マキタの40Vmaxパワーソースキットは、40Vmaxバッテリー2本・充電器・ケース(マックパック)をひとまとめにしたセット品です。
2026年9月現在、公式サイトにはXGT1〜XGT10とXGT13〜XGT16の14種類が掲載されていますが、型番から中身が読み取れず「XGT5とXGT6は何が違う?」と迷う方も多いはずです。
この記事では公式価格表をもとに全14キットの中身と価格を一覧化し、バラ買いとの差額を1キットずつ計算しました。
結論:40Vmaxパワーソースキットはこう選ぶ
- ✅ 迷ったらXGT5(BL4040×2本+2口急速充電器DC40RB)
- ✅ インパクト中心で予算重視なら → XGT1(BL4025×2本+DC40RA)
- ✅ ディスクグラインダ・パワーカッタ・チェンソーを使うなら → 高出力バッテリーのXGT8(BL4040F)かXGT6(BL4050F)
- ✅ 50mLクラスのチェンソーMUC030Gを使うなら → BL4080H入りのXGT16
- ✅ 夜間充電なら → 充電器が安いXGT13〜15
- ❌ マルノコ・ハンマドリル目的で高出力キットを選ぶのは割高(標準バッテリーとの差が出にくい)
- ❌ 日中に充電を回す現場で低価格充電器のキットは不向き
キットは充電器で3グループに分かれ、その中でバッテリーが違うだけです。充電器→バッテリーの順に決めれば迷いません。
A-69727 XGT1 (BL4025×2 DC40RA×1)
A-69733 XGT2(BL4040×2 DC40RA×1)
A-74821 XGT7 (BL4040F×2 DC40RA×1)
A-71978 XGT3 (BL4050F×2 DC40RA×1)
A-74843 XGT9 (BL4080F×2 DC40RA×1)
A-71984 XGT4 (BL4025×2 DC40RB×1)
A-71990 XGT5 (BL4040×2 DC40RB×1)
A-74837 XGT8 (BL4040F×2 DC40RB×1)
A-72039 XGT6 (BL4050F×2 DC40RB×1)
A-74859 XGT10 (BL4080F×2 DC40RB×1)
A-00055 XGT16 (BL4080H×2 DC40RB×1)
A-78178 XGT14 (BL4025×2 DC40WB×1)
A-78184 XGT15 (BL4040×2 DC40WB×1)
A-73835 XGT13 (BL4050F×2 DC40WA×1)
パワーソースキットとは?セット内容と型番の見方
パワーソースキットは「同じ型番のバッテリー2本+充電器1台+マックパック1個」の組み合わせです。キットごとに違うのは、バッテリー(6種類)と充電器(4種類)の組み合わせだけです。
注意したいのは、XGTの数字が容量や価格の順番になっていないことです。たとえばXGT13〜XGT15は低価格充電器の仕様で、上位モデルではありません。
なおXGT11・XGT12は現行の公式ラインアップに掲載されていません。
40Vmaxパワーソースキット全14種の中身・価格一覧
| キット | バッテリー×2本 | 充電器 | 標準小売 (税別) | バラ買いとの差額※ |
|---|---|---|---|---|
| XGT1 | BL4025(2.5Ah) | 1口急速DC40RA | 67,500円 | 4,800円安い |
| XGT2 | BL4040(4.0Ah) | 1口急速DC40RA | 76,200円 | 5,700円安い |
| XGT7 | BL4040F(4.0Ah・高出力) | 1口急速DC40RA | 95,200円 | 5,700円安い |
| XGT3 | BL4050F(5.0Ah・高出力) | 1口急速DC40RA | 97,200円 | 5,700円安い |
| XGT9 | BL4080F(8.0Ah・高出力) | 1口急速DC40RA | 143,700円 | 5,800円安い |
| XGT4 | BL4025(2.5Ah) | 2口急速DC40RB | 79,900円 | 10,800円安い |
| XGT5 | BL4040(4.0Ah) | 2口急速DC40RB | 88,400円 | 10,900円安い |
| XGT8 | BL4040F(4.0Ah・高出力) | 2口急速DC40RB | 107,400円 | 10,900円安い |
| XGT6 | BL4050F(5.0Ah・高出力) | 2口急速DC40RB | 109,400円 | 10,900円安い |
| XGT10 | BL4080F(8.0Ah・高出力) | 2口急速DC40RB | 156,000円 | 10,900円安い |
| XGT16 | BL4080H(8.0Ah・高出力★★) | 2口急速DC40RB | 196,200円 | 4,100円安い |
| XGT14 | BL4025(2.5Ah) | 1口DC40WB | 62,500円 | 2,200円安い |
| XGT15 | BL4040(4.0Ah) | 1口DC40WB | 71,200円 | 2,100円安い |
| XGT13 | BL4050F(5.0Ah・高出力) | 2口DC40WA | 95,400円 | 4,200円安い |
急速充電器(DC40RA/DC40RB)の実用充電はBL4025が約19分、4.0Ahが約31分、BL4050Fが約38分、8.0Ahが約60分。低価格充電器(DC40WA/DC40WB)では同じBL4040で約165分と5倍以上かかります。2本同時に充電できるのはDC40RBとDC40WAです。
バラ買いより本当に安い?全キットの差額からわかること
上の表のとおり、ケースまで含めて比べれば全14キットがバラ買いより安くなります。とくに2口急速充電器DC40RB(単品35,900円)が入るXGT4・5・6・8・10は10,800〜10,900円安く、割引額が最も大きいグループです。
ただしケースが不要なら話は別で、ケース代を除くとXGT13〜XGT16はバッテリー2本+充電器の単品合計より1,800〜1,900円高くなります。
40Vmaxパワーソースキットの選び方5つのポイント
① 最初に決めるのは充電器(1口急速・2口急速・低価格)

日中に充電しながら2本を回すなら2口急速のDC40RBが最適で、USB端子(2.4A)も付いています。1口のDC40RAは2本とも空にすると待ち時間が倍に。夜にまとめて充電するならDC40WA/DC40WBでも困りません。
② 容量は作業時間、最大出力は重負荷でのねばり
BL4040とBL4040Fは同じ4.0Ah・同じ充電時間で、違いは最大出力の1.5kWクラスと2.1kWクラスだけ。XGT5とXGT8の価格差19,000円は、この出力差の値段です。
③ 高出力バッテリーのキットが生きる工具は限られる
マキタ公式が高出力バッテリーで「特に圧倒的なパワーを発揮」すると名指ししているのは、パワーカッタCE001G/CE002G、ディスクグラインダGA052Gシリーズ、チェンソーMUC030G・MUC027Gなどです。
165mmマルノコHS001Gや28mmハンマドリルHR001Gは標準バッテリーでも◎(推奨)で、1充電作業量の基準もBL4025です。
④ XGT16はMUC030Gのためのキット
XGT16のBL4080H(3.8kWクラス)は、50mLクラスのチェンソーMUC030Gで唯一◎(推奨)のバッテリーで、公式の1充電作業量もBL4080H装着時の数値です。
ほかの工具が中心ならXGT10やXGT6で十分です。
⑤ ケースはキットによってタイプ1〜3
付属のマックパックはXGT1・14・15がタイプ1、XGT2・3・7・9がタイプ2、2口充電器のキットはタイプ3です。
積み重ねて連結できるので、工具ケースをマックパックで揃えている方には価値があります。
A-69727 XGT1 (BL4025×2 DC40RA×1)
A-69733 XGT2(BL4040×2 DC40RA×1)
A-74821 XGT7 (BL4040F×2 DC40RA×1)
A-71978 XGT3 (BL4050F×2 DC40RA×1)
A-74843 XGT9 (BL4080F×2 DC40RA×1)
A-71984 XGT4 (BL4025×2 DC40RB×1)
A-71990 XGT5 (BL4040×2 DC40RB×1)
A-74837 XGT8 (BL4040F×2 DC40RB×1)
A-72039 XGT6 (BL4050F×2 DC40RB×1)
A-74859 XGT10 (BL4080F×2 DC40RB×1)
A-00055 XGT16 (BL4080H×2 DC40RB×1)
A-78178 XGT14 (BL4025×2 DC40WB×1)
A-78184 XGT15 (BL4040×2 DC40WB×1)
A-73835 XGT13 (BL4050F×2 DC40WA×1)
マキタ XGT5 vs HiKOKI マルチボルト 同等構成で比較
HiKOKIで近い構成を単品で揃えた場合と比べます。
| 比較項目 | マキタ XGT5 | HiKOKI 単品で揃えた場合 |
|---|---|---|
| バッテリー | BL4040 (40Vmax・4.0Ah)×2本 | BSL36B18X (36V時4.0Ah/18V時8.0Ah)×2本 |
| 充電器 | ◎ DC40RB:2本同時・急速 | ○ UC18YDML:2ポート・順次充電 |
| 2本の充電時間 | ◎ 実用約31分・フル約45分 | △ 1本約40分×2本=約80分 |
| ケース | ◎ マックパックタイプ3付き | △ 別途購入 |
| 18V機との共用 | △ 不可(ADP10で充電のみ可) | ◎ 18V機にそのまま装着可 |
| 標準価格(税別) | 88,400円 | 83,300円(ケース別) |
価格はHiKOKIが5,100円安いものの、ケース代を足せば差はほぼなくなります。2本同時の急速充電はマキタ、18V機との電池共用はHiKOKIの強みです。
ネット上の評判・口コミの傾向
良い評判
- 充電が速い:2本を同時に充電しても40分ほどで終わり、充電状況も見やすいという声
- 作業時間が伸びた:草刈機・ブロワ・保冷庫などで長く使えることへの満足度が高い
- セットで得:バッテリー・充電器・ケースをまとめて揃えられる点が評価されている
気になる評判
- 5.0Ahは大きく重い:インパクトなど手持ち工具には重く、据え置きや長時間運転の機械向きという意見
- ケースのロックが硬い:頑丈で収納力はあるが、留め具の開け閉めがしにくいという声
- 推奨バッテリーの確認不足:使う工具の推奨が2.5Ah・4.0Ahだったと購入後に気づいた例もある
評判からも、高出力・大容量のキットは使う工具を決めてから選ぶのが失敗しないコツだとわかります。
40Vmaxパワーソースキットのよくある質問
Q. パワーソースキットXGT11・XGT12はありますか?
A. 2026年9月時点のマキタ公式サイトの40Vmaxパワーソースキット一覧には、XGT11とXGT12は掲載されていません。現行品はXGT1〜XGT10とXGT13〜XGT16の14種類です。
Q. キットの充電器で18Vバッテリーは充電できますか?
A. 急速充電器DC40RA・DC40RBなら、別売の充電器用互換アダプタADP10を付ければ18V・14.4Vバッテリーも充電できます(ライトバッテリを除く)。BL1860Bなら実用約27分です。DC40WAは公式に非対応と明記され、DC40WBも充電時間表に18Vバッテリーの記載がありません。
まとめ:40Vmaxパワーソースキットは「充電器→バッテリー」の順で選ぶ
- ✅ 現行はXGT1〜XGT10・XGT13〜XGT16の14種類
- ✅ ケース込みで比べると全キットがバラ買いより安く、2口急速充電器のキットは約1万円お得
- ✅ 迷ったらXGT5、高負荷工具ならXGT8/XGT6、MUC030GならXGT16
- ✅ 低価格充電器のXGT13〜15は夜間充電向き
A-69727 XGT1 (BL4025×2 DC40RA×1)
A-69733 XGT2(BL4040×2 DC40RA×1)
A-74821 XGT7 (BL4040F×2 DC40RA×1)
A-71978 XGT3 (BL4050F×2 DC40RA×1)
A-74843 XGT9 (BL4080F×2 DC40RA×1)
A-71984 XGT4 (BL4025×2 DC40RB×1)
A-71990 XGT5 (BL4040×2 DC40RB×1)
A-74837 XGT8 (BL4040F×2 DC40RB×1)
A-72039 XGT6 (BL4050F×2 DC40RB×1)
A-74859 XGT10 (BL4080F×2 DC40RB×1)
A-00055 XGT16 (BL4080H×2 DC40RB×1)
A-78178 XGT14 (BL4025×2 DC40WB×1)
A-78184 XGT15 (BL4040×2 DC40WB×1)
A-73835 XGT13 (BL4050F×2 DC40WA×1)

コメント