種スペック比較表
| 項目 | DA460D | DA450D | DA350D |
|---|---|---|---|
| 電源 | 18V×2(36V) | 18V | 18V |
| 最大穴あけ能力 | 鉄13/木50mm | 鉄13/木38mm | 鉄10/木25mm |
| 座掘り/ホールソー | 118mm/159mm | 65mm/127mm | − |
| チャック能力 | 2〜13mm | 2〜13mm | 1.5〜10mm |
| 回転数 | 高速0〜1,400 低速0〜350 | 高速0〜1,400 低速0〜450 | 0〜1,800 |
| モーター | ブラシレス | ブラシレス | ブラシ付き |
| トルクリミッタ | ○ | ー | − |
| 本機寸法 | 長さ538×幅128 ×高さ223mm | 長さ434×幅82 ×高さ142mm | 長さ314×幅79 ×高さ115mm |
| 質量 | 6.0kg | 3.2kg | 1.6kg |
| 本体価格(税別) | DA460DZK 59,500円 | DA450DZK 41,800円 | DA350DZ 32,000円 |
| セット価格(税別) | DA460DPG2 125,000円 | DA450DRGX 97,700円 | DA350DRG 70,100円 |
※セットはDA460DPG2が6.0Ah×2本+2口急速充電器DC18RD、DA450DRGXが6.0Ah×2本+DC18RF、DA350DRGが6.0Ah×1本+DC18RFの構成です。
各機種の特徴を解説
① DA460D|AC機を超える36Vのフラッグシップ

18Vバッテリ2本の36V駆動+大型ブラシレスモータで、穴あけスピードはAC機比約2倍以上。座掘りφ118mm・ホールソーφ159mmという最大級の穴あけに対応し、給排水・空調の配管貫通穴を一手に引き受けます。
1充電(6.0Ah×2)でφ21mm約860穴という作業量も圧巻。低速時のトルクリミッタと回転式フロントハンドルで、大径穴あけの安全にも配慮されています。
② DA450D|AC機比65%高速化したバランス主力機

バッテリ1本で動く18V機ながら、内部構造の最適化でAC機比約65%の穴あけスピードアップ(φ50mmホールソー・SPF38mm厚)を実現。
座掘りφ65mm・ホールソーφ127mmまで対応し、エアコン配管や羽柄材への穴あけはほぼカバーします。
3.2kgはAC機より500g軽く、ワンタッチ速度切替・トルクリミッタ・2灯LEDと装備も充実。「最初のアングルドリル」として最もおすすめしやすい1台です。
③ DA350D|ヘッドハイト66mmの軽量コンパクト機

ヘッドハイト66mm・センターハイト23.5mmで、壁際・天井際ギリギリまで寄れるのが最大の武器。1.6kgの軽さで片手作業も楽にこなせ、木ネジφ5.1×38mmを1充電約1,200本(6.0Ah)という豊富な作業量を持ちます。
鉄工10mm・木工25mmまでと能力は控えめなので、小径の下穴・ネジ締めが中心の内装・設備向けです。
マキタ DA460DPG2/DA460DZK
マキタ DA450DRGX/DA450DZK
マキタ DA350DRG/DA350DZ
1充電作業量の比較(6.0Ah・参考値)
| 作業内容 | DA460D | DA450D | DA350D |
|---|---|---|---|
| 木工キリφ21mm(30mm厚) | 約860穴(×2本) | 約680穴 | − |
| ホールソーφ50mm(SPF30mm厚) | 約480穴(×2本) | 約140穴 | − |
| 木ネジφ5.1×38mm | − | − | 約1,200本 |
DA460Dはバッテリ2本を消費する代わりに、ホールソー連続使用でも止まらないスタミナを発揮します。DA450Dはφ50mmホールソー約140穴と、1日の配管現場に十分な量。用途と作業量のバランスで選びましょう。
選び方の3つのポイント
①最大穴径で選ぶ:φ127mmを超えるホールソーや座掘りφ118mmが必要ならDA460D一択。φ127mmまでならDA450D、φ25mm以下の小径中心ならDA350Dです。
②重さと取り回し:6.0kg→3.2kg→1.6kgと倍々で変わります。天井裏に潜って使うなら軽い機種ほど正義です。
③安全機構:大径穴あけでのキックバック対策として、DA460D・DA450Dはトルクリミッタを搭載。大きい穴を開けるほど、この保険の価値が上がります。
ユーザーの口コミ・評判
「DA460Dでユニットバス周りのφ150貫通穴を施工。AC機と遜色ないどころか速い。」(給排水設備・40代男性)
「DA450Dは配管屋の相棒。重さとパワーのバランスがちょうどよく、1日持っても疲れにくい。」(空調設備・30代男性)
「DA350Dは天井裏の必需品。ヘッドが薄いので野縁の間にスッと入ります。」(電気工事・40代男性)
「迷ってDA450Dにして正解。φ65の座掘りまでこなせれば現場の9割は困りません。」(リフォーム業・50代男性)
よくある質問(FAQ)
Q. アングルドリルとアングルインパクトドライバの違いは?
A. アングルドリルはチャックでキリを掴む穴あけ専用機(打撃なし・高精度)、アングルインパクトドライバ(TL061D等)は6.35mm六角ビットでのネジ締めが主目的です。穴あけメインなら本記事の3機種を選んでください。
まとめ
18Vアングルドリル3機種は、大径対応のDA460D(36V・座掘り118mm)、バランスのDA450D(座掘り65mm・3.2kg)、軽快なDA350D(ヘッド66mm・1.6kg)と、開ける穴の大きさでそのまま選べる明快なラインナップです。
配管・配線の穴あけを主業務とするプロはDA450Dを軸に、大径需要があればDA460DまたはDA001G(40Vmax)を追加するのが王道です。
マキタ DA460DPG2/DA460DZK
マキタ DA450DRGX/DA450DZK
マキタ DA350DRG/DA350DZ


コメント