「橋脚や鉄筋かごなど特大径鉄筋の結束に困っている」、そんな土木・大型構造物工事のプロに向けて、MAXのRB-822Tを徹底解説します。
特徴・性能・価格・口コミ、そしてマキタ新型結束機『TR001GZK』との比較まで詳しくお伝えします。
目次
この記事でわかること
- MAX RB-822Tの主要スペックと特徴
- ツインタイアシリーズ史上最大の対応鉄筋径について
- マキタ TR001GZKとの性能・重量・価格比較
- 実際のユーザーの口コミ・評判
結論:RB-822Tはこんな人におすすめ
MAX RB-822Tは、D41〜D51クラスの特大径鉄筋を扱う土木・大型構造物工事のプロに最適な機種です。
橋梁のフーチング・梁の結束作業・場所打ち杭の鉄筋かごなど、通常の充電式結束機では対応できない太径鉄筋を0.7秒以下で高速結束できます。
RB-822T-B2C/1450A セット品
RB-822T 本体のみ
RB-822Tシリーズのスペック・仕様
| 項目 | RB-822T-B2C/1450A(セット) | RB-822T(本体のみ) |
|---|---|---|
| 対象鉄筋径 | D22×D22〜D41×D41、D51×D32、D51×D25×D25、D25×D25×D25×D25 | |
| 同径最大組み合わせ (2本組み合わせ時) | D41×D41 | |
| 異径最大合計 | D51×D32 | |
| 1回結束時間 | 0.7秒以下(D22×D22満充電時平均) | |
| 1充電結束数 | 約4,100回 | |
| 使用電池 | JP-L91450A(14.4V リチウムイオン5.0Ah) | |
| 質量 | 2.7kg(電池装着時) | 2.2kg(本体のみ) |
RB-822Tの主な特徴
① ツインタイアシリーズ史上 最大の対応径

RB-822TはD51×D32まで対応する特大径モデルです。
これはMAXのツインタイアシリーズ中、最も太い鉄筋に対応した機種となります。
橋梁や場所打ち杭など、土木工事の大型構造物に使用される超太径鉄筋に対応しています。
② ツインタイア機構で0.7秒以下の高速結束

2本のワイヤを同時に送って輪を作りねじることで、D22×D22の結束を0.7秒以下で実現。
また結束時にワイヤの輪を引き戻すことで鉄筋をしっかり密着させ、少ないワイヤ量で強固な結束が可能です。
1充電で約4,100回の結束ができ、1日の大規模現場作業にも対応します。
③ 先端折り曲げ機構でカブリ厚対策も万全

結束後のワイヤ先端(ミミ)を自動的に折り曲げる機構を搭載しており、コンクリートのカブリ厚が少ない現場でも安心して使用できます。一方マキタは図の通りワイヤが上を向いています。
ミミの飛び出しによる施工不良を防ぎ、品質管理が容易になります。
④ 幅広い土木工事現場に対応
橋梁フーチング・梁の結束作業・場所打ち杭の鉄筋かご・大型RC造の柱・梁主筋など、幅広い土木・大型建築の現場で活躍します。
4本組み(D25×D25×D25×D25)にも対応しており、複雑な鉄筋配置にも対応可能です。
RB-822T-B2C/1450A セット品
RB-822T 本体のみ
マキタ TR001GZKとの徹底比較
マキタ 40Vmax 『TR001GZK』と比較していきます。
| 比較項目 | MAX RB-822T | マキタ TR001GZK |
|---|---|---|
| 最大対応鉄筋径 | D51×D32 | D35+D19 |
| バッテリ | 14.4V | 40Vmax |
| 本体質量(電池込み) | 2.7kg | 3.3kg |
| 1充電結束数 | 約4,100回 | 約2,900回 |
| 結束ワイヤ径 | φ1.0mm | φ1.6mm |
| ワイヤ消費量 | 通常量(複数周) | 約130mm(1周巻き) |
対応鉄筋径ではMAX RB-822Tが圧倒的に優位
対応鉄筋径・質量・1充電当たりの結束数でマキタを圧倒しています。
RB-822TはD51の特大径鉄筋まで対応できるのに対し、マキタTR001GZKはD35程度の一般的な建築鉄筋が主なターゲットです。
土木工事や大型構造物工事ではRB-822Tの選択肢しかないケースも多いでしょう。
また質量でもRB-822Tの2.7kgはマキタの3.3kgより600g軽く、作業性に優れています。
さらにMAXは上述の通り、先端折り曲げ機構により下にひげが出ない機構になっていますが、マキタにはその機構はありません。
価格ではマキタTR001GZKが優位
本体のみの実売価格を比較すると
MAX 190,000円~
マキタ 140,000円~とマキタの方が50,000円安く販売されています。
どちらを選ぶべきか?判断のポイント
- D25を超える太径鉄筋・D51クラスまで対応が必要→ MAX RB-822Tしか選択肢なし
- 橋梁・場所打ち杭・大型土木工事が多い→ MAX RB-822T
- 結束後の仕上がりを重視される方→ MAX RB-822T
- とにかく安いのを購入したい→ マキタ TR001GZK
ユーザーの口コミ・評判
良い評価
- 「D41の太い鉄筋でもスムーズに結束できる。土木現場では他に選択肢がない」
- 「2.7kgと軽いのに安定した結束力がある。長時間作業でも疲れにくい」
- 「鉄筋かごの作業が格段に効率化できた。1日の作業量が大幅に増えた」
- 「1充電4,100回は十分。大型現場でも1日の前半後半で電池交換すれば余裕で使える」
気になる評価
- 「価格が高額」
よくある質問(FAQ)
Q. RB-822TはD51の鉄筋を結束できますか?
A. はい、D51×D32まで対応しています。D41×D41にも対応しており、一般的な充電式鉄筋結束機では対応できない超太径鉄筋の結束が可能です。
Q. RB-822TとRB-612T、どちらを選ぶべきですか?
A. 対象鉄筋径で選んでください。D22〜D41クラスの大径鉄筋が多い土木・大型構造物ならRB-822Tが必要です。D16〜D32クラスの鉄筋が中心であればRB-612Tで対応できます。
Q. RB-822Tで使用するワイヤのリール数はどれくらい必要ですか?
A. 1充電で約4,100回の結束が可能ですが、太径鉄筋ではワイヤ消費量も増えます。現場規模・1日の結束本数に合わせて複数リールを準備することをおすすめします。
Q. 一般住宅の基礎工事にも使えますか?
A. 技術的には使用できますが、RB-822TはD22以上の鉄筋が対象のため、住宅基礎のD10〜D16が多い現場ではスペックが過剰です。
住宅基礎工事にはRB-442T(D10〜D22対応)が適しています。
まとめ
MAX RB-822TはD22〜D51対応・0.7秒以下高速結束・1充電4,100回・2.7kg軽量を実現した特大径モデルの充電式鉄筋結束機です。
ツインタイアシリーズ中最大の鉄筋径対応を誇り、土木・大型構造物工事でなくてはならない一台です。
マキタTR001GZKとの比較では、対応鉄筋径・軽量性の点でMAXが大きく優位に立ちます。一方価格ではマキタが優れています。
RB-822Tは一般建築よりも土木・大型構造物工事に特化した専門機種です。D22以上の太径鉄筋が多い現場に従事するプロの方には、ぜひ検討していただきたい高性能な結束機です。
RB-822T-B2C/1450A セット品
RB-822T 本体のみ


コメント