MAX(マックス)の「HA-50F3(D)」は、4MAフロアステープルを最大50mmまで打てる高圧フロアネイラです。全高263mmのコンパクトな本体で、遮音マット付きのフロア材にもしっかり打ち込めるパワーを持っています。
この記事では、HA-50F3(D)のスペック・特徴・価格を公式情報で整理し、ライバルのHiKOKI N5004HMFとの違いまで比較します。
結論:HA-50F3(D)はこんな人におすすめ
HA-50F3(D)は、防音フロア(遮音マット付き)の施工が多く、壁際の「張り仕舞い」で取り回しの良さを求めるフローリング職人に向いています。
- 遮音マット+フロア材の重ね張りで50mmステープルを使う人
- 壁際・狭い場所での打ち込みが多い人
- ステープルの曲がり(座屈)による打ち直しを減らしたい人
- MAXの4MAステープルと高圧コンプレッサを使っている人
手元で空気圧を調整したい人や、少しでも軽い機種がほしい人は、後半で比較するHiKOKI N5004HMFも候補になります。
MAX HA-50F3(D)
HiKOKI N5004HMF
MAX HA-50F3(D)とは?
HA-50F3(D)は、フローリング材の実(さね)にステープルを斜めに打ち込んで固定する、高圧専用のフロアネイラです。使うのは4mm幅の4MAフロアステープルで、足長25〜50mmの6サイズに対応します。
従来機より全高を19mm下げたことが大きな改良点で、壁際の最後の1枚を張る「仕舞い」でも本体が壁に当たりにくくなりました。同シリーズで38mmまでのHA-38F4(D)との違いは、50mmステープルが使えるかどうかです。
HA-50F3(D)のスペック一覧
| 項目 | HA-50F3(D) |
| 標準希望小売価格 | 90,600円(税込99,660円) |
| 寸法(H×W×L) | 263×77×280mm |
| 質量 | 1.6kg |
| ステープル装填数 | 84本(1連) |
| 使用ステープル | 4MAフロア 足長25・28・32・38・45・50mm |
| 使用空気圧 | 1.2〜2.3MPa |
| 使用ホース | 内径5mm以上・長さ30m以内 |
| 安全装置 | メカニカル方式・トリガロック |
| 付属品 | 保護メガネ・油さし・平打ちアタッチメント キャリングケース・六角棒スパナ4mm |
※MAX公式製品ページより(2026年10月確認)。
HA-50F3(D)の主な特徴
① クラス最短の全高263mm

全高は263mmで、従来機より19mm低くなっています。壁際の狭いすき間でも本体が当たりにくく、張り仕舞いの作業がスムーズです。
② 遮音マット付きフロアにも50mmで打ち込めるパワー

小型化しても打ち込む力は十分で、フロア材・遮音マット・構造用合板を重ねた防音フロアでも50mmステープルをしっかり効かせられます。マンションのリフォームなど防音仕様の現場で頼れる1台です。
③ 片手で風量を変えられるエアダスタ

先端のエアダスタは、ボタンの押し込み具合で風量を調整できます。強く吹いてごみを飛ばすことも、弱く吹いてほこりを舞い上げないこともでき、床を掃除しながら作業を進められます。
④ インサイドガイドでステープルが曲がりにくい

ステープルの足先がすぼまったり、くの字に曲がったりする「座屈」を、インサイドガイドが抑えます。まっすぐ打ち込めるので引き抜き強度が落ちにくく、フロアの張り直しも減らせます。
⑤ 空打ち防止・黄色プッシャ・先端全開でメンテナンスも楽


ステープルが残り0本になると空打ちを防ぐ機構が働き、黄色のプッシャで残量もひと目で分かります。打ち込み深さはアジャスタダイヤルで調整でき、ボルトを外せば先端を全開にして詰まったステープルを取り除けます。
MAX HA-50F3(D)
HiKOKI N5004HMF
MAX HA-50F3(D) vs HiKOKI N5004HMF 徹底比較
HA-50F3(D)と同じ「4mm幅・50mmステープル対応の高圧フロア用」として比べられるのが、HiKOKIのN5004HMFです。
| 項目 | MAX HA-50F3(D) | HiKOKI N5004HMF |
| 価格(税別) | 90,600円 | 79,500円 ◎ |
| 質量 | 1.6kg | 1.4kg ◎ |
| 全高 | 263mm | 271mm |
| 装填数 | 84本(1連) | 115本(1連+40本)◎ |
| ステープル長さ | 25〜50mm | 25〜50mm |
| 使用空気圧 | 1.2〜2.3MPa ◎ | 1.76〜2.26MPa |
| エアダスタ | ○(風量調整) | ○ |
| 手元の調圧器 | × | ○ |
| 独自機能 | インサイドガイド | 単発・連続切替/壁際3mmまで隅打ち |
※HiKOKIはHiKOKI公式製品ページより(2026年10月確認)。
MAX HA-50F3(D)が優れている点
全高が低く、壁際での取り回しで有利です。使用空気圧の下限が1.2MPaと低めで、インサイドガイドによる仕上がりの安定感も強みです。
HiKOKI N5004HMFが優れている点
200g軽く、装填数が多いので補充の回数が減ります。手元の調圧器とダイヤル式の深さ調整を組み合わせられ、壁際3mmまで隅打ちできるのも便利です。価格も1万円ほど安くなっています。
詳しくはHiKOKI N5004HMFの解説記事もあわせてご覧ください。
HA-50F3(D)を使いこなすポイント
ステープルの長さはフロア構成で決める
ステープルの長さは「フロア材+遮音マット+下地」の厚みで決まります。遮音マット付きの重ね張りでは長めの45〜50mm、合板の上に直接張る一般的なフロアでは短めのサイズが基本です。必ずフロア材メーカーの施工要領を確認しましょう。
空気圧と打ち込み深さはセットで調整
硬い樹種や厚いフロアでは空気圧を高めに、柔らかい材では下げて、アジャスタダイヤルで頭の沈み具合を合わせます。試し打ちをしてから本番に入ると、浮きや打ち込みすぎを防げます。
HA-50F3(D)の口コミ・評判で注目されるポイント
※個人の感想の引用ではなく、仕様から想定される評価のポイントをまとめています。
- 全高が低く、壁際の仕舞い作業で本体が当たりにくい
- 遮音マット付きの防音フロアでも50mmがしっかり効く
- エアダスタの風量を片手で変えられ、清掃しながら作業できる
- 価格はHiKOKI N5004HMFより高く、装填数も少なめ
よくある質問(FAQ)
Q. HA-50F3(D)とHA-38F4(D)の違いは?
最大のちがいは使えるステープルの長さです。50mmまで打てるのがHA-50F3(D)で、遮音マット付きの防音フロアには50mm対応機が必要になる場面が多くなります。
Q. 常圧のコンプレッサでも使えますか?
使えません。使用空気圧は1.2〜2.3MPaの高圧専用です。高圧取出口のあるコンプレッサと高圧ホースを用意してください。
Q. 使えるステープルは?
4mm幅の4MAフロアステープル(足長25〜50mm)です。フロア材メーカーが指定するステープルの幅と長さを確認してから選びましょう。
まとめ
MAX HA-50F3(D)は、全高263mmの小さな本体に、遮音マット付きフロアにも負けないパワーと、風量調整エアダスタ・インサイドガイドなどの実用機能を詰め込んだ高圧フロアネイラです。
壁際の取り回しと仕上がりの安定感を重視するならHA-50F3(D)、軽さ・装填数・価格を重視するならHiKOKI N5004HMFが候補です。現場の床仕様に合わせて選んでください。
MAX HA-50F3(D)
HiKOKI N5004HMF


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