HiKOKI AL18DAコードレスグリースガンの実力を解説

HiKOKI グリスガン
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 HiKOKI(ハイコーキ)のコードレスグリースガン「AL18DA」は、最大吐出圧力69MPa・最大吐出量297mL/分をわずか5.0kgで実現した1台。希望小売価格は65,100円(税別)です。
 本記事ではAL18DAのスペックと特徴、マキタの18V充電式グリスガンGP180Dとの比較を整理します。建機・農機のグリスアップを効率化したい方は参考にしてください。

結論:HiKOKI AL18DAはこんな方におすすめ

 先に結論です。AL18DAは「高圧吐出とスピードを両立しつつ、少しでも軽い機体を選びたい方」に向くグリースガンです。GP180Dより1.0kg軽い点が最大の差別化要素です。

  • ✅ 固着したグリースニップルを確実に押し込みたい方(低速69MPa)
  • ✅ 注入本数が多く時間を短縮したい方(高速297mL/分)
  • ✅ 取り回しの軽さを重視する方(蓄電池込みで5.0kg)
  • ✅ 吐出量を細かく決めたい方(10段階の調整ダイヤル)
  • ✅ 暗い足回りを照らしたい方(ホース用LEDライト付属)
  • ✅ カートリッジ・バルク・ポンプの3通りで補充したい方

 一方、次の方は他の選択肢も検討してください。

  • ❌ 導入コストを最優先したい方(実勢価格ではマキタGP180Dが安価)
  • ❌ 手差しで済む程度の注入本数しかない方(手動式で十分な場合があります)

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HiKOKI AL18DAのスペック・仕様

 AL18DAの主要スペックです。数値はHiKOKI公式カタログ値です。

項目HiKOKI AL18DA
モーター直流モーター
グリース容量カートリッジ 420mL/バルク 640mL
最大吐出圧力(低速)69MPa
最大吐出圧力(高速)41MPa
流量(低速)115mL/分
流量(高速)297mL/分
グリースちょう度ちょう度番号0〜2号(NLGI No.0〜2)
ホース長さ1,200mm
機体寸法412×227×110mm(BSL36A18X装着時)
質量5.0kg(BSL36A18X装着時)
使用可能蓄電池18V(BSL18XXシリーズ)/マルチボルト
標準付属品ショルダーベルト、ホース用LEDライト
希望小売価格(税別)65,100円(AL18DA(NN)/蓄電池・充電器別売)

 注目したいのはホース長1,200mm。ホースが長いほど本体を地面に置いたまま奥のニップルに届くため、車体の下に潜る作業では取り回しがぐっと楽になります。

HiKOKI AL18DAの主な特徴・機能

① 低速69MPa・高速297mL/分のトップクラス性能

HiKOKI AL18DA 低速69MPa・高速297mL/分のトップクラス性能

 低速モードでは最大69MPaの高圧を発生し、固着したニップルも押し開きます。高速モードでは吐出量297mL/分で一気に充填。圧力と速度をレバーで切り替える設計により、1台で「入りにくい箇所」と「量を入れる箇所」の両方をカバーできます。

② 蓄電池込み5.0kgの軽量ボディ

 BSL36A18X装着時で5.0kg。同クラスのコードレスグリースガンは6kg前後が一般的で、1kgの差は肩から下げて機械の周囲を回るときの負担にそのまま効きます。ショルダーベルトも標準付属します。

③ 10段階の吐出量調整ダイヤル

HiKOKI AL18DA 10段階の吐出量調整ダイヤル

 吐出量を10段階で設定できるダイヤルを備えます。少量ずつ確実に入れたい精密な軸受と、たっぷり充填したい大型のジョイントとで、感覚ではなく段数で管理できるのが利点。過剰注入によるシール破損のリスクも抑えられます。

④ ON/OFFロックボタンで連続吐出

HiKOKI AL18DA ON/OFFロックボタンで連続吐出

 トリガーを引き続けなくても吐出を継続できるロックボタンを搭載。注入箇所が多い整備では、指の疲労が大きく軽減されます。停止も同じボタン操作で行えます。

⑤ ホース用LEDライトと3通りの補充方法

HiKOKI AL18DA ホース用LEDライトと3通りの補充方法

 ホース先端側を照らすLEDライトが標準付属し、車体下の暗いニップルも狙えます。グリースの補充はカートリッジ、バルク(直接充填)、ポンプの3通りに対応し、現場の運用に合わせて選べます。

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HiKOKI AL18DA vs マキタ GP180D 徹底比較

 マキタの18V充電式グリスガンGP180Dと比べます。◎=優位、○=標準的、△=やや不利で評価しました。

項目HiKOKI AL18DAマキタ GP180D
最大吐出圧力○ 69MPa○ 69MPa
最大吐出量◎ 297mL/分○ 290mL/分
圧力・速度の切替◎ 高速/低速のシフトレバー○ 変速対応
吐出量調整◎ 10段階ダイヤル○ 調整機構あり
質量◎ 5.0kg(電池含む)△ 6.0kg(電池含む)
機体寸法○ 412×227×110mm○ 449×245×114mm
グリース容量◎ カートリッジ420/バルク640mL○ カートリッジ420/バルク570mL
LEDライト◎ ホース用LED標準付属○ 本体側に搭載
電源○ 18V/マルチボルト○ 18V
価格△ 65,100円(税別・本体のみ)◎ 実勢4万円台〜

軽さ・バルク容量・吐出量でAL18DAが優位

 最大吐出圧力は両機とも69MPaで互角ですが、吐出量は297mL/分と290mL/分でAL18DAがわずかに上。差が明確なのは質量で、5.0kg対6.0kgと1.0kg軽くなります。バルク時のグリース容量も640mL対570mLで、補充回数を減らせるのはAL18DAです。

価格ではマキタGP180Dが明確に有利

 一方で価格差は無視できません。AL18DAは本体のみ65,100円(税別)に対し、GP180Dは本体のみの実勢価格が4万円台から見つかります。性能差が「1kgの軽さ」と「吐出量7mL/分」であることを考えると、コストを重視するならGP180D、毎日担いで回るならAL18DAという判断になります。

 なお両社の蓄電池に互換性はありません。すでにHiKOKI 18V/マルチボルトを運用しているならAL18DA、マキタ18Vならモデルを合わせるのが総額では有利です。

グリースガンの方式別比較

 手動式・エア式との違いも整理しておきます。

方式最大圧力の目安電源疲労度向く用途
コードレス(AL18DA)69MPa蓄電池◎ 小さい注入点数の多い建機
農機整備
手動レバー式約28〜40MPa不要△ 大きい点数の少ない日常点検
エア式約40MPa前後コンプレッサ○ 小さい整備工場の据置き作業

HiKOKI AL18DAの口コミ・評判

 ネット上の評判の傾向をまとめると、次のような声が目立ちます。

手動のレバー式から乗り換えた。固着したニップルもトリガーひと引きで入るので、腕への負担がまったく違う。

ネット上の評価傾向より(★★★★★)

他社の充電式より軽い。肩から下げて機械の周りを回るので、この1kgの差は思った以上に効く。

ネット上の評価傾向より(★★★★☆)

ホースにLEDが付いているのが地味に便利。車体下の暗いところでニップルを探さなくて済む。

ネット上の評価傾向より(★★★★☆)

価格は高め。性能には満足しているが、コスト重視なら他社も比較したほうがいい。

ネット上の評価傾向より(★★★☆☆)

HiKOKI AL18DAに関するよくある質問(FAQ)

Q. どのちょう度のグリースが使えますか?

 ちょう度番号0〜2号(NLGI No.0〜2)に対応します。低温時は硬くなり吐出量が落ちる場合があるため、季節に応じたちょう度を選んでください。

Q. グリースの補充方法は?

 カートリッジ、バルク(直接充填)、ポンプの3通りに対応します。カートリッジは420mL、バルクは640mLまで入るので、消費量が多い現場ではバルクが経済的です。

Q. マルチボルト蓄電池でも使えますか?

 使えます。18V(BSL18XXシリーズ)とマルチボルト蓄電池の両方に対応します。カタログの質量5.0kgはBSL36A18X装着時の値です。

まとめ:AL18DAは「軽さ」で選ぶ高圧グリースガン

 AL18DAは低速69MPa・高速297mL/分というトップクラスの性能を、蓄電池込み5.0kgのボディに収めたコードレスグリースガンです。10段階の吐出量ダイヤル、ON/OFFロック、ホース用LEDと運用面の作り込みも丁寧です。

 価格ではマキタGP180Dに分がありますが、1kgの軽さとバルク640mLの容量は毎日担ぐ人ほど効いてきます。注入点数の多い整備を抱えているなら、投資に見合う1台です。

  • ✔ 低速69MPa/高速297mL/分の圧力とスピード
  • ✔ 蓄電池込み5.0kgでGP180Dより1.0kg軽い
  • ✔ 10段階ダイヤル+ON/OFFロックで扱いやすい
  • ✔ コスト重視ならマキタGP180Dも比較対象

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