マキタの40Vmax充電式チップソーカッタは、125mmのCS003G、150mmのCS004G、185mmのCS001Gの3機種です。いずれも金属切断用のDCホワイトメタルチップソーが付属し、火花を出さずに鋼材を切断できます。
3機種の違いは、刃の大きさによる切込み深さと、本体の大きさ・重さです。本記事では公式スペックで3機種を比べ、HiKOKIの36V機とも比較して選び方を解説します。
結論:40Vmaxチップソーカッタはこう選ぶ
✅ 電線管やメタルスタッドを軽快に切りたい設備・内装の方(→CS003G)
✅ アングルや炭素鋼鋼管まで1台で対応したい方(→CS004G)
✅ 角スタッドのまとめ切りやデッキプレートの解体をする方(→CS001G)
✅ 切断機のように材料を固定して切りたい方(→バイススタンド対応のCS004G)
✅ 3機種ともIP56・ブラシレス・LEDライト付き
❌ 18Vバッテリを多く持っている方(→18Vチップソーカッタ)
マキタ CS003G(125mm)
マキタ CS004G(150mm)
マキタ CS001G(185mm)
CS003G・CS004G・CS001Gのスペック比較表
公式サイトの主要機能と標準小売価格(税別)です。
| 項目 | CS003G | CS004G | CS001G |
| 刃物径 | 125mm | 150mm | 185mm |
| 最大切込み | 46mm | 57.5mm | 67mm |
| 回転数(min⁻¹) | 3,900 | 4,200 | 3,500 |
| 1充電作業量 | 電線管 約400本 | 電線管 約310本 | 山形鋼50×50 約160本 |
| 寸法(長さ×幅×高さ) | 269×188×245mm | 267×180×256mm | 350×232×270mm |
| 質量 | 2.9kg | 2.9kg | 4.3kg |
| 本体のみ | 49,400円 | 57,000円 | 64,000円 |
| セット | 114,900円(BL4025×2) | 設定なし | 137,100円(BL4040×2) |
電線管は外径38.1×厚さ1.4mmでの1充電作業量です。CS003GとCS004Gは同じ2.9kgで、大きさもほぼ同じ。CS001Gだけがひと回り大きく、4.3kgです。CS004Gは本体のみの設定なので、バッテリと充電器は別に用意します。
3機種の違い|選び方の5つのポイント
① 切込み深さ:46mm・57.5mm・67mm
CS003Gの46mmは、メタルスタッドや炭素鋼鋼管の切断に合わせた深さです。CS004Gの57.5mmならアングル鋼や太めの鋼管まで対応し、CS001Gの67mmは65×45mmの角スタッドをまとめて一発で切断できます。切る材料の最大寸法から逆算して選ぶのが確実です。
② 速さ:それぞれ従来機から大幅アップ

CS003Gは当社従来機(14.4V)比で切断スピード約2.8倍、CS004Gは当社18V従来機比で約20%アップ(炭素鋼鋼管φ34×3.2mm切断時)、CS001Gは当社AC機比で約2.4倍です。CS001Gは185mmチップソーカッタで「クラスNo.1の切断スピード&最大切込み深さ」(2022年1月時点)とされています。
③ 取り回し:CS003Gは全長269mmのコンパクト設計

CS003Gは全長269mmで、当社従来機(14.4V)より31mm短くなりました。天井裏や狭い場所での電線管切断に向きます。CS001Gは4.3kgと重めですが、様々な向きで持ちやすいループ形状のフロントグリップと、片手で着脱できるダストケースを備えています。
④ 拡張性:CS004Gはバイススタンドで切断機に

CS004Gは別売のバイススタンド(A-00550)に取り付けると、丸パイプφ56mm、角パイプ・アングル鋼50×50mmまで材料を固定して切断できます。CS003Gは、ステンレス兼用・厚物鉄工用(3〜12mm)・アルミ用・ガルバリウム鋼板用など、別売チップソーの種類が豊富です。
⑤ バッテリと防水
3機種とも本体・バッテリともIP56で、屋外の設備工事でも安心して使えます。公式の推奨バッテリは、CS003G・CS004GがBL4020〜BL4040F、CS001GはBL4020〜BL4050Fが◎(推奨)です。標準タイプのBL4025でも性能を引き出せます。
▶ 各機種の詳しい解説:CS003G/CS004G/CS001G/18Vチップソーカッタ比較
マキタ CS003G(125mm)
マキタ CS004G(150mm)
マキタ CS001G(185mm)
用途別おすすめ早見表
| 作業内容 | おすすめ | 理由 |
| 電線管・軽天材の切断 | CS003G | 全長269mm・電線管約400本 |
| アングル・炭素鋼鋼管 | CS004G | 切込み57.5mm |
| 材料を固定して正確に切る | CS004G | バイススタンド対応 |
| 角スタッドのまとめ切り | CS001G | 切込み67mm |
| デッキプレートの解体 | CS001G | 185mm・AFT搭載 |
切る材料の種類が多い現場では、CS004Gのように刃の大きさと本体の軽さのバランスが取れた機種が使いやすいでしょう。高い位置での作業が多いなら、2.9kgのCS003GかCS004Gが負担を減らせます。
マキタ CS004G vs HiKOKI CD3605DB 徹底比較
HiKOKIのマルチボルト(36V)チップソーカッタと比べます。数値は各社の公表値です。
| 項目 | マキタ CS003G | HiKOKI CD3605DA | マキタ CS004G | HiKOKI CD3605DB | マキタ CS001G | HiKOKI CD3607DA |
| 刃物径 | 125mm | 125mm | 150mm | 150mm | 185mm | 185mm |
| 最大切込み | 46mm | 46mm | 57.5mm | 57.5mm | 67mm | 60.5mm |
| 回転数(min⁻¹) | 3,900 | 3,600 2,400 | 4,200 | 4,200 2,600 | 3,500 | 3,700 2,000 |
| 質量 | 2.9kg | 2.8kg | 2.9kg | 3.0kg | 4.3kg | 4.5kg |
125mmと150mmは切込みが同じで、回転数はマキタが同等以上です。HiKOKIは低速のサイレントモードを備え、CD3605DBは150mmで3.0kgと軽量さを打ち出しています。185mmでは、マキタCS001Gが切込み67mmで6.5mm深く、200g軽い設定です。HiKOKI CD3607DAは50A鋼管(外径60.5mm)の一発切断をうたいます。
よくある質問(FAQ)
Q. チップソーカッタでステンレスは切れますか?
A. CS003Gには別売のステンレス兼用チップソー(A-74544)が用意されています。付属のDCホワイトメタルは一般金工用なので、ステンレスを切る場合は対応するチップソーに交換して使いましょう。
Q. CS004Gにセット品はありますか?
A. 公式サイトの価格表では、CS004Gは本体のみ(57,000円)の設定です。40Vmaxバッテリと充電器を持っていない場合は、別に用意する必要があります。
まとめ
✅ 電線管・軽天材を軽快に切るならCS003G(125mm)
✅ アングルや鋼管、バイススタンド運用ならCS004G(150mm)
✅ 角スタッドのまとめ切りや解体ならCS001G(185mm)
✅ 3機種ともIP56で、標準バッテリでも性能を引き出せる
40Vmaxチップソーカッタは、切る材料の最大寸法と作業姿勢で選ぶのが基本です。高所作業が多いなら軽い125mm・150mm、厚い材料が多いなら185mmを選びましょう。
マキタ CS003G(125mm)
マキタ CS004G(150mm)
マキタ CS001G(185mm)


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