マキタWT001Gは、2023年9月発売の40Vmax充電式シャーレンチです。
業界初の充電式シャーレンチだった18V×2仕様のWT310Dを40Vmaxバッテリー1本駆動に進化させ、質量を1.6kg軽い5.5kgへ大幅軽量化。
締付けトルク804N・mでトルシア形高力ボルト(S10T)M16・M20・M22の本締めに対応し、回転数も17回転/分へ向上しています。
本記事ではWT001Gのスペック・特徴・口コミ、WT310DやTONE CSM220との比較まで詳しく解説します。
目次
結論:WT001Gはこんな方におすすめ
- ✅ 建築鉄骨のトルシア形高力ボルト本締めを行う鉄骨工・とび職の方
- ✅ シャーレンチの軽さ重視の方(5.5kgは充電式最軽量クラス)
- ✅ 40Vmaxバッテリーを保有・導入予定の方
- ✅ 高所・足場上でコードレスの機動力を活かしたい方
- ❌ 18Vバッテリー資産を活かしたい方(WT310Dが候補)
- ❌ HiKOKIマルチボルトで揃えている方(TONE CSM220が候補)
WT001GZK 本体のみ
A-69727 XGT1 BL4025②DC40RA①
WT001Gのスペック・仕様
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 型番 | WT001G |
| 電源 | 36V(40Vmaxバッテリ×1本) |
| 締付けトルク | 804N・m |
| 適用ボルト | トルシア形高力ボルト(S10T) M16・M20・M22 トルシア形超高力ボルト M16・M20 |
| 回転数 | 17回転/分 |
| 1充電作業量(目安) | 約250本(M22・BL4040使用時) |
| 本機寸法 | 270×95×340mm |
| 質量 | 5.5kg(バッテリ含む) |
| 防水 | IPX6相当の防水保護 |
| 発売時期 | 2023年9月 |
型式・標準小売価格
| 型式 | セット内容 | 標準小売価格(税別) |
|---|---|---|
| WT001GZK | 本体+ケース(バッテリ・充電器別売) | 352,800円 |
WT001Gの主な特徴・機能
① バッテリ1本駆動で5.5kg|WT310D比1.6kgの軽量化
WT310Dは18×2(36V)仕様のため7.1kgありましたが、WT001Gは40Vmaxバッテリ1本で5.5kgを実現。
シャーレンチは本締め時に保持し続ける工具なので、この1.6kg差は1日の疲労に直結します。
高所への持ち上げや足場上での取り回しも大幅に軽快になりました。
② 804N・m・回転数17回転/分|M16〜M22の本締めに対応
締付けトルクは804N・mで、トルシア形高力ボルト(S10T)M16・M20・M22、トルシア形超高力ボルトM16・M20に対応。
回転数はWT310Dの14回転/分から17回転/分へ向上し、1本あたりの締付け時間も短縮されています。
ピンテール破断方式によりトルク管理が確実で、建築鉄骨の本締め品質を担保します。
③ コードレスで電圧降下なし|AC機の悩みから解放
AC式シャーレンチの課題だったコードリールの段取り・長い延長コードによる電圧降下・断線リスクをすべて解消。
仮設電源から遠い建方フロアでも、常に安定したパワーで本締めできます。
1充電あたり約250本(M22・BL4040)の作業量で、予備バッテリーとの組み合わせで1日の現場に対応します。
④ IPX6相当の防水+現場目線の使い勝手
屋外の鉄骨現場を想定したIPX6相当の防水保護に加え、破断したピンテール(チップ)はレバー操作で排出できる方式で、連続作業のテンポを妨げません。
運搬用ショルダベルトも付属し、現場間の移動も負担を軽減します。
⑤ 40Vmaxバッテリーの拡張性

バッテリーはインパクトレンチTW001G・ハンマドリル・マルノコなど40Vmaxシリーズと共通。
シャーレンチと一次締め用インパクトレンチをまとめて40Vmaxで揃えれば、バッテリー管理が一本化でき、鉄骨締付け工程全体をコードレス化できます。
WT001GZK 本体のみ
A-69727 XGT1 BL4025②DC40RA①
WT001G vs WT310D・TONE CSM220 徹底比較
| 項目 | WT001G | WT310D | TONE CSM220 |
|---|---|---|---|
| 電源 | 40Vmax×1本 | 18V×2本(36V) | HiKOKIマルチボルト(36V) |
| 締付けトルク | 804N・m | 804N・m | 735 N・m |
| 適用ボルト | 高力M16〜M22 超高力M16・M20 | 高力M16〜M22 超高力M16・M20 | 高力M16〜M22 超高力M16・M20 |
| 回転数 | 17回転/分 | 14回転/分 | 17回転/分 |
| 質量 | 5.5kg | 7.1kg | 5.5kg |
| 1充電作業量(M22) | 約250本(BL4040) | 約380本(6.0Ah×2) | 約 200 本 (4.0Ah バッテリ) |
WT310Dとは同トルク・同価格で、軽さと回転数のWT001G、1充電作業量と18Vバッテリを使用できるWT310Dという関係です。
新規導入なら基本的にWT001Gをおすすめします。
TONE CSM220はHiKOKIマルチボルト駆動ですが、締付けトルクは弱く1充電あたりの作業量はWT001Gに劣ります。
WT001Gの口コミ・評判
「WT310Dから買い替え。1.6kgの差は想像以上で、夕方の腕の残り方が違います。」(鉄骨工・40代男性)
「バッテリ1本になって予備の管理が楽に。回転も速くなって本締めのテンポが上がりました。」(とび職・30代男性)
「チップ排出がレバーで済むのが地味に効率的。雨の現場でも気を使わない防水も助かる。」(鉄骨建方・50代男性)
「インパクトも40Vmaxで揃えて電池を共通化。シャーレンチ専用の電池を持たなくていいのが最高です。」(鳶工事会社・40代男性)
よくある質問(FAQ)
Q. WT310Dとどちらを買うべき?
A. 新規導入や軽さ・スピード重視ならWT001G、18Vバッテリーを多数保有していて1充電あたりの本数を重視するならWT310Dです。本体価格は同額なので、保有しているバッテリーで決めるのが合理的です。
Q. インパクトレンチで本締めの代用はできますか?
A. できません。トルシア形高力ボルトの本締めは、ピンテールが規定トルクで破断するまで締めるシャーレンチ専用の工程で、インパクトレンチの打撃締めでは施工品質を担保できません。
Q. M16のボルトにも使えますか?
A. 対応します(高力M16・M20・M22/超高力M16・M20)。使用するボルト径に応じたアウタ・インナスリーブを用意してください。
まとめ
マキタWT001Gは、初代充電式シャーレンチWT310Dの実績を受け継ぎつつ、40Vmax化で5.5kgへの軽量化と17回転/分への高速化を果たした現行本命モデルです。
804N・mの確実な本締め性能とコードレスの機動力で、鉄骨建方の生産性と安全性を両立します。
18Vバッテリをお持ちならWT310D、HiKOKI派ならTONE CSM220と比較したうえで、自社のバッテリー戦略に合う1台を選んでください。
WT001GZK 本体のみ
A-69727 XGT1 BL4025②DC40RA①


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