HiKOKI(ハイコーキ)CV36DMAは、振動角度4.0°を実現した36Vマルチボルト対応のコードレスマルチツールです。
結論から言えば、STARLOCK MAX対応と業界屈指の振れ角4.0°により「切る速さ」に全振りしたハイエンドモデル。
マキタのTM52D(3.6°)を上回る振れ角で、長尺ブレードを使った厚物の切断まで一気にこなせます。
本記事ではCV36DMAのスペック・特徴・口コミに加え、マキタ TM52Dとの比較まで詳しく解説します。
結論:HiKOKI CV36DMAはこんな方におすすめ
- ✅ マルチツールの切断スピードに不満を持っている方
- ✅ STARLOCK MAXの大型ブレードを使いたい方
- ✅ 厚物の造作切断や開口作業を数多くこなす方
- ✅ ワンタッチでブレードを交換したい方
- ✅ すでにHiKOKIの36Vマルチボルト蓄電池を持っている方
- ✅ 防振構造で手の負担を減らしたい方
- ❌ 軽さを最優先したい方(→1.5kgのCV12DBが軽快)
- ❌ 本体価格をできるだけ抑えたい方(→CV18DAのNNN仕様が安価)
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HiKOKI CV36DMAとは?振れ角4.0°の高速切断マルチツール
CV36DMAは、HiKOKIのマルチボルト蓄電池で駆動するコードレスマルチツールです。マルチツールは先端工具を微細に往復振動させて切る・削る・剥がす工具で、切断スピードは「振動角度(振れ角)」と「振動数」でほぼ決まります。
CV36DMAは振れ角4.0°(両側合計)という業界でも大きい部類の設定で、無負荷振動数は6,000〜20,000min⁻¹の無段階調整。長尺ブレードを振り切れるだけの出力をブラシレスモーターで確保しています。
先端工具の規格はSTARLOCK MAXに対応。STARLOCK系規格の中で最も大型・高負荷のブレードが使えるため、厚い木材や複合材の切断でも刃を選ばずに済みます。
1充電あたりの作業量は厚さ12mmのコンパネのポケット切断で約370カットです。
HiKOKI CV36DMA のスペック・仕様

| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 型番 | CV36DMA |
| 電圧 | マルチボルト36V(18V蓄電池も使用可) |
| モーター | 直流ブラシレスモーター |
| 振動角度(振れ角) | 4.0°(両側合計) |
| 無負荷振動数 | 6,000〜20,000min⁻¹(ダイヤル無段階調整) |
| 先端工具規格 | STARLOCK MAX対応 |
| 機体寸法 / 質量 | 359×130×88mm / 2.0kg(BSL36A18X装着時) |
| 無負荷振動値 | 3.0m/s² |
| 振動3軸合成値 | 研磨時 2.1m/s²/切断時 4.8m/s² |
| 1充電あたりの作業量 | ポケット切断(t12コンパネ)約370カット |
| 蓄電池 / 充電時間 | BSL36A18X(36V-2.5Ah/18V-5.0Ah) 実用約19分・満充電約25分 |
| 希望小売価格 | CV36DMA(XPZ) 77,500円 (NN) 37,500円(いずれも税別) |
HiKOKI CV36DMAの主な特徴・機能
① 振れ角4.0°。マルチツールの切断スピードを塗り替える

CV36DMAの核心が振動角度4.0°(両側合計)です。マルチツールの切断速度は1回の振動で刃が進む距離に比例するため、振れ角が大きいほど速く切れます。一般的な機種の3.2°、上位機の3.6°に対し、4.0°は明確な差。同じブレード・同じ材料でも、切り終わるまでの時間が体感で変わります。
② STARLOCK MAX対応で大型ブレードが使える
先端工具の取付規格はSTARLOCK MAX。STARLOCK系の中で最も高負荷に対応する規格で、刃厚・刃長ともに大きなブレードが装着できます。
厚物の造作材や複合フローリングの開口など、従来なら「マルチツールでは無理」とされていた作業まで守備範囲に入ります。
③ ワンタッチブレード交換とマグネット仮保持

ブレード交換はレバー操作のワンタッチ式。さらに4つのマグネットがブレードを仮保持するため、片手でブレードを添えながらレバーを操作するという煩わしさがありません。
マルチツールは作業中に刃を何度も替える工具なので、この一手間の削減が一日の作業効率に効いてきます。
④ 防振構造で無負荷振動値3.0m/s²

振れ角を大きくすると本体に返る振動も増えますが、CV36DMAは防振構造により無負荷振動値3.0m/s²に抑えています。
振動3軸合成値は研磨時2.1m/s²、切断時4.8m/s²。手のしびれは作業精度と持続時間に直結するため、長時間使う職人ほど効いてくる部分です。
⑤ 細径ハンドルと2灯式LEDライト

ハンドルは細径設計で、握り込んだときに指が余らず力を伝えやすい形状です。マルチツールは刃先を材料に押し当てて位置を保つ工具なので、ハンドルの握りやすさが切断精度に直結します。
2灯式LEDライトは刃先の影を消し、墨線に沿った正確な切断を助けます。
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HiKOKI CV36DMA vs マキタ TM52D 徹底比較
| 項目 | HiKOKI CV36DMA | マキタ TM52D |
|---|---|---|
| 電圧 | マルチボルト36V(18V兼用) | 18V |
| 振動角度(振れ角) | ◎ 4.0° | ○ 3.6° |
| 無負荷振動数 | ◎ 6,000〜20,000min⁻¹ | ○ 10,000〜20,000min⁻¹ |
| 先端工具規格 | ◎ STARLOCK MAX | ◎ スターロックマックス |
| 質量 | △ 2.0kg | ◎ 1.9kg |
| 機体寸法 | 359×130×88mm | 322×95×126mm |
| 無負荷振動値 | △ 3.0m/s² | ◎ 2.5m/s² |
| 低速側の設定幅 | ◎ 6,000min⁻¹から | △ 10,000min⁻¹から |
| 本体価格(税別) | 37,500円(NN)/77,500円(XPZ) | 37,500円(本体のみ) |
| 電池の共用先 | HiKOKIマルチボルト全機種 | マキタ18V全機種 |
切断スピードの源である振れ角ではCV36DMAが4.0°で優位、振動の少なさではTM52Dが2.5m/s²で優位という構図です。
さらにCV36DMAは6,000min⁻¹という低速側の設定幅が広く、樹脂やコーキングの切断など「速すぎると溶ける・荒れる」作業に対応しやすいのも見逃せません。本体のみの価格はどちらも37,500円(税別)と同額なので、速さ重視ならCV36DMA、手の負担軽減ならTM52Dです。
HiKOKI CV36DMAの口コミ・評判
「マルチツールは遅いものだと思っていましたが、4.0°の振れ角は別物です。造作材の切り欠きが体感で倍近く速くなりました。」
ネット上の評価傾向より
「STARLOCK MAXの長い刃が使えるので、深さのある切断で刃を替えずに済みます。マグネットの仮保持も地味に便利。」
ネット上の評価傾向より
「振動は正直それなりにあります。長時間使うと手に来るので、休憩を挟みながら使っています。速さとのトレードオフですね。」
ネット上の評価傾向より
「低速側が6,000min⁻¹まで落とせるのが良い。樹脂やコーキングを切るときに溶かさず切れるので重宝しています。」
ネット上の評価傾向より
よくある質問(FAQ)
Q. STARLOCK MAXとSTARLOCKの違いは何ですか?
A. STARLOCKは先端工具の共通取付規格で、下位からSTARLOCK、STARLOCK PLUS、STARLOCK MAXの3段階があります。上位規格ほど大型・高負荷のブレードが使え、装着できるのは上位規格に対応した本体のみです。CV36DMAはSTARLOCK MAX対応なので、3規格すべてのブレードが使用できます。
Q. 18Vのリチウムイオン電池でも使えますか?
A. 使えます。マルチボルト蓄電池は工具側が36V/18Vを自動判別する方式で、CV36DMAはHiKOKIの18V蓄電池にも対応します。ただし18V蓄電池では出力が下がるため、4.0°の振れ角を活かした高速切断を行うにはマルチボルト蓄電池(BSL36A18X等)の使用をおすすめします。
Q. マルチツールで何ができますか?
A. 壁や床の開口(ポケット切断)、造作材の切り欠き、コーキングや接着剤の剥がし、釘の切断、サンドペーパーによる研磨など、他の工具では届かない場所の作業が得意です。刃を替えるだけで用途が変わるため、リフォームや改修工事では「1台で何役もこなす便利屋」として重宝されます。
まとめ|HiKOKI CV36DMAは切断スピード最優先の一台
HiKOKI CV36DMAは、振動角度4.0°という業界屈指の振れ角と、STARLOCK MAX対応の先端工具規格を備えた36Vマルチボルト対応のコードレスマルチツールです。マキタTM52Dの3.6°を上回る振れ角により、厚物の造作切断や開口作業を明確に速くこなせます。無負荷振動値3.0m/s²とTM52Dの2.5m/s²には及びませんが、6,000min⁻¹まで落とせる低速側の設定幅を含め、切断性能を求める職人にとっては十分に納得できる仕上がりです。
- ✅ 振れ角4.0°でマルチツールの切断スピードを底上げ
- ✅ STARLOCK MAX対応で大型ブレードが使える
- ✅ 6,000〜20,000min⁻¹の広い振動数レンジ
- ✅ ワンタッチ交換+4つのマグネット仮保持
- ✅ 軽さ重視ならCV18DA/CV12DBも検討


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