HiKOKI CG36DC|36V充電式刈払機をマキタと徹底比較

HiKOKI 刈払機
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 HiKOKI(ハイコーキ)のコードレス刈払機「CG36DC」は、255mmチップソーと最高6,000min⁻¹を組み合わせた両手ハンドル機。従来機CG36DB比で約1.6倍の高トルクを実現し、希望小売価格は本体のみ58,600円(税別)です。
 本記事ではCG36DCのスペックと特徴、マキタの40Vmax充電式草刈機MUR005GRMとの比較を整理します。2023年2月に登場したマルチボルトの主力機です。

結論:HiKOKI CG36DCはこんな方におすすめ

 先に結論です。CG36DCは「密生した雑草や太い茎をトルクで押し切りたい、平地・畦畔中心の方」に向く1台。両手ハンドルによる横振りの安定性と高トルクが持ち味です。

  • ✅ 平地・畦畔・法面を横振りで刈る作業が中心の方
  • ✅ 密生した草や太い茎に負けないトルクが欲しい方(CG36DB比約1.6倍)
  • ✅ 長時間作業したい方(エコモードで約115分)
  • ✅ 負荷に応じて回転が上がるオートモードを使いたい方
  • ✅ チップソー交換を素早く行いたい方(スピンドルロック搭載)
  • ✅ 背負式電源BL36200で連続作業したい方

 一方、次の方は他機種のほうが快適です。

  • ❌ 障害物の多い庭・傾斜地を刈る方(ループハンドルのCG36DC(L)が有利)
  • ❌ 車載や収納で長さを詰めたい方(分割形のCG36DC(D)を検討)

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HiKOKI CG36DCのスペック・仕様

 CG36DCの主要スペックです。数値はHiKOKI公式カタログ値です。

項目HiKOKI CG36DC
モーター直流ブラシレスモーター
操作ハンドル両手ハンドル
刈刃チップソー(外径255mm×内径25.4mm×刃数40)
取付ねじ径左M10
無負荷回転数(エコ)3,000min⁻¹
無負荷回転数(オート)4,700min⁻¹
無負荷回転数(パワー)6,000min⁻¹
機体寸法1,840×650×415mm
質量4.7kg
使用可能蓄電池マルチボルト蓄電池/背負式電源BL36200
1充電作業時間(BSL36B18X・無負荷時)
エコ約115分
オート約50分
パワー約27分
希望小売価格(税別)WPZ 87,700円(電池・充電器付)/NN 58,600円

 注目すべきはエコモードで約115分という作業時間。低い草や仕上げ刈りならこのモードで足り、1本のバッテリーで2時間近く動かせる計算になります。

HiKOKI CG36DCの主な特徴・機能

① CG36DB比で約1.6倍の高トルク

HiKOKI CG36DB比で約1.6倍の高トルク

 直流ブラシレスモーターの採用により、従来機CG36DBに対して約1.6倍のトルクを確保しました。トルクが太いと草に食い込んだ瞬間の回転落ちが少なく、刈り進むスピードが安定します。
密生した雑草や太い茎の多い場所ほど、この差がはっきり出ます。

② 負荷を検知して回転を上げるオートモード

HiKOKI CG36DC 負荷を検知して回転を上げるオートモード

 オートモードでは、負荷が大きくなると自動的に回転数を上げて草を刈り抜けます。軽い草では回転を抑えて電池を節約し、重い草では出力を上げるという制御のため、自分でモードを切り替えなくても効率よく作業できます。

③ 255mm・40枚刃で刈り幅と切れ味を両立

 刈刃は外径255mm×内径25.4mm、刃数40のチップソー。CG36DBの230mm・34枚刃より一回り大きく、1振りで刈れる幅が広がります。刃数が多いぶん切断面もきれいで、仕上がりを問われる公園や施設の管理にも向きます。

④ スピンドルロックでチップソー交換が速い

HiKOKI CG36DC スピンドルロックでチップソー交換が速い

 刈刃を交換する際の回り止めとしてスピンドルロックを搭載。ボタンを押しながらナットを回すだけで固定でき、六角棒スパナを差し込んで押さえる従来の手順より確実で安全です。
刃の交換頻度が高い現場ほど効いてきます。

⑤ ハンドル付近のスイッチパネルで操作しやすい

HiKOKI CG36DC ハンドル付近のスイッチパネルで操作しやすい

 モード切替のスイッチパネルをハンドル部付近に配置しました。作業姿勢を崩さずにエコ・オート・パワーを切り替えられるため、場所ごとの草の状態に合わせてこまめにモードを変えられます。

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HiKOKI CG36DC vs マキタ MUR005GRM 徹底比較

 マキタの40Vmax充電式草刈機MUR005GRM(Uハンドル)と比べます。◎=優位、○=標準的、△=やや不利で評価しました。

項目HiKOKI CG36DCマキタ MUR005GRM
ハンドル○ 両手ハンドル○ Uハンドル
刈刃○ 255mm・40枚刃○ 255mm DCホワイトチップソー
最高回転数△ 6,000min⁻¹◎ 0〜7,000min⁻¹
変速○ エコ/オート/パワーの3段◎ 高・中・低の無段変速
質量◎ 4.7kg△ 5.3kg(バッテリ含む)
機体寸法◎ 1,840×650×415mm○ 1,874×653×467mm
連続運転(低速)◎ エコ約115分○ 約25分〜約4時間15分(無負荷・回転数による)
安全機能○ オートモード制御◎ AFT(キックバック時の刃停止)
防水△ 記載なし◎ IPX4
電源○ マルチボルト/BL36200○ 40Vmax
本体価格(税別)◎ 58,600円△ 70,000円(MUR005GZ本体のみ)

軽さと連続運転時間ではCG36DCが有利

 質量は4.7kg対5.3kgで、CG36DCが0.6kg軽い計算です。刈払機は肩掛けとはいえ長時間振り続ける工具なので、この差は一日の疲労に直結します。エコモードで約115分という作業時間も、MUR005GRMを大きく上回ります。

回転数の上限と安全機能はマキタが上回る

 公平に見ると、マキタは最高0〜7,000min⁻¹とCG36DCの6,000min⁻¹を上回り、高速側の余力があります。さらにキックバックを検知して刃を止めるAFT(自動トルク制御の安全機構)と、雨天作業に対応するIPX4の防水等級を備える点は明確なアドバンテージ。軽さとスタミナならCG36DC、上限回転と安全装備ならMUR005GRMという構図です。

 なお両機ともバッテリー込みで考えると総額は近い水準です。すでにHiKOKIマルチボルトかマキタ40Vmaxのどちらを主力にしているかが、実質的な決め手になります。

HiKOKI CG36DCシリーズのハンドル・仕様比較

 CG36DCには4つのバリエーションがあります。用途で選び分けてください。

型式ハンドル分割質量本体価格(税別)
CG36DC両手ハンドルなし4.7kg58,600円
CG36DC(L)ループハンドルなし4.5kg58,600円
CG36DC(D)両手ハンドルあり5.0kg67,300円
CG36DC(DLN)ループハンドルあり(モータ部のみ)3.8kg52,300円

HiKOKI CG36DCの口コミ・評判

 ネット上の評判の傾向をまとめると、次のような声が目立ちます。

前のCG36DBから買い替えたが、明らかに草に負けなくなった。トルクの差は実際に振ると分かる。

ネット上の評価傾向より(★★★★★)

エコモードでかなり長く使える。低い草の管理なら1本のバッテリーで午前中が持つ。

ネット上の評価傾向より(★★★★☆)

エンジン式のような始動の手間や騒音がないのが快適。住宅地の作業では特にありがたい。

ネット上の評価傾向より(★★★★☆)

パワーモードは27分程度なので、本格的に刈るならバッテリーは複数本必要になる。

ネット上の評価傾向より(★★★☆☆)

HiKOKI CG36DCに関するよくある質問(FAQ)

Q. CG36DCとCG36DBの違いは?

 刈刃が255mm・40枚刃(CG36DBは230mm・34枚刃)、最高回転数が6,000min⁻¹(同5,900min⁻¹)、モーターがブラシレス化されトルクが約1.6倍になっています。質量は4.7kg対4.2kgでCG36DBのほうが軽量です。

Q. 背負式電源BL36200は使えますか?

 使用できます。マルチボルト蓄電池に加えてBL36200に対応しており、長時間の連続作業ではこちらのほうがバッテリー交換の手間を減らせます。

Q. ナイロンカッタは使えますか?

 取付ねじ径は左M10です。適合するアタッチメントについては取扱説明書の指定に従い、メーカーが認める部品をご使用ください。

まとめ:CG36DCは「トルクとスタミナ」で選ぶ刈払機

 CG36DCは255mm・40枚刃と最高6,000min⁻¹、そしてCG36DB比約1.6倍のトルクを備えた両手ハンドル機です。オートモード、スピンドルロック、ハンドル部のスイッチパネルと、作業効率を高める工夫が随所にあります。

 上限回転数と安全機能ではマキタMUR005GRMが上回りますが、4.7kgの軽さとエコ約115分のスタミナはCG36DCの武器。平地・畦畔を横振りで刈る作業が中心なら、有力な選択肢です。

  • ✔ 255mm・40枚刃/最高6,000min⁻¹/CG36DB比約1.6倍のトルク
  • ✔ 4.7kgでMUR005GRMより0.6kg軽い
  • ✔ エコモードで約115分の長時間作業が可能
  • ✔ 傾斜地・障害物が多いならCG36DC(L)を検討

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