マキタ HR2670は、2024年10月に登場したAC100V仕様の26mmハンマドリルです。
この記事ではHR2670のスペックと「速くなった理由」を解説し、HiKOKI DH26PC2の比較まで表付きで整理します。
結論:マキタHR2670はこんな人におすすめ
先に結論です。HR2670は「電源のある現場で、φ26mmまでの穴を数多く開ける人」に最適化された機種です。
- ✅ φ26mmまでのアンカー穴あけを日常的に行う設備・電気工事業者
- ✅ 電源が確保できる現場が中心で、バッテリ管理を増やしたくない人
- ✅ 従来機HR2631Fからの買い替えを検討している人
- ✅ 本体価格を抑えつつ、3モード(回転+打撃/打撃/回転)を使いたい人
- ✅ 穴あけ本数が多く、1本あたりの時間短縮が効いてくる作業
- ✅ 軽ハツリや溝掘りも1台でこなしたい人
一方、次のような使い方には向きません。
- ❌ 電源のない現場が多い人(充電式のHR005G等を選ぶべき)
- ❌ LEDライトによる打点照射が必須の人(HR2670は非搭載)
HR2670
マキタHR2670の主要スペック一覧
| 項目 | マキタ HR2670 |
|---|---|
| 電源 | 単相100V(コード式・コード長5m) |
| 消費電力 | 800W(電流8.4A) |
| シャンク | SDSプラス |
| 回転数 | 0〜1,500min⁻¹ |
| 打撃数 | 0〜4,500min⁻¹ |
| 穴あけ能力 | コンクリート26mm/鉄工13mm/木工32mm |
| モード | 3モード(回転+打撃/打撃のみ/回転のみ) |
| 本機寸法 | 362×77×207mm |
| 質量 | 2.7kg |
| 振動3軸合成値 | 16.1m/s²(ハンマドリル) 14.2m/s²(ハンマ) |
| 標準付属品 | ストッパポール・サイドグリップ・集じんカップ |
マキタHR2670の主な特徴5つ
特徴① 穴あけスピードが従来機比で約45%アップ

HR2670の最大の売りは穴あけスピードです。マキタ公表値で従来機HR2631F比約45%の高速化を実現しています。
設備工事のアンカー穴のように「1日に数十本開ける」作業では、1本あたりの短縮が積み上がって大きな差になります。
特徴② 3モード切替でハツリ・溝掘りにも対応

回転+打撃(コンクリート穴あけ)、打撃のみ(ハツリ)、回転のみ(木工・鉄工)の3モードを切り替えられます。打撃のみモードがあるため、軽いハツリや溝掘り、タイル剥離まで1台でこなせます。
特徴③ 消費電力800W・質量2.7kgのバランス

消費電力800W、質量2.7kg。26mmクラスとしては標準的な重量で、片手でも扱える範囲に収まっています。
本機寸法362×77×207mmとコンパクトで、天井や壁際の穿孔でも姿勢を作りやすい設計です。
特徴④ 集じんカップが標準付属
標準付属品として集じんカップが付いています。上向き穿孔時にビットに装着すれば、落ちてくる粉じんを受け止められます。天井アンカーの作業では、目や呼吸器を守るうえで実質的な必需品です。
特徴⑤ 33,100円(税別)という価格設定
希望小売価格は33,100円(税別)。従来機HR2631Fの41,500円(税別)から大幅に下がりました。性能向上と価格低下が同時に起きているため、買い替え判断はしやすくなっています。
HR2670
マキタHR2670と他社(HiKOKI・ヒルティ)の比較
26mmクラスのコード式ハンマドリルは競争の激しい定番カテゴリです。HiKOKI DH24PH2と比較します。
| 項目 | マキタ HR2670 | HiKOKI DH24PH2 |
|---|---|---|
| 電源 | AC100V | AC100V |
| 消費電力 | 800W | 730W |
| 対応径 | φ26mm | φ24mm |
| 回転数 | ◎ 0〜1,500min⁻¹ | 0〜1,050min⁻¹ |
| 打撃数 | 0〜4,500min⁻¹ | 0〜3,950min⁻¹ |
| モード | ◎ 3モード | ◎ 3モード |
| 質量 | 2.7kg | 2.6kg |
| 参考価格 | ◎ 33,100円(税別) | 45,700円 |
コード式か充電式か?マキタのハンマドリル選び
26mmクラスを検討する際、必ず出てくるのが「コード式か充電式か」という論点です。整理します。
| 項目 | HR2670 (コード式26mm) | HR005G (充電式40mm) | HR400D (充電式40mm) |
|---|---|---|---|
| 電源 | AC100V | 40Vmax×1 | 18V×2(36V) |
| 対応径 | φ26mm | φ40mm | φ40mm |
| 質量 | ◎ 2.7kg | 7.3kg | 7.5kg |
| 稼働時間 | ◎ 無制限 | △ バッテリ次第 | △ バッテリ次第 |
| 本体価格 | ◎ 33,100円(税別) | △ 163,000円 | △ 165,300円 |
| 向く現場 | 電源あり・穴数が多い | 電源なし・大口径 | 18V資産あり |
マキタHR2670の口コミ・評判
以下は通販サイトや職人向けSNSに見られるネット上の評判の傾向をまとめたものです。
「明らかに前の型より食い込みが速い。同じ本数を開ける時間が短くなった」——速度向上を実感する声が中心です。
設備工事・40代(評判の傾向)
「この性能でこの価格は驚き。予備でもう1台という判断がしやすい」——価格改定を歓迎する声が目立ちます。
電気工事・30代(評判の傾向)
「LEDが無くなったのは地味に痛い。天井裏では別途ライトが要る」——LED非搭載への指摘は一定数あります。
内装・50代(評判の傾向)
「集じんカップが最初から付いているのは助かる。上向きの穴あけで手放せない」——付属品を評価する声も見られます。
設備工事・40代(評判の傾向)
よくある質問(FAQ)
HR2670とHR2631Fの違いは何ですか?
穴あけスピードが約45%向上した点が最大の違いです。回転数が0〜1,200min⁻¹から0〜1,500min⁻¹へ上がり、打撃数は4,600から4,500min⁻¹へわずかに下がりました。また希望小売価格が41,500円(税別)から33,100円(税別)へ下がった一方、LEDライトは非搭載になっています。
HR2670でハツリ作業はできますか?
できます。3モード切替の「打撃のみ」モードを使えば、軽いハツリや溝掘り、タイル剥離に対応します。ただし本格的なハツリが主体なら、5kg級のハンマ(HM001Gなど)のほうが効率的です。
SDSプラスのビットはそのまま使えますか?
使えます。HR2670はSDSプラスシャンクを採用しているため、市販のSDSプラス用ドリルビットやチゼルをそのまま装着できます。SDSマックス用の工具は装着できません。
まとめ|マキタHR2670は速さと価格を両立した26mm機
マキタHR2670は、2024年10月発売のAC100V仕様26mmハンマドリルです。従来機HR2631F比で穴あけスピード約45%アップを実現しながら、希望小売価格を41,500円(税別)から33,100円(税別)へ引き下げました。
3モード切替と集じんカップ標準付属で、実務的な使い勝手も十分です。
電源が確保できる現場でφ26mmまでの穴を数多く開けるなら、質量2.7kgのHR2670が最も効率的な選択肢になります。LED非搭載という点だけ、事前に把握しておきましょう。
- ✅ 従来機HR2631F比で穴あけスピード約45%アップ
- ✅ 希望小売価格33,100円(税別)へ大幅値下げ
- ✅ 3モード切替でハツリ・溝掘りにも対応
- ✅ 質量2.7kg・寸法362×77×207mmと軽快
- ✅ 集じんカップを標準付属(LEDライトは非搭載)
HR2670


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