HiKOKI CG36DC(L)ループハンドル刈払機を徹底解説

HiKOKI 刈払機
記事内に広告が含まれています。

 HiKOKI(ハイコーキ)のコードレス刈払機「CG36DC(L)」は、CG36DCのループハンドル仕様。255mmチップソーと最高6,000min⁻¹はそのままに、質量4.5kg・全幅246mmの取り回しを手に入れた1台です。本体のみ58,600円(税別)。

 本記事ではCG36DC(L)のスペックと特徴、マキタの40Vmax充電式草刈機MUR007GRM(ループハンドル)との比較を整理します。

結論:HiKOKI CG36DC(L)はこんな方におすすめ

 先に結論です。CG36DC(L)は「障害物の多い庭や傾斜地・法面を、体をひねりながら刈る方」に向く1台。ループハンドルの自由度と4.5kgの軽さが効いてきます。

  • ✅ 庭木や石、フェンス際など障害物の多い場所を刈る方
  • ✅ 傾斜地・法面で刃の角度を頻繁に変える方
  • ✅ 取り回しの軽さを重視する方(4.5kg・全幅246mm)
  • ✅ 密生した草をトルクで押し切りたい方(CG36DB比約1.6倍)
  • ✅ 長時間の除草作業をする方(エコモードで約115分)
  • ✅ 背負式電源BL36200で連続作業したい方

 一方、次の方は他機種のほうが快適です。

  • ❌ 平地を長時間、横振りで刈り続ける方(両手ハンドルのCG36DCが有利)
  • ❌ 軽トラや軽自動車への積載で長さを詰めたい方(分割形のCG36DC(DLN)を検討)

HiKOKI CG36DC(L)の価格をチェックする

ループハンドルと両手ハンドルはどう違う?

 両手ハンドル(Uハンドル)は自転車のハンドルのような形状で、体の前で左右に振る動作が安定します。平地や畦畔を一定のリズムで刈り進む作業に向く反面、幅が広いため障害物の間に入り込みにくいのが弱点です。
 ループハンドルは棹に輪状のハンドルが1つ付く形式で、刃の角度を自由に変えられます。CG36DC(L)の全幅は246mmとCG36DCの650mmの半分以下。庭木の根元、ブロック塀の際、法面といった不整地で真価を発揮します。

HiKOKI CG36DC(L)のスペック・仕様

 CG36DC(L)の主要スペックです。数値はHiKOKI公式カタログ値です。

項目HiKOKI CG36DC(L)
モーター直流ブラシレスモーター
操作ハンドルループハンドル
刈刃チップソー(外径255mm×内径25.4mm×刃数40)
取付ねじ径左M10
無負荷回転数(エコ)3,000min⁻¹
無負荷回転数(オート)4,700min⁻¹
無負荷回転数(パワー)6,000min⁻¹
機体寸法1,840×246×193mm
質量4.5kg
使用可能蓄電池マルチボルト蓄電池/背負式電源BL36200
1充電作業時間(BSL36B18X・無負荷時)
エコ約115分
オート約50分
パワー約27分
希望小売価格(税別)WPZ 87,700円(電池・充電器付)
NN 58,600円

 両手ハンドル版CG36DCとの違いはハンドル形状・寸法・質量のみで、モーター、刈刃、回転数、作業時間はすべて共通。価格も同額のため、純粋に作業内容で選べます。

HiKOKI CG36DC(L)の主な特徴・機能

① 全幅246mmで障害物の間に入り込める

HiKOKI CG36DC 全幅246mmで障害物の間に入り込める

 ループハンドルの採用により全幅は246mm。両手ハンドル版の650mmと比べて4割以下に収まります。庭木の根元、フェンスとブロックの隙間、墓地の区画といった狭い場所でも、機体を引っ掛けずに刃を差し込めます。

② 4.5kgで長時間の傾斜地作業に耐える

 質量はCG36DCより0.2kg軽い4.5kg。法面や畦の斜面では体をひねって支える時間が長くなるため、わずかな軽さでも腰や肩への負担が変わります。
 ハンドル位置を体に近づけられるループ形状との相乗効果も大きい部分です。

③ 刃の角度を自在に変えられる自由度

 ループハンドルは握る位置と角度の制約が少なく、刃を寝かせたり立てたりが自由自在。石垣の間、側溝の縁、樹木の株元など、一定のリズムでは刈れない場所を丁寧に処理できます。

④ CG36DB比約1.6倍の高トルクは共通

 直流ブラシレスモーターによる高トルクはCG36DCと共通で、従来機CG36DB比で約1.6倍。ループハンドル機は不整地で使うことが多く、草に食い込んだときに回転が落ちにくいことは実務上の大きな安心材料です。

⑤ オートモードとスピンドルロックを装備

HiKOKI CG36DC オートモードとスピンドルロックを装備

 負荷に応じて回転数を自動で上げるオートモード、刈刃交換時の回り止めとなるスピンドルロックも搭載。障害物が多く刃を傷めやすい環境では、チップソーの交換が速いことがそのまま作業効率につながります。

CG36DC(L)の在庫・最新価格をチェックする

HiKOKI CG36DC(L) vs マキタ MUR007GRM 徹底比較

 マキタの40Vmax充電式草刈機MUR007GRM(ループハンドル)と比べます。◎=優位、○=標準的、△=やや不利で評価しました。

項目HiKOKI CG36DC(L)マキタ MUR007GRM
ハンドル○ ループハンドル○ ループハンドル
刈刃○ 255mm・40枚刃○ 255mm DCホワイトチップソー
最高回転数△ 6,000min⁻¹◎ 0〜7,000min⁻¹
質量◎ 4.5kg△ 4.9kg(バッテリ含む)
全幅◎ 246mm○ 255mm
機体全長◎ 1,840mm○ 1,870mm
連続運転(低速)◎ エコ約115分○ 低速約55分
安全機能○ オートモード制御◎ AFT+自動逆回転
防水△ 記載なし◎ IPX4
本体価格(税別)◎ 58,600円△ 実勢6万円台(電池・充電器付)

軽さ・スリムさ・スタミナはCG36DC(L)

 質量4.5kg対4.9kgで0.4kg軽く、全幅も246mm対255mmとわずかにスリム。ループハンドル機は取り回しが命なので、この差は狭所作業で実感できます。エコモード約115分という作業時間も、低速約55分のMUR007GRMを大きく引き離します。

回転数・安全装備・防水はMUR007GRMが優位

 マキタは最高0〜7,000min⁻¹と上限が高く、密生した草を高速で切り飛ばす力があります。キックバック時に刃を止めるAFT、草の巻き付きを低速逆回転で解消する機能、IPX4の防水と、安全・耐環境面の装備は明確に上。
 取り回しとスタミナならCG36DC(L)、パワーと安全装備ならMUR007GRMという整理になります。
 どちらも255mmクラスのループハンドル機で、狙う用途はほぼ同じです。実際の選択はマルチボルトか40Vmaxか、すでに持っているバッテリー系統で決まることが多いでしょう。

HiKOKI CG36DCシリーズのハンドル・仕様比較

 CG36DCには4つのバリエーションがあります。用途で選び分けてください。

型式ハンドル分割質量全幅
CG36DC両手ハンドルなし4.7kg650mm
CG36DC(L)ループハンドルなし4.5kg246mm
CG36DC(D)両手ハンドルあり5.0kg650mm
CG36DC(DLN)ループハンドルあり(モータ部のみ)3.8kg227mm

HiKOKI CG36DC(L)の口コミ・評判

 ネット上の評判の傾向をまとめると、次のような声が目立ちます。

庭木の間や塀際を刈るならループ一択。両手ハンドルから替えたら作業スピードが全然違った。

ネット上の評価傾向より(★★★★★)

法面での作業が楽になった。体をひねっても刃の角度を自由に変えられるのが大きい。

ネット上の評価傾向より(★★★★☆)

平地を延々と刈るには少し疲れる。用途が合えば最高だが、万能ではないと思う。

ネット上の評価傾向より(★★★☆☆)

エコモードのもちがいい。仕上げ刈り中心なら1本でかなりの面積をこなせる。

ネット上の評価傾向より(★★★★☆)

HiKOKI CG36DC(L)に関するよくある質問(FAQ)

Q. CG36DCとCG36DC(L)は性能に差がありますか?

 モーター、刈刃、回転数、1充電作業時間はすべて同一です。異なるのはハンドル形状と機体寸法、質量(4.7kg/4.5kg)のみで、希望小売価格も同額です。

Q. ループハンドル機は平地でも使えますか?

 使えますが、長時間の横振りでは両手ハンドルのほうが疲れにくい傾向があります。平地中心ならCG36DC、不整地・障害物が多いならCG36DC(L)が適します。

Q. 背負式電源BL36200には対応していますか?

 対応しています。マルチボルト蓄電池とBL36200の両方が使用可能で、長時間の連続作業では背負式のほうが交換の手間を省けます。

まとめ:CG36DC(L)は「不整地の取り回し」で選ぶ1台

 CG36DC(L)は全幅246mm・質量4.5kgのループハンドル機で、CG36DCと同じ255mm・40枚刃と最高6,000min⁻¹、約1.6倍の高トルクを備えます。障害物の多い庭や傾斜地で本領を発揮する構成です。

 最高回転数と安全装備、防水ではマキタMUR007GRMが上回りますが、軽さとエコモード約115分のスタミナはCG36DC(L)の強み。狭所作業が多い方には十分に検討価値があります。

  • ✔ 全幅246mm・4.5kgでMUR007GRMより軽くスリム
  • ✔ 255mm・40枚刃/最高6,000min⁻¹/高トルク仕様
  • ✔ エコモードで約115分の長時間作業
  • ✔ 平地の横振り中心なら両手ハンドルのCG36DCを検討

HiKOKIコードレス刈払機をチェックする

コメント

タイトルとURLをコピーしました