マキタの充電式ラジオといえば4〜5kg級の大型現場ラジオが有名ですが、「もっと小さく、身近に置けるラジオが欲しい」という声に応えたのがMR052とMR051です。
どちらも10.8Vバッテリで動く手のひらサイズの小型ラジオで、質量はわずか0.3kg台。この記事では、マキタ MR052とMR051の特徴、違い、選び方、口コミ、FAQまで詳しく解説します。
結論:これから買うならMR052一択、MR051は要注意
先に結論をお伝えします。これから新規に購入するならMR052を選んでください。MR051は10.8V「差込式」バッテリ専用の旧世代モデルで、ワイドFMにも対応していません。
- ✅ MR052がおすすめ/10.8Vスライド式バッテリ(BL1015/BL1040B)をお持ちの方。これから買う方はほぼ全員こちら
- ✅ MR052がおすすめ/ワイドFMでAM放送をクリアに聴きたい方。BL1040B(4.0Ah)で約30時間の長時間再生をしたい方
- ✅ 大型ラジオは邪魔だが、ラジオは聴きたいという方。0.35kgでどこにでも置ける
- ✅ 防災用の備えとして、工具バッテリで動くラジオを1台持っておきたい方
- △ MR051を選ぶのは/10.8V差込式バッテリ(BL1013)がすでに手元にあり、それを活用したい場合に限られます
逆に、次に当てはまる方はこの2機種では役不足です。
- ❌ 広い現場に音を届けたい方 → 出力2W×2では力不足。MR113やMR005Gクラスが必要です
- ❌ Bluetoothでスマホの音楽を飛ばしたい方 → 両機種ともBluetooth非搭載です(有線AUX接続は可能)
- ❌ 雨天の屋外に置きっぱなしにする方 → 防じん防水等級の設定がないため、濡らさない配慮が必要です
MR052
MR051
マキタ MR052・MR051のスペック比較表
| 項目 | MR052 | MR051 |
| 対応バッテリ | ◎ 10.8Vスライド式 | △ 10.8V差込式 |
| 受信周波数(FM) | ◎ 76〜108MHz (ワイドFM対応) | △ 76〜108MHz (ワイドFM非対応) |
| 受信周波数(AM) | 522〜1,710kHz | 522〜1,629kHz |
| スピーカ | Φ36mm(16Ω)×2 | Φ36mm(16Ω)×2 |
| 実用最大出力 | 2W×2 | 1W |
| 連続使用時間 | ◎ 11時間(BL1015) 30時間(BL1040B) | ○ 7時間 (音量最大時 約2.5時間) |
| 液晶 | バックライト付き | バックライト付き |
| AUX入力 | ○ Φ3.5mm | ○ Φ3.5mm |
| イヤホン端子 | ○ 搭載 | ○ 搭載 |
| 本体寸法 | 169×73×74mm | 169××74mm |
| 質量(バッテリ除く) | 0.35kg | 0.32kg |
音の性能(スピーカ径・出力)はまったく同じです。差がつくのはバッテリ形状・ワイドFM対応・連続使用時間という「使い勝手」の部分に集中しています。
マキタ MR052・MR051の主な特徴・機能
① 0.35kgの圧倒的なコンパクトさ

本体質量0.35kg(MR051は0.32kg)は、一般的な現場ラジオの1/10以下です。
工具箱の隙間に放り込める、脚立の天板に置ける、腰袋に引っ掛けられるという取り回しの良さは、大型ラジオでは絶対に得られない価値です。
狭い天井裏や床下に潜り込むような作業でも、一緒に持ち込めます。
② MR052はワイドFM対応でAMがクリアに聴ける

MR052の受信周波数はFM 76〜108MHzで、ワイドFM(FM補完放送)に対応しています。
AM放送をFM帯で受信できるため、鉄骨造の建物内やノイズの多い現場でも、AM局をクリアな音質で聴けます。
ラジオを現場のBGMにする方にとって、AMのザーというノイズから解放されるメリットは非常に大きいです。
MR051はFM 76〜90MHzまでなので、この恩恵を受けられません。この1点だけでもMR052を選ぶ理由になります。
③ BL1040Bなら約30時間の長時間再生
MR052にBL1040B(4.0Ah)を装着すると、約30時間の連続使用が可能です。BL1015(1.5Ah)でも約11時間なので、1日分は余裕でカバーできます。
BL1040Bには残容量表示が付いているため、あとどれくらい使えるかが一目で分かるのも便利です。
④ AUX入力とイヤホン端子で用途が広がる
両機種ともΦ3.5mmのAUX入力を備えており、スマートフォンやポータブルプレーヤーを有線でつなげば、ラジオ以外の音源も再生できます。Bまたイヤホン端子もあるので、「周りに音を出せない現場で自分だけ聴く」という使い方も可能です。
⑤ 防災用ラジオとしての価値
意外と見落とされがちですが、この2機種は防災用として非常に優秀です。乾電池式ラジオは電池の液漏れや在庫切れが問題になりますが、MR052なら普段使っている工具のバッテリがそのまま非常用電源になります。
工具バッテリは大容量で自己放電も少なく、日常的に充電されているため、いざというときに「電池が切れていた」という事態が起きにくいのです。BL1040B満充電なら約30時間、情報収集の生命線として十分な性能です。
MR052
MR051
マキタ MR052・MR051の口コミ・評判
ネット上で見られる評判の傾向を、代表的な声としてまとめました。
★★★★★「とにかく小さくて軽い。腰袋に引っ掛けて持ち歩けるので、移動の多い仕事にぴったりです。BL1040Bで何日も持つのも良い」(電気工事士・30代)
★★★★☆「ワイドFMでAMがクリアに入るのが感動でした。マンションの改修でAMが全然入らなかったのが嘘のようです」(設備工・40代)
★★★★☆「防災用に買いました。工具のバッテリで動くので、乾電池の管理をしなくていいのが安心です。普段はキャンプで使っています」(DIYユーザー・50代)
★★★☆☆「音量は期待しないほうがいい。自分の近くで聴くぶんには十分ですが、機械を回すと聞こえません。用途を間違えなければ良い製品です」(大工・20代)
評価は「サイズ・携帯性・ワイドFM」に集中しており、不満点は一貫して「音量」です。個人用ラジオとして期待値を合わせれば、満足度の高い製品といえます。
マキタ MR052・MR051のよくある質問(FAQ)
Q. MR052に14.4Vや18Vのバッテリは使えますか?
A. 使えません。MR052が対応するのは10.8Vスライド式バッテリ(BL1015/BL1040Bなど)のみです。14.4V・18Vバッテリは形状が異なるため装着できません。14.4V/18Vバッテリを活用したい場合は、MR113やMR300といった上位モデルを検討してください。
Q. Bluetoothでスマホの音楽を再生できますか?
A. 両機種ともBluetoothは非搭載です。ただしΦ3.5mmのAUX入力端子があるので、オーディオケーブルで有線接続すればスマートフォンの音楽を再生できます。有線接続は遅延がなく接続も安定するため、実用上のデメリットは大きくありません。ワイヤレスで飛ばしたい場合は、MR202・MR203といったBluetooth対応機を選んでください。
まとめ|MR052は「持ち歩けるマキタラジオ」の決定版
マキタ MR052・MR051は、大型の現場ラジオとはまったく違う価値を提供する小型充電式ラジオです。最後にポイントを整理します。
- ✅ これから買うならMR052。10.8Vスライド式対応・ワイドFM対応・最長約30時間再生
- ✅ 0.35kgの圧倒的な携帯性。腰袋・工具箱・脚立の上、どこにでも置ける
- ✅ AUX入力・イヤホン端子搭載で、音出しできない現場にも対応
- ✅ 工具バッテリが非常用電源になる、防災用としても優秀な1台
- ⚠ MR051は差込式10.8V(BL1013)専用。バッテリ互換がないので購入前に必ず確認を
- ⚠ 出力2W×2のため、広い現場のBGMには不向き。防じん防水の等級設定もなし
「現場全体に音を届ける」のではなく「自分のそばで気軽に聴く」ラジオを探しているなら、MR052は非常によくできた製品です。10.8Vのバッテリが余っている方なら、追加投資も少なく済みます。防災用の備えを兼ねて、1台持っておく価値のあるアイテムです。
MR052
MR051


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