HiKOKI(ハイコーキ)CR36DYAは、業界初をうたう36Vマルチボルト対応のコードレスパイプソーです。
結論から言えば、標準付属チェーンで200Aまでクランプでき、鋼管・ステンレス管を外径216mmまで、モルタルライニング鋳鉄管まで切断できる「大口径配管の切断専用機」。
準備に手間がかからず即切断できるコードレス化の恩恵は、上下水道・プラント配管の現場で計り知れません。
本記事ではCR36DYAのスペック・特徴・口コミに加え、マキタ JR003Gとの比較まで詳しく解説します。
結論:HiKOKI CR36DYAはこんな方におすすめ
- ✅ 150A・200A級の大口径配管を切断する方
- ✅ モルタルライニング鋳鉄管の切断が必要な方
- ✅ ステンレス管を刃を長持ちさせながら切りたい方
- ✅ 電源のない埋設・屋外現場で配管を切る方
- ✅ AC品と同等のスピードをコードレスで求める方
- ✅ すでにHiKOKIの36Vマルチボルト蓄電池を持っている方
- ❌ 一般的な小径パイプや木材の切断が中心の方(→CR36DMA等が適任)
- ❌ 4.8kg+チェーンバイスの重量を持ち運ぶのが難しい方
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HiKOKI CR36DYA のスペック・仕様

| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 型番 | CR36DYA |
| 電圧 | マルチボルト36V |
| モーター | ブラシレスモーター |
| 切断能力(鋼管・ステンレス管) | 外径216mm |
| 切断能力(鋳鉄管) | モルタルライニング有 外径165mm 無し 外径216mm |
| ストローク数(4モード) | ステンレス 0〜1,000 オート 0〜1,000 低速 0〜1,200 高速 0〜2,000min⁻¹ |
| ストローク量 | 26mm |
| 機体寸法 質量 | 616×165×115mm 4.8kg(蓄電池装着時・チェーンバイス除く) |
| クランプ能力 | 標準付属チェーンで200Aまで |
| 1充電あたりの作業量 | SGP管150A 高速モード 約8カット ステンレス管150A 約7カット |
| 蓄電池 / 充電時間 | BSL36B18X(36V-4.0Ah/18V-8.0Ah) 約40分(UC18YDL2使用時) |
| 希望小売価格 | CR36DYA(2WPZ) 194,300円 (NN) 110,400円(いずれも税別) |
HiKOKI CR36DYAの主な特徴・機能
① 標準付属チェーンで200Aまでクランプできる

CR36DYA最大の実務価値が、標準付属のチェーンで200Aまでの配管をクランプできる点です。チェーンで管をしっかり固定するため、切断面が管軸に対して直角に出ます。
手持ちのセーバソーでは避けられない「斜め切り」がなくなり、切断後の接続作業がスムーズになります。
② モルタルライニング鋳鉄管が切断できる

上下水道の配管で使われるモルタルライニング鋳鉄管は、内側にモルタルが施工されており、通常の切断工具では刃がすぐに摩耗します。
CR36DYAはこの材料の切断に対応しており、モルタルライニング有で外径165mm、無しで外径216mmまで切れます。上下水道工事の現場では、この対応力が導入の決め手になります。
③ 4モード切替とステンレスモードでブレード寿命が約1.5倍

速度モードはステンレス(0〜1,000)、オート(0〜1,000)、低速(0〜1,200)、高速(0〜2,000min⁻¹)の4段階。特にステンレスモードは、ステンレス管の切断に最適化された速度制御により、ブレード寿命が約1.5倍に伸びるとされています。
ステンレス用ブレードは高価なので、この差はランニングコストに直接効いてきます。
④ AC品同等のハイスピード切断をコードレスで

従来のパイプソーはAC電源式が主流で、埋設配管の現場や屋外では発電機や長い延長コードが必要でした。CR36DYAはマルチボルト36V蓄電池で駆動し、AC品同等のハイスピード切断を実現。掘削した溝の脇にそのまま持ち込んで、準備なしで即切断に入れます。
「準備に手間いらず即切断」というキャッチコピーどおりの機動力です。
⑤ 保護カバーとブレードホルダ強度1.5倍アップ

配管の切断現場は水や泥、粉じんが避けられません。CR36DYAは蓄電池を水や粉じんから保護するカバーを備えています。
またブレードホルダの強度が約1.5倍にアップしており、大口径切断時の大きな負荷にも耐えます。標準付属の湾曲ブレード(No.163/300mm)は大径管に対応した長さです。
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HiKOKI CR36DYA vs マキタ JR003G 徹底比較
| 項目 | HiKOKI CR36DYA | マキタ JR003G |
|---|---|---|
| 電圧 | マルチボルト36V | 40Vmax |
| 鋼管・ステンレス管 | ○ 外径216mm | ◎ 外径220mm |
| 鋳鉄管(ライニング無) | ○ 外径216mm | ◎ 外径220mm |
| モルタルライニング鋳鉄管 | ○ 外径165mm | ◎ 外径169mm |
| ストローク数 | ◎ 最高0〜2,000min⁻¹(4モード) | ○ 2,200min⁻¹ |
| ストローク量 | ◎ 26mm | ◎ 26mm |
| ステンレス専用モード | ◎ あり(刃寿命約1.5倍) | △ 記載なし |
| 質量 | △ 4.8kg | ◎ 4.5kg |
| 機体寸法 | 616×165×115mm | 583×103×152mm |
| 本体のみ価格(税別) | ◎ 110,400円 | △ 113,400円 |
切断能力の数値ではJR003Gがわずかに上回り、モード制御ではCR36DYAが4モード+ステンレスモードで優位です。切断径の差は数mmで実用上ほぼ同等ですから、ステンレス管を多く扱いブレード寿命を重視するならCR36DYA、軽さと最新設計を取るならJR003G。どちらも高額なので、手持ちの蓄電池プラットフォームで選ぶのが最も現実的です。
CR36DYAとセーバソーはどう使い分ける?
| 比較項目 | CR36DYA(パイプソー) | CR36DA(セーバソー) |
|---|---|---|
| 固定方法 | チェーンバイスでクランプ | 手持ち |
| 鋼管切断能力 | 外径216mm | 外径130mm |
| モルタルライニング鋳鉄管 | 外径165mm | 対応外 |
| 切断面の直角度 | ◎ チェーン固定で正確 | △ 手持ちのため斜めになりやすい |
| 木材の切断 | 対応外 | 厚さ120mm |
| 質量 | 4.8kg | 4.5kg |
HiKOKI CR36DYAの口コミ・評判
「掘削した溝の脇まで持っていって、そのまま切れるのが革命的。発電機とコードを引く手間がなくなりました。」
ネット上の評価傾向より
「モルタルライニング鋳鉄管が切れるのが決め手でした。チェーンで固定するので切り口が直角に出て、接続がスムーズです。」
ネット上の評価傾向より
「ステンレスモードにするとブレードが明らかに長持ちします。刃が高いので、このモードだけでも元が取れる感覚です。」
ネット上の評価傾向より
よくある質問(FAQ)
Q. パイプソーとセーバソーはどう違いますか?
A. パイプソーはチェーンバイスで配管をクランプし、機体を管に固定した状態で切断する専用機です。切断面が管軸に対して直角に出るため、切断後の接続作業が正確に行えます。一方セーバソーは手持ちで自由に切れる汎用機ですが、大口径では切り口が斜めになりやすく、材料の固定も別途必要です。大口径配管を正確に切るならパイプソーが適しています。
Q. 蓄電池はBSL36A18Xでも使えますか?
A. CR36DYAのカタログでは大容量のBSL36B18X(36V-4.0Ah/18V-8.0Ah)が基準になっています。大口径配管の切断は非常に大きな負荷がかかるため、2.5Ah級では1充電あたりのカット数が大幅に減ります。SGP管150Aで約8カットという作業量は4.0Ah基準ですので、現場では予備電池を含めて複数本用意することをおすすめします。
Q. ステンレスモードは何が違いますか?
A. ステンレスモードは0〜1,000min⁻¹の低速域で動作し、ステンレス管の切断に最適化された速度制御を行います。ステンレスは高速で切ると加工硬化が進んで刃が急速に摩耗しますが、適正な速度で切ることでブレード寿命が約1.5倍に伸びるとされています。ステンレス管を扱う現場では必ずこのモードを使ってください。
まとめ|HiKOKI CR36DYAは大口径配管切断のコードレス革命
HiKOKI CR36DYAは、標準付属チェーンで200Aまでクランプでき、鋼管・ステンレス管を外径216mm、モルタルライニング鋳鉄管を外径165mmまで切断できる業界初のコードレスパイプソーです。
4モードの速度切替とステンレスモードによるブレード寿命約1.5倍、保護カバー、ブレードホルダ強度1.5倍アップと、過酷な配管現場を想定した作り込みが徹底されています。
マキタJR003Gとは切断能力でほぼ互角ですが、ステンレスモードの有無が使い分けの決め手になります。
電源のない現場でAC品同等の切断ができる価値は、上下水道・プラント配管の現場で計り知れません。
- ✅ 業界初のコードレスパイプソーで電源不要
- ✅ 標準チェーンで200Aまでクランプ、外径216mmまで切断
- ✅ モルタルライニング鋳鉄管(外径165mm)にも対応
- ✅ ステンレスモードでブレード寿命が約1.5倍
- ✅ 汎用切断はCR36DA/CR36DMAとの併用が理想


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