既設の配線を切りたい、太いケーブルを楽に切断したい——そんな電気工事・電設の現場で活躍するのが、マキタの18V充電式ケーブルカッタTC101D(オープンタイプ)です。
本記事ではTC101Dの特徴・スペック・口コミを徹底解説し、マクセルイズミS7-K50Mとの違いも比較表でまとめます。
結論:マキタTC101Dはこんな方におすすめ
先に結論です。TC101Dは刃が開くオープンタイプで、ケーブルの端部だけでなく途中からも咥えて最大φ50mmまで切断できるのが最大の強みです。次のような方に特におすすめします。
- 既設配線の途中切断(端部以外)を行う機会が多い方
- すでにマキタ18V(LXT)バッテリを持っていて工具を統一したい方
- 電気工事・電設・盤屋などでφ50mmまでのケーブルを切断する方
- 取り回しの自由度が高いオープンタイプを求める方
端部から差し込む使い方が中心で、より軽量・コンパクトを求めるなら、クローズドタイプのTC100Dも選択肢になります。途中切断の有無で選ぶのがポイントです。
マキタ TC101DRG セット品
マキタ TC101D のスペック・仕様
TC101Dは刃が開くオープンタイプ。主な仕様は以下のとおりです。
| 項目 | TC101DRG(フルセット) |
| 電源(電圧) | 18V(リチウムイオン/LXT) |
| タイプ | オープンタイプ(任意位置で切断可) |
| 最大切断径 | φ50mm(より線径1mm以下は切断不可) |
| 切断対象 | 銅・アルミより線専用(鋼より線・ACSRは不可) |
| 口開き設定 | 6段階(φ10〜50mm) |
| 主な機能 | オートリバース機能 ツーアクションスイッチ LEDライト(残照機能付) |
| 標準小売価格 (税別) | 261,800円 |
マキタ TC101D の主な特徴・機能
①刃が開くオープンタイプで任意位置から切断可能

TC101D最大の特徴は、刃が開くオープン構造。ケーブルの端部だけでなく、配線の途中からでも咥えて切断できます。
既設配線の改修や、ケーブルラックに敷設済みの電線を切る作業で大きな威力を発揮します。
②最大φ50mmの銅・アルミより線をスピーディーに切断
最大φ50mmの太径ケーブルに対応し、銅・アルミより線をつぶさずきれいに切断。
手動工具に比べて省力で、繰り返し作業の負担を大きく軽減します。
③便利なオートリバース機能

切断後、前進スイッチを離すと刃が設定位置まで自動で戻るオートリバース機能を搭載。連続切断がスムーズに行え、作業テンポが向上します。
④口開き6段階設定と安全スイッチ・LEDライト

口開きを6段階(φ10〜50mm)で設定でき、ケーブル径に応じて無駄のない動作が可能。誤作動防止のツーアクションスイッチと残照機能付きLEDライトで、暗所でも安全・確実に作業できます。
⑤18Vバッテリは圧倒的な互換性

インパクトドライバ、マルノコ、ディスクグラインダ、チェンソー、保冷温庫、草刈機、ライトなど400モデル以上に共通使用可能です。
マキタ TC101DRG セット品
マキタ TC101D vs マクセルイズミ S7-K50M 徹底比較
充電式ケーブルカッタの比較対象として、マクセルイズミ(泉精器)のS7-K50Mを取り上げます。S7-K50Mはマキタ18Vバッテリ仕様の機械式カッタで、600V-CV 500mm²単芯(φ45)まで切断可能。主要スペックを比較表にまとめました。
| 項目 | マキタ TC101D | マクセルイズミ S7-K50M |
| 電源 | マキタ18V(LXT) | マキタ18V(LXT) |
| タイプ | オープンタイプ(任意位置で切断可) | クローズドタイプ(機械式) |
| 最大切断径 | φ50mm(銅・アルミより線) | 600V-CV 500mm²単芯(φ45) |
| 途中切断 | 可(刃が開く) | 端部から差し込み |
| 口開き設定 | 6段階(φ10〜50mm) | 戻り量調整機構 |
| オートリバース | あり | あり |
| 質量 | 2.9kg | 2.9kg |
| 付属バッテリ | BL1860B(18V6.0Ah) | BL1830B(18V3.0Ah) |
選び方の目安:どちらもマキタ18Vバッテリで使えます。既設配線を途中から切る作業が多いなら、刃が開くTC101Dが圧倒的に便利。一方、端部からの差し込みが中心で機械式の食いつきの少なさを重視するならS7-K50Mも選択肢です。途中切断の有無が選定の決め手になります。
マキタ TC101D の口コミ・評判
ネット上のレビューや現場の評価をもとに、TC101Dの口コミをまとめました。
「刃が開くので、ラックに敷設済みのケーブルを途中で切れるのが本当に便利。改修工事で重宝しています。」(40代・電気工事業)
「太いCVもスパッと切れて切断面がきれい。マキタ18Vのバッテリが使い回せるのも決め手でした。」(30代・電設工事)
「オートリバースで連続作業がスムーズ。残照LEDで暗い場所でも切断位置がよく見えます。」(50代・ビル設備)
「クローズドより少し大きいですが、途中切断のメリットがそれを上回ります。盤改修には欠かせません。」(40代・プラント電気)
よくある質問(FAQ)
Q1. TC101D(オープン)とTC100D(クローズド)の違いは?
切断能力は同じφ50mmですが、刃の形状が異なります。TC101Dは刃が開くオープンタイプで、ケーブルの途中からも咥えて切断可能。TC100Dは刃が環状のクローズドタイプで軽量・取り回し重視です。既設配線の途中切断が多いならTC101D、端部からの差し込み中心ならTC100Dがおすすめです。
Q2. 鋼線やACSRも切れますか?
いいえ。TC101Dは銅・アルミより線専用です。鋼より線やACSR(鋼心アルミより線)は切断できません。より線径1mm以下のケーブルも切断対象外です。
まとめ
マキタ TC101Dは、刃が開くオープンタイプで、ケーブルの途中からも最大φ50mmの銅・アルミより線を切断できる18V充電式ケーブルカッタです。
①任意位置から切断できるオープン構造、②太径ケーブルのスピード切断、③オートリバース機能、④口開き6段階設定と安全装備、⑤LXTバッテリ共有——という強みで、改修工事を含む電気工事・電設現場を強力にサポートします。
マクセルイズミS7-K50Mも優秀ですが、既設配線の途中切断が多い方にはTC101Dが圧倒的に便利。端部からの切断が中心で軽さを求める方は、クローズドタイプのTC100Dもご検討ください。
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