MAX(マックス)の「HV-R41MR1」は、ガルバリウム鋼板などの屋根板金を留めるために作られた、業界初の屋根板金施工用ターボドライバ(高圧ねじ打機)です。2022年6月に発売されました。
この記事では、HV-R41MR1のスペック・価格・専用ねじ・特徴を公式情報で整理し、HiKOKIの汎用高圧ねじ打機WF4HSとの違い、口コミで注目されるポイント、よくある質問まで解説します。
結論:HV-R41MR1は屋根板金をねじで留める職人向けの専用機
HV-R41MR1は、屋根の新築やカバー工法で板金をねじ留めする作業を、インパクトドライバより速く・確実にしたい板金職人のための専用機です。
- ガルバリウム鋼板屋根の新築・カバー工法を手がける板金職人
- バラねじとインパクトドライバでの作業を速くしたい人
- 屋根上でのカムアウト(ビット外れ)やねじ頭のなめを減らしたい人
- すでに高圧コンプレッサを持っている人
一方、専用の連結ねじしか使えないため、内装の石こうボード張りなどと兼用したい人には向きません。
MAX HV-R41MR1
MAX HV-R41MR1とは?
HV-R41MR1は、MAXのねじ打機「ターボドライバ」シリーズの屋根板金専用モデルです。連結された専用ねじを圧縮空気の力で連続して締め付け、1本あたり約0.5秒で締め付けが完了します。
MAXの社内比較では、バラねじをインパクトドライバで締める場合に比べて約2倍のスピードアップを実現したとされています。新築の屋根施工と、既存の屋根の上から新しい屋根を重ねる「カバー工法」の両方に対応します。
HV-R41MR1のスペック一覧
| 項目 | HV-R41MR1 |
| 標準希望小売価格 | 103,900円(税込114,290円) |
| 寸法(H×W×L) | 285×119×275mm |
| 質量 | 1.8kg |
| ねじ装填数 | 100本 |
| 使用空気圧 | 1.8〜2.3MPa |
| 使用ホース | 内径6mm以上・長さ30m以内 |
| 安全装置 | メカニカル方式・トリガロック |
| 専用ねじ | PS4532MR(32mm・新築用) PS4541MR(41mm・カバー工法用) |
| 付属品 | 保護メガネ・六角棒スパナ4mm・ビットB41MR1 トルクスビットT25(電動ドライバ用)・油さし |
※MAX公式製品ページ・プレスリリースより(2026年10月確認)。発売時の希望小売価格は98,000円(税別)で、その後改定されています。
HV-R41MR1の主な特徴
① 新築にもカバー工法にもこれ1台

専用ねじは、新築施工用の32mm(PS4532MR)と、締め込み負荷の高いカバー工法用の41mm(PS4541MR)の2種類です。既存スレートの上から防水シートと鋼板を重ねるカバー工法でも、長いねじで垂木までしっかり届きます。
② インタトルクでビットがねじ頭に食い付く

ビット先端に「インタトルク」形状を採用し、星形のねじ頭部にがっちりかみ合います。ビットが外れにくく、ねじがまっすぐ入りやすいため、屋根上でのやり直しを減らせます。
③ 押し付けてトリガを引くだけ、約0.5秒で締め付け

コンプレッサを2.3MPaに設定し、先端をしっかり押し付けてトリガを引くと、自動で回転が止まるまでねじを締め込みます。1本あたり約0.5秒と速く、本数の多い屋根面でも作業時間を短縮できます。
④ 1.8kgの軽さで屋根上の作業がしやすい
本体は1.8kgと軽く、勾配のある屋根の上で持ち歩く負担を抑えられます。ねじは100本装填できるので、補充の回数も少なく済みます。安全装置はメカニカル方式とトリガロックで、先端を押し付けないと作動しない仕組みです。
MAX HV-R41MR1
MAX HV-R41MR1 vs HiKOKI WF4HS 比較
屋根板金専用の高圧ねじ打機は、国内ではHV-R41MR1が業界初とされています。参考として、内装用の汎用高圧ねじ打機であるHiKOKI WF4HSと比べ、どこが違うのかを整理しました。
| 項目 | MAX HV-R41MR1 | HiKOKI WF4HS |
| 主な用途 | 屋根板金(新築・カバー工法)◎ | 石こうボードなど内装下地 |
| 価格(税別) | 103,900円 | 105,700円 |
| 質量 | 1.8kg | 1.8kg |
| ねじ装填数 | 100本 | 100本(1巻) |
| 使用ねじ | 専用連結ねじ 32・41mm | 連結ロールねじ 25〜41mm |
| 使用空気圧 | 1.8〜2.3MPa | 1.76〜2.26MPa |
| ビット | インタトルク(専用) | プラスビットNo.2 |
| パワー切替 | — | 強・一般の2段階 |
※HiKOKIはHiKOKI公式製品ページより(2026年10月確認)。
屋根板金ならHV-R41MR1
専用ねじとインタトルクビットの組み合わせで、鋼板屋根に必要な締め付けを安定して出せます。屋根を主な仕事にするなら迷わずこちらです。
内装のボード張りならHiKOKI WF4HS
WF4HSは汎用の連結ロールねじが使え、下地に合わせてパワーを切り替えられます。内装工事が中心で、ねじ打機を1台で幅広く使いたい人向けです。
HV-R41MR1を導入するときのポイント
高圧コンプレッサとホースを確認
HV-R41MR1は使用空気圧1.8〜2.3MPaの高圧専用機で、ホースは内径6mm以上・長さ30m以内が指定されています。屋根の上まで引き回すと長さが足りなくなりがちなので、ホースの長さと取り回しを事前に確認しておきましょう。
専用ねじの在庫を切らさない
使えるのは専用の連結ねじだけです。現場の途中でねじが切れると作業が止まるため、32mm・41mmの必要本数を見積もって、取扱店で事前に確保しておくのが安心です。
付属のトルクスビットで手直しもできる
付属品にはトルクスビット(T25・電動ドライバ用)が含まれています。締め直しや取り外しが必要になったときも、手持ちの電動ドライバで同じねじに対応できます。
HV-R41MR1の口コミ・評判で注目されるポイント
※個人の感想の引用ではなく、仕様から想定される評価のポイントをまとめています。
- バラねじとインパクトドライバより作業が速く、屋根面の施工時間が短くなる
- ビットが外れにくく、ねじ頭をなめるトラブルが減る
- 1.8kgと軽く、屋根の上で持ち歩きやすい
- 専用ねじ以外は使えず、内装工事とは兼用できない
よくある質問(FAQ)
Q. 一般のロールねじは使えますか?
使えません。HV-R41MR1は屋根板金用の専用連結ねじ(PS4532MR・PS4541MR)を前提に設計されています。内装用には汎用のターボドライバを選んでください。
Q. どんなコンプレッサが必要ですか?
使用空気圧が1.8〜2.3MPaなので、高圧取出口のあるコンプレッサが必要です。作業手順では2.3MPaに設定して使うことが案内されています。
Q. ねじの材質は?
専用ねじのPS4532MR・PS4541MRは、いずれもノンクロムの表面処理と案内されています。
Q. 32mmと41mmのねじはどう使い分けますか?
新築の屋根施工には32mm、既存屋根の上から重ねるカバー工法には41mmを使います。下地までの厚みに合わせて選んでください。
まとめ
MAX HV-R41MR1は、インタトルクビットと専用連結ねじで屋根板金を約0.5秒で締め付ける、業界初の屋根板金施工用ターボドライバです。新築・カバー工法の両方に対応し、1.8kgの軽さで屋根上の作業負担も抑えられます。
屋根板金が本業ならHV-R41MR1、内装のボード張りが中心ならHiKOKI WF4HSのような汎用機と、用途で選び分けるのが正解です。
MAX HV-R41MR1


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