HiKOKI(ハイコーキ)CD3607DAは、180〜185mmの大径チップソーを装着できる36Vマルチボルト対応のコードレスチップソーカッタです。
結論から言えば、最大切込み深さ60.5mmで「鉄管50A(外径60.5mm)を一発切断」できる、コードレス最強クラスの切断能力を持つフラッグシップ機。プラント工事・鋼材加工・スケルトン解体など、太物を数多く落とす現場のための一台です。
本記事ではCD3607DAのスペック・特徴・口コミに加え、マキタ CS001Gとの比較まで詳しく解説します。
結論:HiKOKI CD3607DAはこんな方におすすめ
- ✅ 鉄管50A(外径60.5mm)を一発で落としたいプラント・配管工事の方
- ✅ アングル60×60mm、角パイプ60×60mmまで対応させたい方
- ✅ 厚さ12mmの軟鋼板を切る鋼材加工・鉄骨系の方
- ✅ スケルトン工事で大量の下地材・配管を解体する方
- ❌ 軽天材や電線管が中心で、軽さを最優先したい方(→CD3605DBが3.0kg)
- ❌ 4.5kgの機体を一日中振り回すのが負担になる方
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HiKOKI CD3607DA のスペック・仕様

| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 型番 | CD3607DA |
| 電圧 | マルチボルト36V(18V蓄電池も使用可) |
| のこ刃外径 / 穴径 | 180〜185mm / 20mm |
| 最大切込み深さ | 60.5mm(外径185mmの刃使用時は63mm) |
| 最大切断能力 | 丸パイプ ø60.5mm(50A)/角パイプ 60×60mm アングル 60×60mm/軟鋼材 板厚12mm |
| モーター | 直流ブラシレスモーター |
| 無負荷回転数 | パワーモード 3,700min⁻¹ サイレントモード 2,000min⁻¹ |
| 機体寸法 | 337×277×257mm(蓄電池装着時) |
| 質量 | 4.5kg(蓄電池装着時) |
| 1充電あたりの作業量 | アングル50×50mm・t6mm 約80カット 鋼板幅300mm・t6mm 約23カット |
| 蓄電池 / 充電時間 | BSL36B18X(36V-4.0Ah/18V-8.0Ah) 約40分(UC18YDL2使用時) |
| 希望小売価格 | CD3607DA(WPZ) 113,700円 (NN) 71,000円(いずれも税別) |
HiKOKI CD3607DAの主な特徴・機能
① 切込み深さ60.5mm。鉄管50Aを一発で切り落とす

CD3607DA最大の価値が最大切込み深さ60.5mmです。配管工事で最も出番の多い50A(外径60.5mm)の鋼管を、裏返さずに一発で切断できます。
150mmクラスでは「回して二度切り」が必要な場面が一動作で完結するため、本数が多いほど時間差が積み上がります。外径185mmの刃なら切込み深さ63mmまで伸びます。
② 防じん用メッシュフィルタで鉄粉の侵入を軽減

金属切断工具の寿命を縮める最大の敵が、モーター内部に入り込む鉄粉です。CD3607DAは吸気口に防じん用メッシュフィルタを採用し、本体内部への鉄粉侵入を軽減しています。
粉じんの多い鋼材加工現場で毎日使う工具だからこそ、この地味な装備が耐用年数の差になって表れます。
③ 軽量マグネシウム製集じんボックスとワンタッチ着脱

集じんボックスは軽量かつ堅牢なマグネシウム製。落下や打痕に強く、大径機でありながら重量増を抑える役割も果たしています。
ダストカバーはワンタッチで着脱でき、切粉の廃棄がスムーズです。切粉の熱で樹脂が変形するといった心配も少なくなります。
④ 特許取得のサイレントモードで低騒音と効率を両立

パワーモード3,700min⁻¹に対し、サイレントモードは2,000min⁻¹。HiKOKIが特許を取得しているこの制御は、単に回転を落とすのではなく低騒音化とモーター効率を両立させる点が特徴です。
テナントビルや病院・学校などの改修工事で、騒音クレームを避けながら太物を切れるのは大きな実務メリットになります。
⑤ キックバック軽減システムとステンレスベース
大径刃ほどキックバック時のエネルギーは大きくなります。CD3607DAは回転数の急変を検知してモーターを停止させるキックバック軽減システムを搭載。ベースには変形しにくいステンレスを採用し、繰り返し使っても切断精度が保たれます。
高輝度LEDライト、スピンドルロック、ソフトスタート機能も備えています。
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HiKOKI CD3607DA vs マキタ CS001G 徹底比較
| 項目 | HiKOKI CD3607DA | マキタ CS001G |
|---|---|---|
| 電圧 | マルチボルト36V(18V兼用) | 40Vmax |
| のこ刃外径 / 穴径 | 180〜185mm / 20mm | 185mm / 20mm |
| 最大切込み深さ | ○ 60.5mm(185mm刃で63mm) | ◎ 67mm |
| 無負荷回転数 | ○ 3,700min⁻¹ | △ 3,500min⁻¹ |
| サイレントモード | ◎ 2,000min⁻¹(特許) | △ 非搭載 |
| 質量 | ◎ 4.5kg | ◎ 4.3kg |
| 機体寸法 | 337×277×257mm | 350×232×270mm |
| 防じん対策 | ◎ メッシュフィルタ+マグネシウム集じんボックス | ○ 集じん機構あり |
| 1充電あたりの作業量 | アングル50×50×t6 約80カット | 等辺山形鋼50×50×t6 約160本 |
| 電池の共用先 | HiKOKIマルチボルト全機種 | マキタ40Vmax全機種 |
切込み深さと作業量ではCS001Gが上、静音性と防じん対策ではCD3607DAが上という構図です。67mmまで切りたい鋼材加工中心ならCS001G、騒音を抑えたい改修現場や鉄粉の多い環境で長く使いたいならCD3607DAが向きます。
50A配管の一発切断はどちらも可能なので、配管主体の方は手持ちの蓄電池で選んで問題ありません。
CD3607DAとCD3605DBはどちらを選ぶ?大径機と軽量機の使い分け
| 比較項目 | CD3607DA(185mm) | CD3605DB(150mm) |
|---|---|---|
| 最大切込み深さ | 60.5mm(63mm) | 57.5mm |
| 鉄管50Aの一発切断 | ○ 可能 | △ 厳しい |
| アングル対応 | 60×60mm | 50×50mm級 |
| 質量 | 4.5kg | 3.0kg |
| 無負荷回転数 | 3,700min⁻¹ | 4,200min⁻¹ |
| 向いている現場 | プラント・鋼材加工・解体 | 電気設備・軽天・内装 |
HiKOKI CD3607DAの口コミ・評判
「50Aの鋼管が一発で落とせるのが本当に大きい。今まで回して二度切りしていた手間がなくなり、配管の切り出しが目に見えて速くなりました。」
ネット上の評価傾向より(CD3607DA)
「4.5kgは確かに重いですが、切断能力を考えれば納得の範囲。バンドソーより圧倒的に速く、グラインダーより切り口がきれいです。」
ネット上の評価傾向より(CD3607DA)
「メッシュフィルタのおかげか、鉄粉まみれの現場で1年使っても調子が落ちません。前の機種は半年でモーターが弱りました。」
ネット上の評価傾向より(CD3607DA)
よくある質問(FAQ)
Q. CD3607DAで使えるチップソーのサイズは?
A. のこ刃外径180〜185mm、穴径20mm(一部19mm)のチップソーが使用できます。外径185mmの刃を使うと最大切込み深さが63mmまで伸びるため、太物を切る機会が多い方は185mmの刃を選ぶと能力を引き出せます。材質に応じて軟鋼材用・ステンレス用を使い分けてください。
Q. 蓄電池はBSL36A18Xでも使えますか?
A. 使用できます。ただしCD3607DAはカタログ上、大容量のBSL36B18X(36V-4.0Ah/18V-8.0Ah)との組み合わせで作業量が示されています。2.5Ah級のBSL36A18Xでは1充電あたりのカット数が減るため、厚物を連続で切る現場では4.0Ah級を用意したほうが作業が途切れません。
Q. 切断砥石のグラインダーと比べてどちらが良いですか?
A. 用途によります。CD3607DAは火花が少なく切り口が直角に仕上がり、切断音も抑えられるため、本数の多い切り出しに向きます。一方、狭所での取り回しや異形材の切断はグラインダーに分があります。
まとめ|HiKOKI CD3607DAはコードレスで太物を落とす切り札
HiKOKI CD3607DAは、最大切込み深さ60.5mm(185mm刃で63mm)という最上位クラスの切断能力を持つ36Vマルチボルト機です。
鉄管50Aの一発切断、アングル60×60mm対応、板厚12mmの鋼板切断まで一台でこなし、防じんメッシュフィルタとマグネシウム集じんボックスで過酷な環境にも耐えます。
質量4.5kgと軽くはありませんが、太物を数多く落とす現場ではその重さを補って余りある戦力になります。
- ✅ 切込み深さ60.5mm(185mm刃で63mm)で鉄管50Aを一発切断
- ✅ アングル60×60mm・板厚12mmまで対応する大容量
- ✅ 特許のサイレントモード2,000min⁻¹で騒音に配慮
- ✅ 防じんメッシュフィルタとマグネシウム集じんボックスで高耐久
- ✅ マルチボルト蓄電池をHiKOKI工具と共用できる


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