HiKOKI CB3612DA コードレスロータリバンドソーを徹底解説

HiKOKI CB3612DA 製品画像 HiKOKI ロータリバンドソー
画像出典:HiKOKI公式サイト
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 HiKOKI(ハイコーキ)CB3612DAは、最大ø120mmの大径パイプを切れる36Vマルチボルト対応のコードレスロータリバンドソーです。
 結論から言えば、「クラス最速」をうたう切断スピードと、従来比約1.2倍という帯のこ寿命を両立した大径切断の主力機。プラント・配管・鋼構造の現場で太物を火花なく切りたい方に向いた一台です。
 本記事ではCB3612DAのスペック・特徴・口コミに加え、マキタ PB001Gとの比較まで詳しく解説します。

結論:HiKOKI CB3612DAはこんな方におすすめ

  • ✅ ø100mmを超える大径パイプ・角材を切断する方
  • ✅ 火花を出せない環境(防爆区域・内装仕上げ後)で金属を切る方
  • ✅ 帯のこ刃のランニングコストを抑えたい方
  • ✅ 無段変速で材質ごとに周速を合わせたい方
  • ✅ 別売スタンドで定置切断やコンター作業も行いたい方
  • ✅ すでにHiKOKIの36Vマルチボルト蓄電池を持っている方
  • ❌ 7.2kgの機体を高所で長時間構える作業が多い方(→3.6kgのCB18DBLが軽量)
  • ❌ 切断対象がø80mm以下で、軽さを優先したい方

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HiKOKI CB3612DAとは?ø120mm対応の大径バンドソー

 CB3612DAは、HiKOKIのマルチボルト蓄電池で駆動するポータブル型のロータリバンドソーです。最大切断能力は丸パイプø120mm、角パイプ127×120mm。帯のこ刃の寸法は周長1,130×幅12.5×厚さ0.5mmで、周速度は1.0〜3.2m/s(60〜195m/min)の無段変速。材質と径に合わせて最適な周速を選べます。

HiKOKI CB3612DA のスペック・仕様

HiKOKI CB3612DA のスペック・仕様
項目仕様
型番CB3612DA
電圧マルチボルト36V(18V蓄電池も使用可)
モーターブラシレスモーター+3段ギヤ減速機構
最大切断能力丸パイプ ø120mm/角パイプ 127×120mm
帯のこ刃寸法周長1,130×幅12.5×厚さ0.5mm
帯のこ周速度1.0〜3.2m/s(60〜195m/min)無段変速
機体寸法 / 質量500×309×139mm / 7.2kg(蓄電池装着時)
1充電あたりの作業量電線管E39(ø38.1×t1.4mm)約300カット
鋼管SGP40A(ø48.6×t3.5mm)約30カット
蓄電池 / 充電時間BSL36A18X(36V-2.5Ah/18V-5.0Ah)
実用約19分・満充電約25分
標準付属品帯のこ(ハイス18山/インチ)、収納ケース
希望小売価格CB3612DA(XPZ) 141,300円
(NN) 94,500円(いずれも税別)

HiKOKI CB3612DAの主な特徴・機能

① 丸パイプø120mm・角パイプ127×120mmの大径切断能力

HiKOKI CB3612DA 丸パイプø120mm・角パイプ127×120mmの大径切断能力

 CB3612DA最大の特徴が、丸パイプø120mm・角パイプ127×120mmという大径対応です。100A級の配管や大型の角パイプを、回さずに一発で切り落とせます。
切断砥石では複数回に分けて回しながら切る必要がある径でも、バンドソーなら一動作で完結します。

② 3段ギヤ減速機構による「クラス最速」の切断スピード

HiKOKI CB3612DA 3段ギヤ減速機構による「クラス最速」の切断スピード

 高出力ブラシレスモーターと3段ギヤ減速機構の組み合わせにより、トルクを確保しながら高い周速を維持します。
バンドソーは押し付けても速くならず、刃のトルクが切断時間を決めるため、この減速機構の設計が実際の作業時間に直結します。

③ 帯のこ寿命が従来比約1.2倍。刃代のコスト削減

HiKOKI CB3612DA 帯のこ寿命が従来比約1.2倍。刃代のコスト削減

 バンドソーのランニングコストは帯のこ刃代がほぼすべてです。CB3612DAは従来製品比で約1.2倍の刃寿命を実現しており、年間の刃交換本数がそのまま減ります。
刃の張り具合と周速が適正に保たれる設計になっているため、無理な負荷による刃切れも起こりにくくなっています。

④ 60〜195m/minの無段変速で材質に合わせられる

HiKOKI CB3612DA 60〜195m/minの無段変速で材質に合わせられる

 周速度は60〜195m/minの無段変速。ステンレスなど硬く粘る材料は低速で、一般的な鋼管や電線管は高速で、と材質に合わせて設定できます。
適正な周速を選ぶことは切断スピードだけでなく刃寿命にも大きく影響するため、無段変速は実務上とても重要な機能です。

⑤ ダスタプレートとLEDライト、別売スタンドで定置切断も

HiKOKI CB3612DA ダスタプレートとLEDライト、別売スタンドで定置切断も

 ダスタプレートにより本体内部への切粉侵入を低減し、機械寿命を守ります。LEDライトは切断線を照らし、墨に合わせやすくします。さらに別売スタンドを使えば定置形の切断機として、またコンター作業(曲線切り)にも対応でき、1台で用途を広げられます。

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HiKOKI CB3612DA vs マキタ PB001G 徹底比較

項目HiKOKI CB3612DAマキタ PB001G
電圧マルチボルト36V(18V兼用)40Vmax
最大切断能力(丸)◎ ø120mm◎ ø120mm級
最大切断能力(角)◎ 127×120mm◎ 127×120mm
帯のこ刃寸法1,130×12.5×0.5mm1,140×13×0.5mm
周速度◎ 60〜195m/min○ 48〜192m/min
質量△ 7.2kg◎ 6.7kg
機体寸法500×309×139mm510×231×302mm
帯のこ寿命◎ 従来比約1.2倍○ 標準
定置・コンター対応◎ 別売スタンドで可○ 別売品で対応
電池の共用先HiKOKIマルチボルト全機種マキタ40Vmax全機種

 切断能力はほぼ互角で、CB3612DAは周速上限と刃寿命、PB001Gは0.5kgの軽さという違いになります。刃代のランニングコストを重視するならCB3612DA、一日中構える作業が多く軽さを取るならPB001G。
どちらも完成度が高いため、最終的には手持ちの蓄電池がHiKOKIかマキタかで決めるのが合理的です。

CB3612DAとCB18DBLの違い|大径機と軽量機の使い分け

比較項目CB3612DACB18DBL(S)
最大切断能力(丸)ø120mmø83mm
最大切断能力(角)127×120mm80×80mm
帯のこ周長1,130mm900mm
周速度60〜195m/min80〜195m/min
質量7.2kg3.6kg
本体のみ価格(税別)94,500円58,100円

HiKOKI CB3612DAの口コミ・評判

「100A級の配管が一発で落とせるので、切断の段取りが変わりました。火花が出ないのでプラント内でも気を遣わずに使えます。」

ネット上の評価傾向より(CB3612DA)

「刃が長持ちするのは本当。以前の機種より明らかに交換頻度が減り、年間の刃代が下がりました。周速を材質で変えられるのも大きい。」

ネット上の評価傾向より(CB3612DA)

「7.2kgは重いので、上向きで構え続ける作業はきついです。バイスに固定して切るスタイルなら気になりません。」

ネット上の評価傾向より(CB3612DA)

「ダスタプレートのおかげか、切粉の多い環境で使っても調子が落ちません。ケースが付属するのも持ち運びで助かります。」

ネット上の評価傾向より(CB3612DA)

よくある質問(FAQ)

Q. バンドソーとチップソーカッタはどちらが良いですか?

A. 用途が異なります。バンドソーは火花がほとんど出ず切断音も静かで、大径パイプの一発切断に強い一方、切断速度は薄物ではチップソーカッタに劣ります。逆にチップソーカッタは薄物の量産に強く、切り口も直角に出ます。太物や火気厳禁の環境ならCB3612DA、軽天材や電線管を数多く切るならチップソーカッタという使い分けが定石です。

Q. ステンレス管も切れますか?

A. 切れます。ただしステンレスは粘りが強いため、周速を低め(60〜100m/min程度)に設定し、刃に合った送りで切ることが刃寿命を保つコツです。CB3612DAは60〜195m/minの無段変速なので、材質に応じた設定が可能です。ステンレス用の帯のこ刃を用意するとさらに寿命が伸びます。

Q. 18Vの蓄電池でも使えますか?

A. 使えます。マルチボルト蓄電池は工具側が36V/18Vを自動判別するため、HiKOKIの18V蓄電池でも動作します。ただし大径切断は負荷が大きく、18Vでは切断スピードと1充電あたりのカット数が落ちます。カタログ性能を引き出すにはBSL36A18Xなどのマルチボルト蓄電池を使用してください。

まとめ|HiKOKI CB3612DAは大径切断のコードレス本命

 HiKOKI CB3612DAは、丸パイプø120mm・角パイプ127×120mmという大径切断能力を持つ36Vマルチボルト対応のロータリバンドソーです。
3段ギヤ減速機構による「クラス最速」の切断スピード、従来比約1.2倍の帯のこ寿命、60〜195m/minの無段変速と、大径バンドソーに求められる要素が高い水準で揃っています。
質量7.2kgと軽くはありませんが、火花を出さずに太物を一発で落とせる価値は、プラント・配管・鋼構造の現場で確実に効いてきます。

  • ✅ 丸ø120mm・角127×120mmの大径を一発切断
  • ✅ 3段ギヤ減速機構でクラス最速の切断スピード
  • ✅ 帯のこ寿命が従来比約1.2倍で刃代を削減
  • ✅ 60〜195m/minの無段変速で材質に最適化できる
  • ✅ ø80mm以下が中心なら軽量なCB18DBL(S)も候補

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