HiKOKI(ハイコーキ)CD3605DFAは、バイススタンドを標準装備した36Vマルチボルト対応のコードレスチップソー切断機です。
結論から言えば、定置切断機とハンディ機の一台二役をコードレスで実現した、現場に「小さな切断ステーション」を持ち込める機種。電線管や小径パイプを何十本も同寸で切り出す作業を、AC電源なしでこなせます。
本記事ではCD3605DFAのスペック・特徴・口コミに加え、マキタの定置切断環境との比較まで詳しく解説します。
結論:HiKOKI CD3605DFAはこんな方におすすめ
- ✅ 電線管・小径パイプを同じ寸法で大量に切り出す方
- ✅ 角度切り(左45°まで)を精度よく決めたい方
- ✅ AC電源が取れない現場に定置切断環境を持ち込みたい方
- ✅ ハンディ機としても使える二役の機械を探している方
- ✅ すでにHiKOKIの36Vマルチボルト蓄電池を持っている方
- ✅ 切断のたびに材料を押さえる手間をなくしたい方
- ❌ 持ち歩き主体で軽さを最優先する方(→3.0kgのCD3605DBが適任)
- ❌ 鉄管50Aなど太物を切る方(→185mmのCD3607DAが必要)
HiKOKI CD3605DFA コードレスチップソー切断機をチェックする
HiKOKI CD3605DFAとは?スタンド付きで一台二役の切断機
CD3605DFAは、150mmのチップソーを回すコードレス切断機で、バイススタンドが標準付属します。
材料をバイスで固定してアームを下ろすだけで切れるため、片手で材料を押さえながら切る必要がなく、寸法精度と安全性の両方が上がります。
最大切断能力は直角で丸パイプ外径56mm、角パイプ50×50mm、アングル50×50mm。角度切りは0〜左45°に対応し、45°時は丸パイプ外径40mm、角パイプ40×50mm、アングル40×40mmまで切れます。
HiKOKI CD3605DFA のスペック・仕様

| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 型番 | CD3605DFA |
| 電圧 | マルチボルト36V(18V蓄電池も使用可) |
| のこ刃外径 / 穴径 | 150mm / 20mm |
| 最大切断能力(直角) | 丸パイプ 外径56mm 角パイプ 50×50mm アングル 50×50mm |
| 最大切断能力(左45°) | 丸パイプ 外径40mm 角パイプ 40×50mm アングル 40×40mm |
| 角度切り範囲 | 0〜左45° |
| 無負荷回転数 | パワーモード 4,200min⁻¹ サイレントモード 2,600min⁻¹ |
| 機体寸法 / 質量 | 394×348×205mm 6.6kg(蓄電池装着時) |
| 1充電あたりの作業量 | 電線管 ø34mm・t3.2mm 約105本(2.5Ah時) |
| 蓄電池 / 充電時間 | BSL36A18X(36V-2.5Ah/18V-5.0Ah) 実用約19分・満充電約25分 |
| 希望小売価格 | CD3605DFA(XPZ) 104,700円 CD3605DFA(NN) 68,900円 (いずれも税別) |
HiKOKI CD3605DFAの主な特徴・機能
① バイススタンド標準装備で寸法精度が安定する

切断機形状の最大の価値は、材料がバイスで固定されることです。ハンディ機では材料の押さえ方によって切り口が斜めになったり、寸法が数ミリずれたりしますが、CD3605DFAはバイスに材料を挟んでアームを下ろすだけ。
同じ長さの電線管を何十本も切り出すような作業では、精度と速度の両方で差がつきます。
② 左45°までの角度切りに対応
角度切りは0〜左45°の範囲で設定できます。ラックの支持金物やアングルの端部処理など、斜め切りが必要な場面で威力を発揮します。45°での切断能力は丸パイプ外径40mm、アングル40×40mmで、内装・電気設備で扱う一般的な部材はカバーできます。
③ 本体を外せばハンディ機としても使える一台二役

CD3605DFAはスタンドから本体を分離でき、通常のコードレスチップソーカッタとして使えます。作業場に据えて切り出しを進め、現場では手持ちで既設材を切る、といった使い分けが1台で可能です。
2台分の役割を1台で担えるため、車載スペースと購入コストの両方を節約できます。
④ サイレントモードとキックバック軽減システム
パワーモード4,200min⁻¹に対し、サイレントモードは2,600min⁻¹。定置切断は同じ場所で連続して音を出す作業になるため、静音モードの価値は手持ち機以上に大きくなります。
安全面では回転数の急変を検知するキックバック軽減システムとソフトスタート機能を搭載しています。
⑤ コードレスだから電源のない場所でも切断ステーションを作れる
従来、定置切断機を使うには100V電源と延長コードが必要でした。CD3605DFAはマルチボルト蓄電池で動くため、電源が来ていない新築現場やスケルトン状態のフロアでも、材料を置いた場所がそのまま切断ステーションになります。発電機を回す手間や騒音も不要です。
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HiKOKI CD3605DFA vs マキタ CS004G+バイススタンド 比較
| 項目 | HiKOKI CD3605DFA | マキタ CS004G+別売スタンド |
|---|---|---|
| 電圧 | マルチボルト36V(18V兼用) | 40Vmax |
| のこ刃外径 | 150mm | 150mm |
| 定置切断 | ◎ バイススタンド標準付属 | ○ 別売バイススタンドが必要 |
| 角度切り | ◎ 0〜左45° | ○ スタンド併用で対応 |
| 丸パイプ切断能力(直角) | 外径56mm | 切込み深さ57.5mm |
| ハンディ利用 | ◎ 本体を外して手持ち可 | ◎ 本来がハンディ機 |
| サイレントモード | ◎ 2,600min⁻¹ | △ 非搭載 |
| 防じん・防水 | △ 等級表記なし | ◎ IP56 |
| 質量(切断機状態) | 6.6kg | 本体2.9kg+スタンド |
| 導入コスト | ○ 1製品で完結 | △ 本体+スタンドの合計 |
「買ってすぐ定置切断ができる」完成度ではCD3605DFAが明確に有利です。マキタ側はCS004Gにバイススタンドを追加する構成で近い運用ができますが、購入点数が増え、角度切りの精度もセッティング次第になります。定置切断が作業の中心なら、最初から切断機として設計されたCD3605DFAを選ぶほうが確実です。
HiKOKI CD3605DFAの口コミ・評判
「電線管を同じ長さで100本切る作業が別物になりました。バイスで挟んで下ろすだけなので、寸法のばらつきがほぼゼロです。」
ネット上の評価傾向より(CD3605DFA)
「電源のないスケルトン現場で定置切断ができるのが最高。発電機を持ち込まなくてよくなった分、段取りが軽くなりました。」
ネット上の評価傾向より(CD3605DFA)
「6.6kgあるので毎日持ち歩く機械ではありません。車に積んでおいて、切り出しのときだけ降ろす使い方が合っています。」
ネット上の評価傾向より(CD3605DFA)
「スタンドから外して手持ちでも使えるのは想像以上に便利。ただ角度切りは45°までなので、それ以上が必要な場面は別工具になります。」
ネット上の評価傾向より(CD3605DFA)
よくある質問(FAQ)
Q. CD3605DFAは手持ちのチップソーカッタとしても使えますか?
A. 使えます。本体はバイススタンドから分離でき、通常のコードレスチップソーカッタとして手持ち切断が可能です。定置切断と手持ち切断の両方を1台でこなせるのがCD3605DFAの設計思想で、車載する工具の数を減らせます。
Q. 蓄電池はCD3605DBなど他のHiKOKI機と共用できますか?
A. 共用できます。CD3605DFAはマルチボルト蓄電池BSL36A18X等に対応しており、丸のこ、インパクトドライバ、クリーナなどHiKOKIのマルチボルト機と同じ電池が使えます。18Vのリチウムイオン電池でも動作しますが、出力が下がるため作業量は減ります。
Q. 鉄管50A(外径60.5mm)は切れますか?
A. 切れません。CD3605DFAの直角切断能力は丸パイプ外径56mmまでです。50A(外径60.5mm)を一発で切りたい場合は、切込み深さ60.5mmの185mm機CD3607DAを選ぶ必要があります。切断対象の最大径を先に確認しておくと選定を誤りません。
まとめ|HiKOKI CD3605DFAはコードレスの切断ステーション
HiKOKI CD3605DFAは、バイススタンドを標準装備した36Vマルチボルト対応のコードレスチップソー切断機です。
丸パイプ外径56mm、角パイプ50×50mm、0〜左45°の角度切りに対応し、電線管や小径パイプの同寸切り出しを高い精度で量産できます。
本体を外せばハンディ機としても使える一台二役の設計で、電源のない現場にそのまま切断ステーションを作れるのが最大の価値です。
マキタには同種の完成品がなく、この形状を求めるならCD3605DFAが第一候補になります。
- ✅ バイススタンド標準付属で買ってすぐ定置切断ができる
- ✅ 直角で丸パイプ外径56mm、0〜左45°の角度切りに対応
- ✅ 本体を外せばハンディチップソーカッタとして使える
- ✅ サイレントモード2,600min⁻¹で連続切断の騒音を抑制
- ✅ 太物を切るなら185mmのCD3607DAを検討


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