HiKOKI(ハイコーキ)C3605DYBは、マルチボルト36V蓄電池で動く125mmのコードレス集じん丸のこです。
結論から言えば、ダストボックス単独で集じん率約80%、集じん機を接続すれば90%以上という「粉じんを出さない丸のこ」で、内装現場の石こうボードや化粧材の切断に最適な一台です。
本記事ではC3605DYBのスペック・特徴・口コミに加え、兄弟機C3605DYCとの違い、マキタ KS004G/KS002Gとの比較まで詳しく解説します。
結論:HiKOKI C3605DYBはこんな方におすすめ
- ✅ 石こうボードや化粧材を室内で切ることが多い内装・ボード工の方
- ✅ 集じん機をつながずに単体でも粉じんを抑えたい方
- ✅ 居住中のリフォームや店舗改装など、養生を最小限にしたい現場の方
- ✅ すでにHiKOKIマルチボルト蓄電池を持っている方
- ✅ 100mm刃と125mm刃を使い分けたい方
- ✅ 粉じんによる健康リスク・清掃時間を減らしたい方
- ❌ 常に集じん機を接続して使う方(→軽量なコレクトカバー仕様のC3605DYCが有利)
- ❌ 構造材など厚物の切断が中心の方(→147mmのC3605DCや165mm機が適任)
HiKOKI C3605DYB コードレス集じん丸のこをチェックする
HiKOKI C3605DYBとは?ダストボックス標準の集じん丸のこ
C3605DYBは、マルチボルト蓄電池(36V/18V自動切替)で動作する刃径100〜125mmの集じん丸のこです。
一般的な丸のこと違い、切断で出た粉じんを本体側に取り込む集じん構造を備えており、標準付属のダストボックスを装着した状態で約80%の粉じんを回収します。集じん機を接続すればさらに90%以上まで高められます。
2021年2月に登場したモデルで、同時発売の兄弟機C3605DYCが「集じん機接続専用のコレクトカバー仕様」なのに対し、C3605DYBは「ダストボックス標準=単体でも集じんできる仕様」という違いがあります。ホースを引き回せない狭所や、集じん機を持ち込めない現場ではこちらが有利です。
HiKOKI C3605DYB のスペック・仕様

| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 型番 | C3605DYB |
| のこ刃寸法 | 外径100~125mm×穴径20mm |
| 最大切込深さ(125mm刃) | 90°時 47mm/45°時 30mm |
| 最大切込深さ(100mm刃) | 90°時 35mm/45°時 20mm |
| 無負荷回転数 | パワーモード 7,000min⁻¹ サイレントモード 3,500min⁻¹ |
| 集じん率 | ダストボックス単独 約80% 集じん機接続時 90%以上 |
| 蓄電池 | BSL36A18BX (36V-2.5Ah/18V-5.0Ah・Bluetooth対応) |
| 充電時間 | 約19分(実用充電)/約25分(満充電) ※UC18YDL2使用時 |
| 機体寸法 | 298×240×183mm(蓄電池装着時) |
| 質量 | 3.0kg(蓄電池装着時・のこ刃除く) |
| 希望小売価格 | 97,300円(XPSZ・蓄電池2個/充電器/ケース付) 53,300円(NN・本体のみ)※いずれも税別 |
HiKOKI C3605DYBの主な特徴・機能
① ダストボックス単独で集じん率約80%

C3605DYB最大の武器が、集じん機を接続しなくても約80%の粉じんを回収できるダストボックスです。石こうボードを室内で切ると白い粉が一気に舞い上がりますが、本機なら養生とマスクの負担を大きく減らせます。
② パワーモード7,000min⁻¹の切断スピード

集じん機構を持ちながら、無負荷回転数はパワーモードで7,000min⁻¹を確保しています。集じん丸のこは構造上どうしても風の抵抗を受けますが、マルチボルト36Vとブラシレスモーターの組み合わせで、通常の丸のこに引けを取らない切断スピードを実現しています。
③ 100mm刃にも対応。用途で刃径を使い分けられる
のこ刃は外径100〜125mmまで対応します。125mm刃なら90°で47mmまで切り込め、100mm刃に替えると切込深さは35mmに下がる代わりに本体が軽快になり、薄物中心の作業では取り回しが向上します。石こうボードや合板が中心なら100mm刃という選択も現実的です。
④ サイレントモードとキックバック軽減システム

サイレントモードでは3,500min⁻¹まで回転を落として切断音を抑えられ、負荷がかかるとパワーモードへ自動復帰します。あわせて急激な負荷を検知してモータを止めるキックバック軽減システムを搭載し、集じんカバーで刃先が見えにくい場面でも安全性を確保しています。
⑤ Bluetooth蓄電池で集じん機と無線連動

Bluetooth対応のマルチボルト蓄電池を使うと、対応する集じん機(RP3608DB/RP3615DB等)と無線連動できます。丸のこのスイッチを入れるだけで集じん機が起動するため、粉じんを取りこぼしません。HiKOKIは蓄電池側にBluetoothを内蔵しているので、工具ごとに別売ユニットを追加する必要がないのも利点です。
HiKOKI C3605DYB の価格をチェックする
HiKOKI C3605DYB vs マキタ KS004G・KS002G 徹底比較
| 項目 | HiKOKI C3605DYB | マキタ KS004G | マキタ KS002G |
|---|---|---|---|
| 電圧 | マルチボルト36V | 40Vmax | 40Vmax |
| 集じん方式 | ◎ ダストボックス (集じん機接続も可) | ○ ダストボックス仕様 | ○ ダストボックス仕様 |
| 最高回転数 | ○ 7,000min⁻¹ | ◎ 7,500min⁻¹ | ◎ 7,500min⁻¹ |
| 静音時回転数 | ◎ 3,500min⁻¹ | △ 5,000min⁻¹ | △ 5,000min⁻¹ |
| 切込深さ90°/45° | ◎ 47/30mm | △ 40.5/27mm | ◎ 47/30mm |
| 質量 | △ 3.0kg | ○ 2.9kg | ○ 2.9kg |
| 無線連動 | ◎ 蓄電池内蔵Bluetooth | ○ 別売ワイヤレスユニット | ○ 別売ワイヤレスユニット |
| 本体価格(税別) | 53,300円 | 63,600円 | 63,600円 |
切込深さと静音性、無線連動の手軽さではC3605DYBが優位、回転数と軽さではマキタが上という構図です。特に47mmという切込深さは、下地の胴縁や間柱まで一度に切りたい場面で効いてきます。逆に「切り口の見やすさ」を重視するなら、逆勝手仕様を選べるマキタKS003G/KS004Gに分があります。
C3605DYBとC3605DYC・C1205DYAの違い|どれを選ぶ?
| 型番 | 電圧 | 集じん方式 | 質量 | 本体価格(税別) |
|---|---|---|---|---|
| C3605DYB | マルチボルト36V | ダストボックス(接続も可) | 3.0kg | 53,300円 |
| C3605DYC | マルチボルト36V | コレクトカバー(接続専用) | 2.9kg | 50,700円 |
| C1205DYA | 10.8V | ダストボックス(接続も可) | 2.4kg | 45,200円 |
HiKOKI C3605DYBの口コミ・評判
「ボードを室内で切っても粉がほとんど舞わない。養生の手間と掃除の時間が減ったので、結果的に一番元が取れた工具かもしれません。」
ネット上の評価傾向より
「集じん機なしでも8割取ってくれるのが本当に便利。ホースを引けない狭い部屋でもそのまま使えます。」
ネット上の評価傾向より
「切込47mmは思ったより効きます。ボードと下地をまとめて切れる場面があり、作業が1工程減りました。」
ネット上の評価傾向より
「集じんカバーがある分、通常の丸のこより刃先が見えにくいのは事実。墨線を追う作業は少し慣れが必要でした。」
ネット上の評価傾向より
よくある質問(FAQ)
Q. C3605DYBとC3605DYCはどちらを選ぶべきですか?
A. 集じん機を常に接続して使うならコレクトカバー仕様のC3605DYCです。本体がひと回り小さく2.9kgと軽く、本体価格も安く設定されています。集じん機を持ち込めない現場がある、単体でも粉じんを抑えたいという場合はダストボックス標準のC3605DYBを選んでください。
Q. 集じん率80%というのは実際どのくらいですか?
A. 粉じんの大半をダストボックスに取り込めるため、石こうボードを切っても白い粉が広く舞い散る状態にはなりにくくなります。ただし完全ではないため、防じんマスクの着用と最低限の養生は引き続き必要です。集じん機を接続すれば90%以上まで高められます。
Q. 18Vの蓄電池でも使えますか?
A. 使えます。マルチボルト蓄電池は工具側が36V/18Vを自動で切り替える方式で、HiKOKIの18Vリチウムイオン電池にも対応します。ただしパワーモード7,000min⁻¹などのカタログ値はマルチボルト蓄電池使用時の数値です。
まとめ|HiKOKI C3605DYBは粉じんを出さずに切りたい現場の主力機
HiKOKI C3605DYBは、ダストボックス単独で約80%、集じん機接続時は90%以上の集じん率を実現した125mmのコードレス集じん丸のこです。切込深さ47mm、パワーモード7,000min⁻¹と切断性能も妥協がなく、集じん機の有無に左右されずに使える柔軟さが最大の武器です。石こうボードや化粧材を室内で切る内装・リフォームの現場では、清掃時間と健康リスクの両方を減らせる一台と言えます。
- ✅ ダストボックス単独で集じん率約80%、集じん機接続で90%以上
- ✅ 切込深さ47mmは同クラスの防じんマルノコで最大級
- ✅ パワーモード7,000min⁻¹で通常の丸のこ並みの切断スピード
- ✅ 蓄電池内蔵Bluetoothで集じん機と無線連動できる
- ✅ 常時集じん機接続ならC3605DYC、軽さ優先ならC1205DYAも候補

コメント