京セラ(旧リョービ)の「PAB-1620」は、ポールが標準付属するAC100Vコード式の芝生バリカンです。
本記事ではPAB-1620のスペックと特徴、充電式BPB-1800との違い、そしてマキタの芝生バリカンMUM604D+別売ロングハンドルアタッチメントとの比較まで整理します。
結論:京セラ PAB-1620はこんな方におすすめ
先に結論です。PAB-1620は「ポール・キワ刈りガイド・グラスレシーバー・延長コード10mまで最初から揃った状態を、2万円台前半で手に入れたい方」に向く1台です。
- ✅ 立ったまま芝のキワ刈りをしたい方(ポール標準付属・角度5段階)
- ✅ 充電切れを気にせず長時間作業したい方(AC100V)
- ✅ 初期費用を抑えたい方(充電式BPB-1800より16,000円安い)
- ✅ 買い足しなしで使い始めたい方(延長コード10mまで付属)
- ✅ 壁や縁石を傷つけずに際を刈りたい方(キワ刈りガイド付属)
- ✅ 刈り草の後片付けを楽にしたい方(スライダー・グラスレシーバー付属)
一方、次の方は充電式や他社機のほうが快適です。
- ❌ コードの取り回しが煩わしい方(→充電式のBPB-1800が適切)
- ❌ コンセントから遠い広い庭で使う方(延長コードが届かない環境)
京セラ PAB-1620
ポールバリカンとは?PAB-1620の立ち位置
芝生バリカンは、芝刈機で刈れない壁際・縁石際・植栽まわりの「キワ」を仕上げる道具です。ただし本体だけだと中腰姿勢が続き、面積が広がるほど腰への負担が増します。
そこを解決するのがポールバリカン。PAB-1620はポールを標準付属し、立ったままキワ刈りができます。ポールはワンタッチで外せるので、狭所では本体単体のハンディバリカンとしても使えます。
京セラ PAB-1620のスペック・仕様
| 項目 | 京セラ PAB-1620 |
|---|---|
| 電源 | 単相100V(コード式) |
| 電流/消費電力 | 0.9A/80W |
| 刈込幅 | 160mm(両刃駆動) |
| 刈込高さ | 15・20・25mm(3段階ワンタッチ調節) |
| ストローク数 | 1,250min⁻¹ |
| ポール角度 | 5段階調節(ワンタッチ脱着) |
| 質量 | 1.4kg |
| 寸法 | 長さ1,032×幅178×高さ938mm |
| 付属延長コード | 10m |
| 標準付属品 | ブレードセット、ブレードカバー、スライダー キワ刈りガイド、ポール、延長コード(10m) ベルトフックストラップ、グラスレシーバー |
京セラ PAB-1620の主な特徴・機能
① ポール標準付属で立ったまま作業できる

最大の価値はポールが最初から付いてくること。中腰姿勢が不要になるため、庭の外周を一周する連続作業でも腰が持ちます。刃は新潟・三条製で切れ味と耐久性にも定評があります。
② 刈込高さを15/20/25mmの3段階でワンタッチ調節
刈込高さは15mm・20mm・25mmの3段階をワンタッチで切り替えられます。夏場の伸びが早い時期は高めに、仕上げは低めにと、季節や芝の種類に合わせて工具なしで調整できます。
③ ポール角度5段階+ワンタッチ脱着
ポール角度は5段階。身長や斜面に合わせて刃の当たり方を最適化できます。ポールと本体はワンタッチで脱着でき、植栽の隙間など細かい場所では本体だけのハンディバリカンとして使えます。
④ キワ刈りガイドで壁も刃も傷めない
透明のキワ刈りガイドが刃と障害物の間に入るため、ブロック塀やフェンス、縁石にぴったり寄せても壁面を削らず、刃も欠けにくくなります。芝刈機で刈り残した際を、仕上げまで一気に処理できます。
⑤ AC100V+延長コード10m付属で充電切れなし
電源がコンセントなので作業時間の制限がありません。10mの延長コードが標準付属するため、庭先のコンセントからそのまま届くことも多く、追加出費なしで使い始められます。
京セラ PAB-1620
京セラ PAB-1620 vs マキタ MUM604D・MUM1601 徹底比較
マキタの芝生バリカンと比べます。ポイントはマキタにはポール一体型の芝生バリカンがなく、立ち姿勢には別売のロングハンドルアタッチメント A-65800が必要という点です。◎=優位、○=標準的、△=やや不利で評価しました。
| 項目 | 京セラ PAB-1620 | マキタ MUM604D | マキタ MUM1601 |
|---|---|---|---|
| 電源 | ○ AC100Vコード式 | ◎ 18V充電式 | ○ AC100Vコード式 |
| 刈込幅 | ○ 160mm(両刃駆動) | ○ 160mm | ○ 160mm |
| 刈込高さ | ○ 15/20/25mm 3段階 | ○ 15/20/25mm 3段階 | ○ 15/20/25mm 3段階 |
| 立ち姿勢での作業 | ◎ ポール標準付属・角度5段階 | △ 別売A-65800が必要 | △ 別売A-65800が必要 |
| キワ刈りガイド | ◎ 標準付属 | ◎ 標準付属 | ◎ 標準付属 |
| グラスレシーバー | ◎ 標準付属 | ◎ 標準付属 | △ 記載なし |
| 質量 | ◎ 1.4kg | ○ 1.6kg(本体) | ○ 同クラス |
| 連続使用時間 | ◎ 制限なし | △ 約2時間5分 | ◎ 制限なし |
| 刃の付け替え | △ 芝生用のみ | ◎ 2ウェイチェンジで生垣用に | △ 芝生用のみ |
立ち姿勢で使う総額ではPAB-1620が有利
マキタで立ったまま刈るには、本体に加えてロングハンドルアタッチメント A-65800(キャスタ付・実勢6,000〜7,000円前後)が要ります。MUM604DZ本体の実勢1.3万円前後と合わせると2万円前後になり、ポール・延長コード・グラスレシーバー込みで23,200円(税別)のPAB-1620とほぼ並ぶ計算です。
コードレスの自由度と拡張性ではマキタが上
一方、MUM604Dは18V充電式でコードの制約がなく、庭のどこでも作業できます。連続運転は約2時間5分で、家庭の庭なら十分。さらに別売キットで刃を交換すれば生垣バリカンに変わる2ウェイチェンジに対応し、1台で用途を広げられます。取り回しと拡張性ならマキタ、立ち姿勢の完成度と初期費用なら京セラという整理です。
京セラ PAB-1620の口コミ・評判
実際の評判を、良い声と気になる声の両方から見ていきます。
ポール付きで腰を曲げずにキワ刈りできるのがありがたい。コード式なので充電を気にしなくていい。
⭐⭐⭐⭐⭐ 主婦・61歳・女性
ポール角度が5段階調節できるのでどんな体勢でも使いやすい。日本製の刃できれいに仕上がります。グラスレシーバーのおかげで後片付けも楽になりました。
⭐⭐⭐⭐⭐ 会社員・52歳・男性
充電式より低価格で同等の機能が使えるのが気に入っています。うちはコンセントが庭に近いので延長コードで十分。
⭐⭐⭐⭐ 農家・56歳・男性
コードが邪魔になる場面があります。植込みの多い庭ではコードが引っかかり面倒。広い庭では充電式を検討した方がいいかもしれません。
⭐⭐⭐ 個人農家・48歳・女性
京セラ PAB-1620に関するよくある質問(FAQ)
Q. BPB-1800との一番の違いは何ですか?
電源方式と価格です。PAB-1620はAC100Vコード式で23,200円(税別)、BPB-1800は18V充電式で39,200円(税別)。刈込幅・刈込高さ・ポール角度などの機能面はほぼ同等です。
Q. 延長コードは使えますか?
使用できます。本体には10mの延長コードが標準付属します。さらに延長する場合、細く長いコードは電圧降下でパワーが落ちるため、断面積2.0mm²以上の太いコードをおすすめします。
Q. スライダーやグラスレシーバーは別売ですか?
いずれも標準付属です。ブレードセット、ブレードカバー、スライダー、キワ刈りガイド、ポール、延長コード(10m)、ベルトフックストラップ、グラスレシーバーが最初から付いてきます。
まとめ:PAB-1620は「一式そろって2万円台」が強み
京セラPAB-1620は、ポール・キワ刈りガイド・スライダー・グラスレシーバー・延長コード10mまで標準付属して23,200円(税別)のコード式ポールバリカンです。質量1.4kgと軽く、立ったまま楽な姿勢でキワ刈りができます。
コードレスの自由度なら充電式BPB-1800、拡張性ならマキタMUM604Dが選択肢になります。コンセントが庭の近くにあり、追加投資なしで立ち姿勢の環境を整えたいなら、PAB-1620が最も手堅い選択です。
- ✔ ポール標準付属・角度5段階で立ったままキワ刈り
- ✔ 刈込幅160mm・刈込高さ3段階・質量1.4kg
- ✔ スライダーとグラスレシーバーも標準付属(別売ではない)
- ✔ コードレス重視ならBPB-1800、拡張性ならマキタMUM604D
京セラ PAB-1620


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