マキタの「AT1150HA」は、11.3mm幅のフローリングステープルを32〜50mmまで打てる高圧フロアタッカです。防音・防振のために吸音材を敷いたフロアでも、50mmステープルで下地までしっかり固定できます。
この記事では、AT1150HAのスペック・価格・特徴をマキタ公式情報で整理し、4mm幅ステープルを使うMAX HA-50F3(D)・HiKOKI N5004HMFとの違い、口コミで注目されるポイント、よくある質問まで解説します。
結論:AT1150HAはこんな人におすすめ
AT1150HAは、11.3mm幅ステープルを指定するフロア材を、吸音材の上からでも確実に留めたいフローリング職人や大工に向いています。
- 11.3mm幅のフローリングステープルで施工するフロア材を扱う人
- 吸音材・防振材を敷いた防音フロアの施工がある人
- 張る前に床面を手早く掃除したい人(エアダスタ搭載)
- 高圧コンプレッサを持っていて、打ち込み力を重視する人
一方、4mm幅(4MA)ステープル指定のフロア材が中心なら、MAX HA-50F3(D)やHiKOKI N5004HMFが選択肢になります。どちらが合うかは、使うフロア材のステープル指定で決まります。
マキタ AT1150HA
マキタ AT1150HAとは?
AT1150HAは、マキタの高圧専用フロアタッカです。ステープル幅は11.3mm(MA線専用)で、フロア材の実(さね)に斜めに打ち込んで固定します。
公式のキャッチは「11.3mm幅ステープルで、フロア材をしっかり固定」。高圧専用設計ならではの打ち込み力と、パワフルさと低反動の両立をうたっています。同じマキタには4mm幅ステープル用のAT451Hなどもあり、フロア材の指定に合わせて選び分けます。
AT1150HAのスペック一覧
| 項目 | AT1150HA |
| 標準小売価格(税別) | 108,800円(プラスチックケース付) |
| 使用空気圧 | 1.18〜2.26MPa |
| 装填数 | 60本(1連) |
| 使用ステープル | フローリングステープル 幅11.3mm(MA線専用) |
| ステープル長さ | 32〜50mm |
| 本機寸法(長さ×幅×高さ) | 298×75×282mm |
| 質量 | 1.7kg |
| 使用ホース | マキタ高圧エアホースφ4.0以上 |
| 標準付属品 | 六角棒スパナ・セフティゴーグル・油さし |
※マキタ公式製品ページより(2026年10月確認)。
AT1150HAの主な特徴
① 高圧専用設計の確かな打ち込み力

高圧専用に設計されたことで、硬い樹種のフロア材にも安定して打ち込めます。公式では「パワフル&圧倒的な低反動の両立」をうたっており、打ち込みのたびに本体が跳ねにくいので、狙った位置に打ちやすいのも利点です。
② 吸音材を敷いたフロアにも50mmで対応

防音・防振のために吸音材を敷いた床でも、50mmまでのステープルでフロア材を下地まで留められます。公式の図では、フロア材12mm・吸音材12.5mm・合板12mmを重ね、根太まで届く打ち込みが示されています。
③ 11.3mm幅ステープルでしっかり固定
ステープルの肩幅が11.3mmと広く、フロア材を押さえる面が大きいのが特徴です。11.3mm幅を指定するフロア材なら、その性能を発揮しやすくなります。
④ 本体内部を通らないクリーンなエアダスタ
エアダスタを搭載し、フロアを張る前に床面のほこりや木くずをさっと吹き飛ばせます。エアは本体内部を通らずに直接噴射されるため、油分などで床を汚しにくい仕組みです。
⑤ 60本装填と1.7kgのバランス
ステープルは1連60本を装填でき、質量は1.7kgです。高圧フロアタッカとしては標準的な重さで、しゃがんだ姿勢での連続作業でも扱いやすいバランスです。
マキタ AT1150HA
マキタ AT1150HA vs MAX HA-50F3(D)・HiKOKI N5004HMF 比較
50mmまで打てる高圧フロア用工具として、MAXとHiKOKIの代表機と比べます。ただし、ステープルの幅が異なる点に注意してください。
| 項目 | マキタ AT1150HA | MAX HA-50F3(D) | HiKOKI N5004HMF |
| ステープル幅 | 11.3mm(MA線) | 4mm(4MA) | 4mm |
| ステープル長さ | 32〜50mm | 25〜50mm | 25〜50mm |
| 価格(税別) | 108,800円 | 90,600円 | 79,500円 |
| 質量 | 1.7kg | 1.6kg | 1.4kg |
| 装填数 | 60本 | 84本 | 115本 |
| 使用空気圧 | 1.18〜2.26MPa | 1.2〜2.3MPa | 1.76〜2.26MPa |
| エアダスタ | ○ | ○(風量調整) | ○ |
※各社公式製品ページより(2026年10月確認)。
11.3mm幅指定のフロアならAT1150HA
ステープル幅が11.3mmのフロア材には、AT1150HAが必要です。肩幅の広いステープルでしっかり押さえたいときに向いています。
4mm幅指定ならMAX・HiKOKI
4mm幅ステープル指定のフロア材なら、全高の低いMAX HA-50F3(D)や、軽くて装填数の多いHiKOKI N5004HMFが候補になります。
AT1150HAを使いこなすポイント
空気圧は試し打ちで合わせる
使用空気圧は1.18〜2.26MPaと幅があります。硬い樹種や吸音材を挟む床では高め、柔らかい材では低めにして、端材で試し打ちをしてから本番に入ると、浮きや打ち込みすぎを防げます。
実への打ち込み角度をそろえる
フロアタッカは、フロア材の実(さね)に斜めに打ち込んで、表から見えないように固定します。本体をフロア材にしっかり当て、毎回同じ角度で打つことが、床鳴りや浮きを防ぐポイントです。
高圧ホースとコンプレッサを準備
ホースはマキタ高圧エアホースφ4.0以上が指定されています。高圧取出口のあるコンプレッサと組み合わせて使いましょう。
AT1150HAの口コミ・評判で注目されるポイント
※個人の感想の引用ではなく、仕様から想定される評価のポイントをまとめています。
- 高圧専用の打ち込み力で、硬いフロア材でも浮きが出にくい
- 吸音材を敷いた床でも50mmで下地まで届く
- エアダスタで張る前の掃除が手早くできる
- 4mm幅機と比べて装填数が少なく、補充の回数はやや多め
よくある質問(FAQ)
Q. 4mm幅のステープルは使えますか?
使えません。AT1150HAは11.3mm幅のフローリングステープル(MA線)専用です。4mm幅指定のフロア材には、4mm幅用のフロアタッカを使ってください。
Q. 常圧のコンプレッサで使えますか?
使えません。使用空気圧は1.18〜2.26MPaの高圧専用で、マキタ高圧エアホースφ4.0以上が指定されています。
Q. AT1150HAとAT451Hの違いは?
いちばんの違いはステープルの幅です。AT1150HAは11.3mm幅、AT451Hは4mm幅のステープルを使います。どちらを選ぶかは、施工するフロア材が指定するステープルで決まります。
Q. ステープルの長さはどう選べばいいですか?
フロア材・吸音材・下地を合わせた厚みと、フロア材メーカーの施工要領で決めます。吸音材を挟む場合は長めの50mmが目安になります。
まとめ
マキタAT1150HAは、11.3mm幅・32〜50mmのフローリングステープルを高圧で打ち込む専用フロアタッカです。吸音材を敷いた防音フロアにも対応し、クリーンなエアダスタも備えています。
11.3mm幅指定のフロア材ならAT1150HA、4mm幅指定ならMAX HA-50F3(D)やHiKOKI N5004HMF。まずは施工するフロア材のステープル指定を確認して選びましょう。
マキタ AT1150HA


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