マキタ SN400MP(部品番号A-78667)は、充電式スプリットモータに取り付けて使う除雪アタッチメントです。
除雪幅300mmのロータリー式で、40VmaxのMUX01Gと組み合わせると最大約12mまで雪を飛ばせます。標準小売価格は32,000円(税別)です。
本記事では、マキタのカタログをもとにSN400MPのスペック、スプリットモータ3機種での性能の違い、除雪機やスノーダンプとの比較、口コミの傾向まで解説します。
結論:SN400MPはこんな人におすすめ
✅ 玄関先・通路・車の前など建物まわりの雪を片付けたい方
✅ マキタのスプリット草刈機をすでに持っている方
✅ 早朝でもエンジン音を気にせず除雪したい方
✅ 雪かきの腰の負担を減らしたい方
❌ 水分の多い重い雪や圧雪を処理したい方
❌ 広い駐車場を一気に除雪したい方(→家庭用除雪機が向きます)
マキタ SN400MP(A-78667)
▼動画でも解説しています(約8分)
SN400MP(A-78667)とは?
マキタの「スプリット」は、1台のモータ部に草刈り・生垣刈込み・耕うんなどのアタッチメントを付け替えて使うシリーズです。SN400MPはその除雪用で、カタログのキャッチコピーは「充電式で雪かきの疲労を軽減」。
モータ部は別売で、適用機種はMUX01G(40Vmax)・MUX60D(18V+18V)・MUX18D(18V)の3機種です。いずれもモータを手元側に配置したモデルで、重いアタッチメントを付けても先端が重くなりにくい重心バランスです。北米でも2025年に発売されています。
SN400MPのスペック表
| 項目 | SN400MP |
| 部品番号 | A-78667 |
| 除雪幅 | 300mm |
| 除雪可能深さ | 新雪 最大300mm/小締まり雪 150mm |
| 投雪角度調整 | 3段階(左右30°) |
| 質量(アタッチメント) | 4.9kg |
| 標準小売価格 | 32,000円(税別) |
新雪は密度50〜150g/L(降った直後の柔らかい雪)、小締まり雪は150〜300g/L(降って数日のやや固い雪)の目安です。密度300g/Lを超える雪での作業は非推奨とされています。
スプリットモータ別の性能比較|MUX01G・MUX60D・MUX18D
| 項目 | MUX01G | MUX60D | MUX18D |
| 電源 | 40Vmax(BL4040) | 18V+18V (BL1860B×2) | 18V(BL1860B) |
| 最大投雪距離 | 約12m | 約9m | 約7m |
| 回転数(高/中/低) | 1,860/1,560/1,080 | 1,860/1,560/1,080 | 1,860/―/1,290 |
| 一充電作業面積 | 約48㎡ | 約85㎡ | 約44㎡ |
| 質量(モータ取付時) | 9.3kg | 9.4kg | 8.0kg |
| モータ部のみ(税別) | 58,200円 | 58,200円 | 32,300円 |
一充電作業面積は高速モード・密度約150g/L・積雪150mmでの目安です。遠くへ飛ばすならMUX01G、面積をこなすならMUX60D、軽さと価格ならMUX18Dと選び分けられます。約48㎡は、普通車の駐車スペースおよそ3〜4台分です。
各モータの詳しい性能はMUX01G・MUX60D・MUX18Dの記事で解説しています。
マキタ MUX01GZ
マキタ MUX60DZ
マキタ MUX18DZ
SN400MPの導入費用|モータとの合計価格
SN400MPはアタッチメント単体の価格なので、モータ部を持っていない方は合計額で考える必要があります(標準小売価格・税別)。
| 組み合わせ | 内容 | 合計 |
| SN400MP+MUX18DZ | モータ部のみ | 64,300円 |
| SN400MP+MUX01GZ | モータ部のみ | 90,200円 |
| SN400MP+MUX18D RGM | バッテリ・充電器・刈払付 | 111,400円 |
| SN400MP+MUX01G RMM | バッテリ・充電器・刈払付 | 142,500円 |
バッテリ付セット(RGM・RMM)には刈払アタッチメントも付くので、夏の草刈りと冬の除雪を1台でまかなえます。すでに18Vバッテリや40Vmaxバッテリを持っているなら、モータ部のみ(Z)を選べば費用を大きく抑えられます。
SN400MPの特徴5つ
① 除雪幅300mmで通路や玄関先に入りやすい

除雪幅300mmは、建物と塀のあいだの通路や階段下など、大きな除雪機が入れない場所にちょうどいいサイズです。
② 雪質に合わせて除雪深さが変わる

柔らかい新雪なら最大300mm、やや固い小締まり雪なら150mmまで対応します。積もったら早めに片付けるのが、性能を活かすコツです。
③ 排雪方向を左右30°に切り替えられる

ハンドルを回してフィンの角度を変え、正面・左30°・右30°の3方向に投雪できます。隣家や車に雪をかけずに済みます。
④ モータ部を草刈りと共用できる

ロックレバーで素早くアタッチメントを交換できるので、夏は草刈機、冬は除雪機として1台のモータを通年で使えます。
⑤ 充電式で排ガスが出ない
エンジン式と違い、排ガスや燃料の管理が要りません。住宅地の早朝除雪でも使いやすいのが充電式の利点です。
SN400MP vs ホンダ ユキオスe・スノーダンプ 比較
| 項目 | マキタ SN400MP | ホンダ SB800e | スノーダンプ |
| 方式 | ロータリー(投雪) | ブレード(押す) | 手作業 |
| 除雪幅 | 300mm | 800mm | 製品による |
| 質量 | 9.3kg (MUX01G取付時) | 69kg | 数kg |
| 価格(税別) | 32,000円+モータ部 | 320,000円 | 数千円 |
| 向く場所 | 通路・玄関まわり | 駐車場・広い敷地 | 少量の雪 |
ホンダのユキオスe SB800eは、バッテリで動く家庭用の電動除雪機で、除雪幅800mmのブレードで雪を押し出します。広い面積には強い一方、価格は約10倍です。
通路や玄関先を中心に、すでにスプリットを持っている方ならSN400MPのコストパフォーマンスが際立ちます。雪を吹き飛ばす用途なら充電式ブロワMUB004Gという選択肢もあります。
SN400MPを上手に使うコツ
・雪が締まる前、降ってから早めに除雪する
・投雪方向を風下に向け、雪が戻ってこないようにする
・深い雪は一度に取らず、2回に分けて削る
・バッテリは暖かい室内で保管し、使う直前に装着する
・砂利や小石の上では石を飛ばさないよう注意する
SN400MPは除雪幅300mmと小回りが利くぶん、「積もりすぎる前にこまめに片付ける」使い方で本領を発揮します。朝の出勤前に玄関から車までの通路だけを片付ける、といった日常の除雪にぴったりです。
評判・口コミの傾向
ネット上の評判を傾向としてまとめると、次のようになります。
✅ 新雪はよく飛び、スコップより圧倒的にラク
✅ エンジン式より静かで、朝の作業でも気を使わない
✅ スプリットを持っていれば追加3万円台で導入できる
❌ 水分の多いベタ雪は詰まりやすく、コツがいる
❌ 寒い屋外ではバッテリの持ちが落ちやすい
よくある質問(FAQ)
Q. MUX02GやMUX19Dでも使えますか?
A. カタログの適用機種はMUX01G・MUX60D・MUX18Dの3機種です。MUX02GやMUX19Dは記載がないため、購入前に販売店へ確認してください。
Q. 1充電でどのくらい除雪できますか?
A. 密度約150g/L・積雪150mmの雪を高速モードで除雪した場合、MUX01G(BL4040)で約48㎡、MUX60D(BL1860B×2)で約85㎡、MUX18D(BL1860B)で約44㎡が目安です。雪質や作業速度で変わります。
Q. 雪が詰まったらどうすればいいですか?
A. 必ずスイッチを切り、バッテリを外してから取り除いてください。回転部に手を入れるのは危険です。
Q. 雪が少ない地域でも買う価値はありますか?
A. 年に数回しか積もらない地域でも、スプリットを草刈りに使っている方なら追加3.2万円で冬の備えになります。一方、除雪のためだけにモータ部から買うなら、雪の量と頻度をよく考えて選びましょう。
Q. どこで買えますか?
A. マキタ取扱店や通販で購入できます。販売店の案内では季節限定生産とされており、冬前の早めの予約がおすすめです。
まとめ
✅ SN400MPはスプリットモータ用の除雪アタッチメント(A-78667)
✅ 除雪幅300mm・新雪最大300mm・左右30°の投雪切替
✅ 投雪距離はMUX01Gで約12m、作業面積はMUX60Dで約85㎡
✅ 32,000円(税別)で、草刈りのモータを冬も活用できる
雪国で建物まわりの雪かきに毎朝追われている方にとって、スプリットを通年で活かせる実用的なアタッチメントです。
マキタ SN400MP(A-78667)


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