マキタWK001G|40Vmax充電式一次締めレンチを徹底解説

インパクトレンチ
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 マキタWK001Gは、40Vmaxバッテリで駆動する充電式の一次締めレンチです。建築鉄骨の高力ボルト締付けは「一次締め→マーキング→本締め」で管理され、WK001Gは最初の一次締め(仮締め)を受け持ちます。
 本記事ではWK001Gの特徴・性能・価格・口コミを徹底解説します。

結論:WK001Gはこんな方におすすめ

 WK001Gが向くのは「トルシア形高力ボルトの一次締めを数多くこなし、締付工程をコードレスにしたい方」です。

  • ✅ 建築鉄骨でトルシア形高力ボルトの一次締めを行う鉄骨工・とび職の方
  • ✅ M24までの一次締めを1台でカバーしたい方
  • ✅ 1日分の本数をバッテリ1本で回したい方(M22約2,500本)
  • ✅ 本締め用シャーレンチと揃えて工程をコードレス化したい方
  • ✅ すでに40Vmax(XGT)バッテリを持っている方
  • ❌ 高力六角ボルト(F10T)も締めたい方(トルシア形専用。6924KHが候補)
  • ❌ 本締めまで1台で済ませたい方(本締めはシャーレンチが必要)
  • ❌ 常に100V/200V電源がある屋内作業が中心の方

WK001GZK(本体のみ)

パワーソースキット XGT3 BL4050F②DC40RA①

ワーソースキット XGT2 BL4040②DC40RA①

一次締めとは?高力ボルト締付け3工程でのWK001Gの役割

 高力ボルト接合はJASS 6などに基づき「一次締め→マーキング→本締め」の順で管理されます。一次締めはボルト・ナット・座金と鋼材を密着させ本締めの基準点をつくる工程で、不均一だと本締め後の検査でナット回転量のばらつきになります。
 一次締め直後にボルト・ナット・座金・鋼材へまたがるマーキングを行い、本締め後にこのずれで共回り・軸回りの有無を判定します。

WK001Gのスペックと価格

型式内容標準小売価格(税別)
WK001GZK本体のみ
(バッテリ・充電器別売/ショルダベルト・ケース付)
300,000円
項目WK001G
電源40Vmax
締付トルクM16:120N・m
M20・M22:180N・m
M24:225N・m
締付け能力トルシア形高力ボルト(S10T)M16〜M24
超高力ボルトM16
回転数105min⁻¹(回転/分)
1充電の作業量
(目安)
ボルト径M22で約2,500本(BL4040装着時)
質量4.9kg(BL4040装着時)
本機寸法長さ249×幅95×高さ333mm
防水・防じん本体IPX6/バッテリIP56
主な機能ブラシレスモータ・APT・なめり防止機構付
標準付属品アウタ・インナスリーブ(M20・M22用)
(-)ドライバ、ショルダベルト

※スリーブはM20・M22用が標準付属。M16・M24は別途必要です。

WK001Gの主な特徴5つ

①M24まで対応|締付トルクは120/180/225N・m

 締付トルクはM16で120N・m、M20・M22で180N・m、M24で225N・m。一次締めトルクの標準的な目安(M16約100/M20・M22約150/M24約200N・m)に余裕を持たせた設定で、M24の大断面継手も1台で対応します。

 締付け能力はトルシア形高力ボルト(S10T)M16〜M24と超高力ボルトM16。ノッチ部を保持して反力を取る方式のため、対象はトルシア形に限られます

②1充電でM22を約2,500本|AC機同等の作業能率

 BL4040装着時の1充電作業量は、ボルト径M22で約2,500本(目安)。本締め用WT001Gの約250本に対し10倍をバッテリ1本でこなせます。
 回転数105min⁻¹もAC機の120min⁻¹に迫り、1日分をまかなえるならコードリールをやめる判断がしやすくなります。

③4.9kgの軽さとブラシレスモータ・なめり防止機構

 質量は4.9kg(BL4040装着時)で本締め用WT001Gの5.5kgより0.6kg軽く、寸法は長さ249×幅95×高さ333mm。ショルダベルトも標準付属します。
 ブラシレスモータとAPTで本体とバッテリを保護し、ソケットの空転でボルトをなめるのを防ぐなめり防止機構も備えます。

④本体IPX6・バッテリIP56で雨天や粉じんの現場に対応

 鉄骨建方は屋外作業です。本体IPX6の防水保護とバッテリIP56の防じん・防水で、降雨や粉じんの多い環境でも作業を続けやすい設計。雨天で止めるかは工程に直結するため、防水等級の明示は重要です。

⑤本締め用シャーレンチと組み合わせて締付工程をコードレス化

 WK001Gで一次締め、続いて充電式シャーレンチで本締め――この流れなら鉄骨締付けからコードが消えます。相方は40VmaxのWT001G(充電式シャーレンチ)で、804N・m・17min⁻¹・5.5kgでトルシア形M16〜M22の本締めに対応します。

 18V×2本(36V)の初代機WT310Dもありますが、40Vmaxで揃えれば電池と充電器を一本化できます。

WK001GZK(本体のみ)

パワーソースキット XGT3 BL4050F②DC40RA①

ワーソースキット XGT2 BL4040②DC40RA①

よくある質問(FAQ)

Q. WK001Gで本締めもできますか?

 A. できません。一次締め(仮締め)専用です。トルシア形の本締めはピンテールを破断させる必要があるため、WT001GやWT310Dのシャーレンチを使います。

Q. 高力六角ボルト(F10T)にも使えますか?

 A. 締付け能力はトルシア形高力ボルト(S10T)M16〜M24と超高力ボルトM16です。ノッチ部を保持する方式のため六角には使えません。六角はAC機6924KHが候補です。

Q. 1充電で何本くらい締められますか?

 A. 目安はBL4040装着時にボルト径M22で約2,500本。本締め用WT001Gの約250本の10倍で、一次締めの本数をバッテリ1本でまかなえます。

Q. WT001Gとの違いは?

 A. 役割が違います。WK001Gは一次締め用で120〜225N・m・105min⁻¹・4.9kg、WT001Gは本締め用で804N・m・17min⁻¹・5.5kg。2台で工程を分担します。

Q. コード式の6924KHとどちらを選ぶべきですか?

 A. 六角ボルトを扱う、または電源が常にある屋内作業なら安い6924KHで十分です。トルシア形が主体で建方フロアや高所が主戦場ならWK001Gが有利です。

まとめ

 マキタWK001Gは建築鉄骨のトルシア形高力ボルト一次締め専用の40Vmax充電式レンチです。M24まで対応し、1充電でM22を約2,500本という作業量でAC機同等の能率を実現。

  • ✅ 締付トルクM16:120/M20・M22:180/M24:225N・m
  • ✅ トルシア形M16〜M24対応(超高力M16/六角ボルトは非対応)
  • ✅ 1充電でM22を約2,500本(BL4040装着時)
  • ✅ 4.9kg・249×95×333mm、本体IPX6/バッテリIP56、なめり防止機構
  • ✅ WK001GZK(本体のみ)300,000円(税別/ショルダベルト・ケース付)

WK001GZK(本体のみ)

パワーソースキット XGT3 BL4050F②DC40RA①

ワーソースキット XGT2 BL4040②DC40RA①

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