HiKOKI(ハイコーキ)RP3615DA・RP3608DAは、36Vマルチボルト蓄電池で動く乾湿両用のコードレス集じん機です。
結論から言うと、吸込仕事率300W・最大真空度20.1kPaというAC機に迫るパワーを、コードなしで持ち出せるのが最大の価値。水も吸えるので、解体・改修・清掃まで1台でこなせます。
本記事では両機のスペック・違い・口コミと、マキタ VC001GZ/VC003GZとの比較を解説します。
結論:HiKOKI RP3615DA・RP3608DAはこんな方におすすめ
- ✅ 電源が取れない現場で本格的な集じんをしたい方
- ✅ 水や湿ったゴミも吸いたい方(乾湿両用)
- ✅ すでにHiKOKIのマルチボルト蓄電池を複数持っている方
- ✅ 15L(RP3615DA)か8L(RP3608DA)で容量を選びたい方
- ✅ AC電源併用(別売アダプタ)で長時間作業もしたい方
- ✅ 解体・改修現場で粉じんと水の両方を扱う方
- ❌ 電動工具との無線連動が必須の方(→粉じん専用のRP3608DB/RP3615DBへ)
- ❌ 軽さ最優先の方(本体9.3〜9.6kg/→R3640DAは3.0kg)
RP3608DA/RP3615DAは「コードレスなのにAC機と同等」を狙った本格機です。そのぶん質量と価格は相応にかかります。
HiKOKI RP3615DA 集じん機をチェックする
HiKOKI RP3608DA 集じん機をチェックする
RP3615DA・RP3608DAとは?乾湿両用のコードレス集じん機
RP3615DAとRP3608DA(L)は、マルチボルト蓄電池2個で駆動する充電式集じん機です。直流ブラシレスモーターを搭載し、吸込仕事率300W、最大風量3.5m³/min、最大真空度20.1kPa(2,050mm水柱)というAC100V機に迫る性能を発揮します。
両機の違いは集じん容量で、RP3615DAが乾式15L/吸水12L、RP3608DA(L)が乾式8L/吸水6Lです。どちらも布フィルタを使用した乾湿両用タイプで、水を吸っても問題ありません。別売のアダプタET36Aを使えばAC100V電源でも運転でき、長時間作業では電池切れを気にせず使えます。
RP3615DA・RP3608DA のスペック・仕様

| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 型番 | RP3615DA / RP3608DA(L) |
| 電圧 | マルチボルト36V(蓄電池2個使用) |
| モーター | 直流ブラシレスモーター |
| 吸込仕事率 | 300W(ターボモード時) |
| 最大風量/最大真空度 | 3.5m³/min / 20.1kPa(2,050mm水柱) |
| 集じん容量 | RP3615DA:乾式15L・吸水12L RP3608DA(L):乾式8L・吸水6L |
| 連続使用時間 | eco 約120分/標準 約52分 ターボ 約14分(BSL36B18X 2個使用時) |
| 質量 | RP3615DA:9.6kg RP3608DA(L):9.3kg (蓄電池装着時) |
| 機体寸法 | RP3615DA:331×465×369mm RP3608DA(L):331×369×408mm |
| 運転音 | 66dB(無負荷) |
| フィルタ/用途 | 布フィルタ・乾湿両用 |
| AC電源併用 | 別売アダプタET36Aで対応可 |
| 希望小売価格 | RP3615DA:155,200円(2WPZ)・76,500円(NN) RP3608DA(L):150,900円(2WPZ)・72,200円(NN) いずれも税別 |
RP3615DA・RP3608DAの主な特徴・機能
① 吸込仕事率300W。コードレスでAC機に迫るパワー
最大の魅力が吸込仕事率300Wという数値です。一般的な小型集じん機が80〜100W級であることを考えると、その差は歴然。木くず・石こう粉・砂利まじりの土砂まで力強く吸い込みます。最大真空度20.1kPaという数字も、詰まりかけたホースを押し切る余力を示しています。
② 乾湿両用|水も吸えるから解体・清掃で強い
布フィルタを採用した乾湿両用タイプで、乾式だけでなく吸水にも対応します。RP3615DAは吸水12L、RP3608DA(L)は吸水6L。水漏れの処理、洗浄後の水回収、雨天後の現場清掃など、乾式専用機ではできない作業をカバーできます。
③ 3段階モードでeco約120分の長時間運転

eco・標準・ターボの3モードを備え、ecoなら約120分(BSL36B18X 2個使用時)という長時間運転が可能です。粉じんが多い場面だけターボ、通常の吸引は標準、という使い分けで電池を有効に使えます。
④ AC電源併用で「電池切れで止まらない」運用ができる

別売のアダプタET36Aを使えば、AC100V電源からも運転できます。電源が取れる現場ではACで、取れない現場では蓄電池で。1台で両方の運用ができるため、現場ごとに集じん機を使い分ける必要がありません。
⑤ 66dBの低騒音と伸縮パイプ付きの取り回し

無負荷騒音値は66dBと、集じん機としては静かな部類です。RP3615DAには内径38mmのホースと870〜1,225mmの伸縮パイプが備わり、床の清掃から高所のホコリ取りまで姿勢を変えずに対応できます。
HiKOKI RP3615DA 集じん機をチェックする
HiKOKI RP3608DA 集じん機をチェックする
HiKOKI RP3608DA vs マキタ VC001GZ・VC003GZ 比較
充電式の乾湿両用集じん機では、マキタの40Vmax機VC001GZ(8L)とVC003GZ(15L)が直接のライバルです。
| 項目 | HiKOKI RP3608DA(L) | マキタ VC001GZ | マキタ VC003GZ |
|---|---|---|---|
| 電圧 | マルチボルト36V×2個 | 40Vmax | 40Vmax |
| 用途 | 乾湿両用 | 乾湿両用 | 乾湿両用 |
| 集じん容量 | ○ 8L(吸水6L) | ○ 8L | ◎ 15L |
| 最大吸込仕事率 | ○ 300W | ◎ 310W | ◎ 310W |
| 最大真空度 | ○ 20.1kPa | ◎ 23kPa | ◎ 23kPa |
| 連続使用時間 | ◎ eco約120分 ターボ約14分 | ○ 最大約28分 最小約3時間40分 | ○ 同左 |
| 質量 | ◎ 9.3kg | △ 10.0kg | △ 10.3kg |
| AC電源併用 | ◎ 別売ET36Aで可 | △ 非対応 | △ 非対応 |
| 運転音 | ◎ 66dB | ○ 61dB(最大時) | ○ 61dB(最大時) |
吸込仕事率はほぼ互角(300W対310W)で、決め手になるのは運用の柔軟さです。RP3608DA(L)は別売アダプタでAC100V運転に切り替えられるため、電源の有無で機械を使い分ける必要がありません。
一方、マキタVC003GZは15Lで9.6kgのHiKOKI RP3615DAと同容量帯にあり、40Vmaxの資産を持つ方には有力な選択肢になります。
本体のみの価格(税別)はRP3608DA(L)(NN)72,200円・RP3615DA(NN)76,500円に対し、VC001GZ 78,800円・VC003GZ 82,500円と、HiKOKIがやや安い設定です。ここでも最終判断は手持ちの蓄電池のメーカーです。
RP3615DAとRP3608DAの違い|15Lと8Lどちらを選ぶ?
両機の違いは容量とサイズです。性能面はほぼ共通なので、現場に置くサイズ感で選びます。
| 項目 | RP3615DA | RP3608DA(L) |
|---|---|---|
| 集じん容量(乾式) | 15L | 8L |
| 吸水容量 | 12L | 6L |
| 質量 | 9.6kg | 9.3kg |
| 機体寸法 | 331×465×369mm | 331×369×408mm |
| 吸込仕事率 | 300W | 300W |
| 希望小売価格 | 155,200円(2WPZ)/76,500円(NN)・税別 | 150,900円(2WPZ) 72,200円(NN/税別) |
ゴミ捨ての頻度を減らしたいならRP3615DA、車載や持ち運びを重視するならRP3608DA(L)が扱いやすい選択です。
RP3615DA・RP3608DAの口コミ・評判
「電源のない現場で本気の集じんができるのが最高。300Wはコードレスの常識を超えています。」
ネット上の評価傾向より
「水が吸えるのが本当に便利。設備工事で漏水対応をするので、乾湿両用は必須条件でした。」
ネット上の評価傾向より
「ターボは電池の減りが早いので普段は標準で使っています。ecoで2時間持つのは心強い。」
ネット上の評価傾向より
よくある質問(FAQ)
Q. RP3608DAシリーズは電動工具との無線連動に対応していますか?
A. 無線連動(Bluetooth連動)に対応するのは、粉じん専用のRP3608DB(L)/RP3615DBです。DAシリーズは乾湿両用を重視した仕様で、工具のスイッチと連動させたい場合はDBシリーズを選んでください。
Q. AC100Vでも使えますか?
A. 別売のアダプタET36Aを使用すればAC100V電源での運転が可能です。電源が確保できる現場では電池を気にせず長時間作業でき、電源が取れない現場ではマルチボルト蓄電池2個で運転する、という使い分けができます。
Q. 蓄電池は何本必要ですか?
A. マルチボルト蓄電池2個で駆動します。連続使用時間はBSL36B18X 2個使用時でeco約120分/標準約52分/ターボ約14分です。ターボを多用する現場では、予備の蓄電池をもう1セット用意しておくと作業が止まりません。
まとめ|RP3615DA・RP3608DAは「電源のいらないAC級集じん機」
HiKOKI RP3615DA・RP3608DA(L)は、吸込仕事率300W・最大真空度20.1kPaというAC機に迫る性能を、マルチボルト蓄電池2個で実現した乾湿両用のコードレス集じん機です。
水も吸えるため解体・改修・清掃を1台でカバーでき、別売アダプタでAC100V運転にも切り替えられます。
容量は15Lか8Lかで選択し、電動工具との無線連動が必要なら粉じん専用のDBシリーズを検討してください。
- ✅ 吸込仕事率300W・真空度20.1kPaのハイパワー
- ✅ 乾湿両用で水も吸える(吸水12L/6L)
- ✅ ecoモードなら約120分の長時間運転
- ✅ 別売ET36AでAC100V運転にも対応
- ✅ 無線連動が必要ならRP3615DB・RP3608DBを選ぶ


コメント