マキタTW001Gは、40Vmaxシリーズの充電式インパクトレンチで、最大締付けトルク1,350N・m・最大緩めトルク2,050N・mを誇るマキタ最強モデルです。
角ドライブは高耐久の19mmで、普通ボルトM12〜M36・高力ボルトM10〜M27の締付けに対応。
鉄骨・橋梁・プラント・建機整備など、これまでエア工具や大型AC機に頼っていた高トルク領域の作業をコードレス化できます。
本記事ではTW001Gの特徴・スペック・口コミ、HiKOKI WR36DAとの比較まで詳しく解説します。
目次
結論:TW001Gはこんな方におすすめ
- ✅ M24〜M36クラスの大径ボルトを扱う鉄骨・橋梁・プラント・重機整備の方
- ✅ 錆び付いたボルトの取り外しが多く、緩めトルク重視の方(2,050N・m)
- ✅ エアコンプレッサやコードリールの段取りをなくしたい方
- ✅ 40Vmaxバッテリーをすでに保有しているマキタユーザー
- ❌ M12〜M20中心の軽作業の方(オーバースペック。TW004GやTW007Gで十分)
- ❌ HiKOKIマルチボルト資産がある方(WR36DFが候補)
40Vmax TW001GRDX セット品
40Vmax TW001GZ 本体のみ
TW001Gのスペック・仕様
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 型番 | TW001G |
| 電源 | 直流36V(40Vmax) |
| 最大締付けトルク | 1,350N・m(3秒締付け時・M30ボルト) |
| 最大緩めトルク | 2,050N・m |
| 角ドライブ | 19mm(ピン式ソケット専用) |
| 締付け能力 | 普通ボルト M12〜M36 高力ボルト M10〜M27 |
| 回転数 | 最速0〜1,800/強0〜1,400/中0〜1,100/弱0〜950回転/分 |
| 打撃数 | 最速0〜2,300/強0〜2,200/中0〜2,100/弱0〜1,900回/分 |
| 1充電作業量(目安) | 高力ボルトM24(F10T)約250本 M27(F10T)約160本 |
| 本機寸法 | 長さ217×幅94×高さ297mm |
| 質量 | 3.8kg(バッテリ含む) |
| 防じん・防水 | IP56+APT(本体・バッテリとも) |
| LEDライト | 2灯×2(本体+バッテリ上部) |
TW001Gの主な特徴・機能
① クラス最強の締付け1,350N・m・緩め2,050N・m

40Vmaxバッテリーとハイパワーブラシレスモータの組み合わせにより、充電式インパクトレンチとしてクラス最強の最大締付けトルク1,350N・mを実現。
さらに最大緩めトルクは2,050N・mに達し、錆び付いて固着したボルト・ナットの取り外しにも強力に対応します。
② 3つの作業モード+打撃力4段切替で多彩な作業に対応

TW001Gは作業効率を高める3つのモードを搭載しています。正逆転オートストップモードは打撃後約0.5秒・約1秒などで自動停止し、連続した仮締めや、緩め作業時のナット脱落防止に便利(締付け・緩め各3段階切替)。
スイッチ全速モードはトリガを少し引くだけで設定打撃力の最大回転数まで一気に立ち上がり、連続作業の効率とスイッチ操作の疲労を改善します。
さらに打撃力4段切替(最速・強・中・弱)で、対象ボルトに応じたパワー選択が可能です。
また定回転制御により、バッテリ残容量に左右されにくい安定した締付けができる点も、トルク管理が重要な現場では大きなメリットです。
③ 防じん・防水保護等級IP56|バッテリーも保護

本体・バッテリともに防じん・防水保護等級IP56に対応し、マキタ独自の防滴防じん構造「APT」も採用。
粉じんの多い解体現場や雨天の屋外作業でも安心して使用できます(※故障しないことを保証するものではありません)。
過酷な環境で使われることの多い高トルク機だからこそ、この耐環境性能は重要なポイントです。
④ 18V機より12mm短いコンパクトボディ+見やすいWライト

1,350N・mの高トルク機ながら全長217mmと、同社18V機(TW1001D)より12mm短いコンパクト設計。狭所での取り回しに優れます。
LEDライトは本体側2灯に加えバッテリ上部にも2灯を配置した計4灯構成で、大径ソケット使用時でも手元の影ができにくく、回転前点灯+残照機能付きで暗所作業も快適です。
ソケットの保持はCスプリング式。ピンを挿す前にソケットを仮保持できるため、高所でのソケット交換時の落下リスクを減らせます。
40Vmax TW001GRDX セット品
40Vmax TW001GZ 本体のみ
TW001G vs HiKOKI WR36DF 徹底比較
高トルク充電式インパクトレンチのライバルは、HiKOKIマルチボルトのWR36DF(締付け1,400N・m)です。両機種を比較します。
| 項目 | マキタ TW001G | HiKOKI WR36DF |
|---|---|---|
| 電源 | 40Vmax(36V) | マルチボルト(36V) |
| 最大締付けトルク | 1,350N・m | 1,400N・m |
| 角ドライブ | 19mm | 19mm |
| 締付け能力 | 普通M12〜M36 高力M10〜M27 | 普通M12〜M36 高力M10〜M27 |
| 質量 | 3.8kg | 3.9kg |
| 防じん・防水 | IP56 | IP56 |
最新のWR36DFはカタログ値で締付け1,400N・mとTW001Gをわずかに上回り、適用ボルト径は両者同等です。
一方TW001Gは0.1kg軽く、本体のみ51,900円(税別)と単体導入しやすいのが強み。
実作業での能力差は小さいため、保有バッテリーのプラットフォーム(マキタ40VmaxかHiKOKIマルチボルトか)で選ぶのが最も合理的です。
TW001Gの口コミ・評判
「橋梁の点検補修で使用。エアが引けない高所でもM30が普通に締まる。緩めトルクが強いので固着したナットも一発でした。」(橋梁工事・40代男性)
「建機の整備で活躍しています。コンプレッサを回さなくてよくなったので、出張整備の荷物が一気に減りました。」(重機整備士・30代男性)
「オートストップモードが想像以上に便利。緩め側に設定しておくとナットが落ちる前に止まってくれるので、高所作業で重宝しています。」(鉄骨工・40代男性)
「パワーは文句なし。ただ3.8kgあるので一日中振り回すと腕に来ます。M20以下が中心の人は下のクラスでいいと思います。」(設備工・50代男性)
よくある質問(FAQ)
Q. ソケットは付属していますか?
A. ソケットは別売です。角ドライブ19mmのピン式ソケットを使用し、必ずピンを挿し込みOリングを取り付けてください。ピン式以外のソケットは使用できません。
まとめ
マキタTW001Gは、締付け1,350N・m・緩め2,050N・mと、エア・AC工具に頼っていた大径ボルト作業を完全コードレス化できる40Vmaxインパクトレンチです。
IP56の耐環境性能、4灯LED、オートストップなど現場目線の機能も充実しており、鉄骨・橋梁・プラント・重機整備のプロに自信を持っておすすめできる一台です。
競合のHiKOKI WR36DAとはバッテリープラットフォームと適用ボルト径で選び分けを。よりコンパクトなクラスが必要な方は、TW007G(650N・m)・TW004G(320N・m)との比較記事も参考にしてください。
40Vmax TW001GRDX セット品
40Vmax TW001GZ 本体のみ


コメント