LA-S803DG・LA-502DG・LA-C81DG比較|MAX墨出器

マックス LA-S803DG・LA-502DG・LA-C81DG MAX
画像出典:マックス公式サイト
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 マックスのグリーンレーザ墨出器から、電子整準のフルライン機LA-S803DG、矩十字のLA-502DG、コーンプリズム搭載のフルライン機LA-C81DGの3機種を比べました。3機種とも見やすいダイレクトグリーンで、リチウムイオン電池(JP-LA734B)を使う点は共通です。
 違いは整準方式・照射ライン・明るさ・重さ・価格。マックス公式の仕様をもとに、どんな現場にどの機種が合うのかをわかりやすく解説します。

結論:3機種はこう選ぶ

✅ LA-S803DG:振動の多い現場や屋外で、高輝度のフルラインを使いたい方
✅ LA-502DG:矩十字(大矩+水平)で十分、価格を抑えて高輝度機がほしい方
✅ LA-C81DG:軽さと低価格重視、壁際9mm・床から50mmの墨出しをしたい方
❌ 片手で持てる小型・乾電池式がほしい方(→LA-P211DG)

 精度は、LA-S803DGとLA-502DGが±1.0mm/10m、LA-C81DGが±1.0mm/5mです。広い現場や長い距離で精度を求めるなら上位2機種、内装中心ならLA-C81DGでも対応できます。

MAX LA-S803DG(電子整準・フルライン)

MAX LA-502DG(ジンバル・矩十字)

MAX LA-C81DG(ジンバル・フルライン)

▼動画でも解説しています(約8分)

3機種のスペック比較表

項目LA-S803DGLA-502DGLA-C81DG
整準方式電子整準ジンバルジンバル
照射フルライン矩十字フルライン
出力6〜9mW6〜9mW1.5〜3mW
ライン精度±1.0mm/10m±1.0mm/10m±1.0mm/5m
使用時間(高輝度)約7時間約10時間約6時間
質量1.5kg1.3kg0.9kg
高さ×幅210×144mm205×144mm150×120mm
希望小売価格(税別)214,000円105,000円60,000円

 3機種とも波長520nmのグリーンライン(LA-S803DGとLA-502DGの地墨ポイントは650nm)で、クラス2M、自動補正範囲は±3°、防塵・防滴はIP54相当、使用距離は10m(受光器LA-D5GNV使用時25m)です。電源はリチウムイオン電池のほか、付属のACアダプタや別売の電池ボックス(単3電池5本)も使えます。

3機種に共通する機能

 3機種ともグリーンレーザダイオードを直接使うダイレクトグリーンで、低温・高温でも出力が安定し、赤(635nm)より明るく見えるのが特長です。
 受光器LA-D5GNVに対応する受光モードを備え、付属品にはリチウムイオン電池・ACアダプタ・キャリングケース・キャリングベルトが含まれます。

LA-S803DG:電子整準の高輝度フルライン

LA-502DG LA-S803DG:電子整準の高輝度フルライン

 LA-S803DGは、傾斜センサーとモータで水平を出す電子整準タイプです。振り子式(ジンバル)より振動に強く、長押しで切り替える「制振モード」なら小さな揺れのたびに再整準することも減らせます。重機や人の往来がある現場、風のある屋外で使いやすいのが最大の強みです。
 ライン固定モードでは本体を傾けたまま斜めのラインを出せ、固定したラインは±3°の範囲で微調整できます。壁際57mmまで寄せられ、幅110mmの基礎にも設置可能。電源OFF時のライン本数とモードを記憶するメモリ機能も付いています。

LA-S803DGを壁際に寄せて墨出しする様子
画像出典:マックス公式サイト

LA-502DG:矩十字×高輝度のコスパ機

マックス LA-502DG 矩十字グリーンレーザ墨出器
画像出典:マックス公式サイト

 LA-502DGは、垂直・水平ラインと鉛直点、大矩(直角)を出す矩十字タイプのジンバル式です。出力はLA-S803DGと同じ6〜9mWで、精度も±1.0mm/10m。それでいて価格は約半分の105,000円(税別)に抑えられています。
 リチウムイオン電池の使用時間は高輝度で約10時間、受光で約15時間、細線(省エネ)で約18時間と3機種の中で最長。明るさは3モードから選べ、ライン固定モード(±3°微調整)にも対応します。天井一周のフルラインまでは不要という内装・設備の現場にちょうどいい1台です。

LA-502DGの矩十字の照射ライン
画像出典:マックス公式サイト

LA-C81DG:軽量0.9kgのフルライン機

マックス LA-C81DG フルライングリーンレーザ墨出器
画像出典:マックス公式サイト

 LA-C81DGは、コーンプリズムで垂直・水平とも360°のフルラインを出すジンバル式です。質量は0.9kgと3機種で最も軽く、価格も60,000円(税別)と手ごろ。出力は1.5〜3mWで、明るさは10段階から選べます。
 壁際9mmから墨出しができ、ドア枠のチリ(段差)も確認しやすい設計。付属のマグネット壁掛けで本体を壁に取り付ければ高所のレベル出しに、床から50mmの低い位置へのライン照射にも対応します。使用時間は最大輝度で約6時間、最小輝度なら約30時間です。

LA-C81DGで壁際から墨出しする様子
画像出典:マックス公式サイト

MAX LA-S803DG(電子整準・フルライン)

MAX LA-502DG(ジンバル・矩十字)

MAX LA-C81DG(ジンバル・フルライン)

用途別のおすすめ

現場・用途おすすめ理由
鉄骨・RCの新築、重機の振動がある現場LA-S803DG電子整準と制振モード
屋外の基礎・丁張りLA-S803DG/LA-502DG高輝度6〜9mW+受光器25m
内装・設備の墨出し(大矩と水平)LA-502DG矩十字・使用時間が最長
天井一周の墨・リフォームLA-C81DG360°フルラインで軽量
ドア枠・幅木まわりLA-C81DG壁際9mm・床から50mm

 同じ「フルライン」でも、LA-S803DGは高輝度と振動への強さ、LA-C81DGは軽さと壁際・低位置への強さで性格が違います。持ち運ぶ頻度が高い職人さんほど、0.9kgのLA-C81DGの軽さが効いてきます。

セット品番と価格(三脚・受光器付き)

機種本体-T(三脚付)-D(受光器付)-DT(両方付)
LA-S803DG214,000円221,700円250,800円256,600円
LA-502DG105,000円112,700円141,800円147,600円
LA-C81DG60,000円67,700円96,800円102,600円

 価格はいずれも標準希望小売価格(税別)です。三脚はLA-T183、受光器はLA-D5GNVがセットになります。屋外や明るい現場で使うなら、最初から受光器付きの-Dセットを選ぶと割安です。

マックス vs マキタ グリーンレーザ墨出し器 徹底比較

項目マックス
LA-502DG
マキタ
SK20GD
マックス
LA-S803DG
マキタ
SK314GDZ
照射矩十字おおがね・ろくフルラインおおがね・通り芯・ろく
制動方式ジンバルジンバル電子整準ジンバル
ライン精度±1.0mm/10m±1mm/10m±1.0mm/10m±1mm/10m
電源専用リチウム10.8Vスライド専用リチウム10.8Vスライド
質量1.3kg1.4kg1.5kg1.9kg
価格(税別)105,000円105,800円214,000円238,400円

 LA-502DGとマキタSK20GDは価格もほぼ同じで、大矩+水平という構成も近いライバルです。マキタは10.8Vのスライド式バッテリを他の工具と共用でき、受光器が標準付属なのが強み。LA-S803DGは電子整準による振動への強さが、SK314GDZはスマホアプリ操作と自動追尾受光器が持ち味です。マキタ機の詳細はSK10GD・SK20GD・SK40GDの解説とSK507GDZN・SK314GDZNの比較をご覧ください。

よくある質問(FAQ)

Q. 電子整準とジンバル式の違いは?

A. ジンバル式は振り子とマグネットダンパーで水平を出し、電子整準はセンサーとモータで制御します。電子整準は振動に強く、揺れの多い現場向きです。

Q. 3機種のバッテリは共通ですか?

A. 3機種ともリチウムイオン電池JP-LA734B(別売価格12,650円・税別)を使います。予備を1個用意すれば機種をまたいで使い回せます。

Q. 乾電池でも使えますか?

A. 別売の電池ボックス(4,030円・税別)を使えば単3形のアルカリ乾電池またはニッケル水素充電池5本で動きます。

まとめ

✅ 振動に強い電子整準・高輝度フルラインならLA-S803DG(214,000円)
✅ 高輝度・高精度を約半額で手に入れるならLA-502DG(105,000円)
✅ 軽さ0.9kgと壁際9mm・低位置照射ならLA-C81DG(60,000円)
✅ 3機種ともダイレクトグリーン・IP54相当・バッテリ共通

 現場の揺れ・必要なライン・予算の3点を決めれば、3機種のどれが合うかははっきりします。小型の乾電池式がほしい方はLA-P211DGも比べてみてください。

MAX LA-S803DG(電子整準・フルライン)

MAX LA-502DG(ジンバル・矩十字)

MAX LA-C81DG(ジンバル・フルライン)

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