HiKOKI(ハイコーキ)のNP55HMは、0.6mm径のピン釘(15〜55mm)を打ち込む高圧ピン釘打機です。
55mmという長尺ピン釘により、巾木・廻り縁だけでなく石こうボード2枚重ねなど厚みのある内装材の固定にも対応。
透明マガジン・ダイヤル式深さ調整など使いやすい機能が充実しています。
「NP55HMの特徴は?」「NP35Hとどちらがよいか?」「MAXとの比較は?」という疑問に詳しく解説します。
目次
結論:NP55HMはこんな方におすすめ
- 厚みのある巾木・廻り縁・石こうボード2枚重ねを固定する職人の方
- 55mmまでの長尺ピン釘でしっかり固定したい方
- 透明マガジンで釘残量を常に把握したい方
- ダイヤル式深さ調整で細かな打込み管理をしたい方
HiKOKI NP55HM
MAX HA-50P4(D)
HiKOKI NP55HMとは?概要
HiKOKI NP55HMは、0.6mm径×15〜55mmのピン釘(ピンネイル)に対応した高圧ピン釘打機(ピンタッカ)です
。NP35H(最大35mm)と比べ、55mmの長尺ピン釘に対応しているため、厚みのある内装材や石こうボード2枚重ねの固定にも使えます。
0.6mm径の細いピン釘を使うため、打込み後の釘跡が非常に小さくパテ補修がほぼ不要。
精密な内装仕上げ作業で高い施工品質を実現します。
HiKOKI NP55HMの主な特徴
①55mm長尺ピン釘で厚い部材もしっかり固定

NP55HMは最大55mmのピン釘に対応しており、厚みのある巾木や廻り縁、石こうボード2枚重ねなど厚手の部材への固定も確実に行えます。
NP35H(最大35mm)では対応できない厚手部材への施工ニーズに応えます。
②透明マガジンで釘残量を一目確認
マガジン部分が透明なケースで覆われており、釘の残量を目視で確認できます。
作業中に釘がなくなってからの補充になりがちな状況を防ぎ、事前に補充タイミングを把握して効率よく施工できます。
③ダイヤル式打込み深さ調整
ダイヤルを回すだけで打込み深さを簡単に調整できます。
薄い仕上げ材から厚手の部材まで、釘の打込み深さを適切に管理することで、打込み過ぎや不足を防ぎ、安定した施工品質を保てます。
④後方排気・360°回転調整
後方排気を採用しており、排気方向を360°回転調整できます。
壁際での作業でも、排気が作業者や仕上げ材に当たらない向きに調整でき、快適に作業できます。
⑤空打防止機構で相手材を保護
釘残量が5〜7本になると自動的に空打防止機構が働き、空打ちによる仕上げ材へのキズ付きを防ぎます。
精密な仕上げ作業での品質維持に大きく貢献します。
⑥スッキリした先端部で打込み位置が見やすい

先端部をコンパクトにまとめたスリムなデザインにより、打込み位置が見やすくなっています。精確な位置への打込みが求められる仕上げ作業での作業精度が向上します。
HiKOKI NP55HM
MAX HA-50P4(D)
HiKOKI NP55HMの仕様・スペック
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 機種名 | NP55HM |
| 使用釘(ピンネイル) | 0.6mm径 × 15〜55mm |
| 排気方向 | 後方排気(360°回転調整) |
| 打込み深さ調整 | ダイヤル式 |
| 空打防止機構 | あり(残り5〜7本で作動) |
| マガジン | 透明マガジン(残量確認可) |
| 用途 | 厚手巾木・廻り縁・石こうボード2枚重ね・内装仕上げ |
NP55HMとNP35Hの違い
| 比較項目 | NP55HM | NP35H |
|---|---|---|
| 釘の最大長さ | 55mm | 35mm |
| 対応部材の厚さ | 厚手部材・石こうボード2枚重ね | 薄手〜標準の仕上げ材 |
| 透明マガジン | あり | 釘残量確認窓あり |
| 打込み深さ調整 | ダイヤル式 | 調圧器調整 |
| 後方排気360°回転 | あり | なし |
薄手〜標準的な仕上げ材(35mm以内)ならNP35H、厚みのある巾木・廻り縁や石こうボード2枚重ねにはNP55HMが適しています。
MAXの同等機種との比較
同クラスの競合機種としてMAX HA-50P4(D)が比較対象として挙げられます。
| 比較項目 | MAX HA-50P4(D) | HiKOKI NP55HM |
|---|---|---|
| 最大ピン長さ | 50 mm | 55 mm |
| 質量 | 1.2 kg | 1.2 kg |
| 本体全高 | 209 mm | 228 mm |
| 装填数 | 100本(最大130本) | 100本(1連) |
| 使用空気圧 | 1.2〜2.3 MPa | 0.98〜2.26 MPa |
| コンタクトトップ | 溝打ち・平打ち用(2種付属) | スマートプッシュ機構 |
| エアダスタ | ○(風量調整) | ○ |
HiKOKI NP55HMが優れている点
使用空気圧の下限が0.98MPaと低く、超小型コンプレッサーでも使用可能
最大ピン長55mm対応で、厚い幅木や石こうボード2枚重ねにも対応
MAXが優れている点
- 全高209mmとHiKOKI比で19mm低く、狭所作業がしやすい
- 溝打ち・平打ち専用コンタクトトップが付属し、用途の幅が広い
- 横向き5mm溝対応の極細ノーズ設計
- ストレート形状ドライバで打ち跡が残りにくく仕上がりが美しい
HiKOKI NP55HMの口コミ・レビュー
⭐⭐⭐⭐⭐「55mmのピン釘で厚い巾木もしっかり固定できる。透明マガジンで釘残量が見えるので、途中で釘切れになることがない」(内装職人・40代)
⭐⭐⭐⭐「360°排気の向き調整が便利。壁際の施工でも排気が気にならない。ダイヤル式の深さ調整も直感的で使いやすい」(建設業・30代)
⭐⭐⭐⭐⭐「石こうボード2枚重ねの固定に使用。55mmのピン釘でしっかり固定できて、釘跡も目立たない。空打防止機構で壁紙貼り後の傷付きも防げる」(内装職人・50代)
まとめ
HiKOKI NP55HMは、0.6mm径×15〜55mmのピン釘を使う高圧ピン釘打機です。
55mmの長尺ピン釘対応・透明マガジン・ダイヤル式打込み深さ調整・360°後方排気・空打防止機構など、精密な内装仕上げ作業に必要な機能が充実しています。
厚みのある巾木・廻り縁や石こうボード2枚重ねの固定が多い内装職人の方には、NP55HMが最適な選択肢です。
釘跡の目立ちにくさと使いやすさを兼ね備えた、内装仕上げのプロに向けた高圧ピン釘打機です。
HiKOKI NP55HM
MAX HA-50P4(D)


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