マキタ18V充電式マルノコ比較|HS475D〜HS610Dの5機種

マキタ
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 マキタの18V充電式マルノコは、125mmのHS475D・HS474D、165mmのHS631D・HS611D・HS610Dの5機種が主力です。
 165mmの3機種は型番が似ていますが、最大切込みが66mmのHS631Dと、57mmでコンパクトなHS610D・HS611Dの2系統に分かれます。本記事では公式スペックで5機種を比べ、HiKOKIの18V機とも比較して選び方を解説します。

結論:マキタ18Vマルノコはこう選ぶ

✅ 軽さと際切りを重視するリフォーム用途の方(→HS474D/HS475D)
✅ 165mmで2×4材の45°切りや厚物まで切りたい方(→HS631D)
✅ 165mmをできるだけ小さく軽快に使いたい方(→HS610D/HS611D)
✅ 集じん機と無線で連動させたい方(→HS475D/HS611D)
✅ 5機種とも18Vバッテリ1本で動き、手持ちの電池を活かせる
❌ AC機以上の速さを求める方(→40Vmaxマルノコ)

マキタ HS475D(125mm・無線連動)

マキタ HS474D(125mm)

マキタ HS631D(165mm・切込66mm)

マキタ HS611D(165mm・無線連動)

マキタ HS610D(165mm)

HS475D・HS474D・HS631D・HS611D・HS610Dのスペック比較表

 公式サイトの主要機能と本体のみの標準小売価格(税別)です。1充電作業量は6.0Ahバッテリ使用時の目安です。

項目HS475DHS474DHS631DHS611DHS610D
刃物径125mm125mm165mm165mm165mm
切込み
(90°/45°)
47/30mm47/30mm66/46mm57/41mm57/41mm
回転数(min⁻¹)5,4005,4005,0005,0005,000
質量2.7kg2.7kg3.0kg3.0kg3.0kg
全長256mm256mm286mm267mm267mm
無線連動○――○―
際切り○○―――
本体価格49,900円48,200円48,200円48,100円43,600円

 HS474DとHS475D、HS610DとHS611Dは、無線連動の有無だけが違うペアです。HS631Dは本体(ZS)に鮫肌プレミアムホワイトチップソーが付属する価格で、5機種で唯一66mmの深切りができます。

5機種の違い|選び方の5つのポイント

① 刃物径:125mmは軽く、165mmは対応範囲が広い

マキタ HS475D 刃物径:125mmは軽く、165mmは対応範囲が広い

 125mmのHS474D・HS475Dは2.7kg・全長256mmと小ぶりで、片手で持ち替える場面の多いリフォームに向きます。
 ただし45°の切込みは30mmで、2×4材の45°切りはできません。165mmの3機種は3.0kgで、45°でも41〜46mm切れます。

② 165mmは「深切りのHS631D」と「小型のHS610D・HS611D」

マキタ 165mmは「深切りのHS631D」と「小型のHS610D・HS611D」

 HS631Dは90°で66mm、45°で46mmの深切り仕様で、ブロワ機能や平行定規の固定ツマミなど作業性の改良も盛り込まれています。
 HS610D・HS611Dは切込み57mmに抑えたかわりに全長267mm・幅178mmとHS631D(286×192mm)よりひと回りコンパクトです。

③ 作業量:鮫肌チップソーで約50%アップ

マキタ HS475D 作業量:鮫肌チップソーで約50%アップ

 165mmの3機種はAC100V機同等の高速回転5,000min⁻¹。米松(厚さ50×幅300mm)の1充電作業量は、HS610D・HS611Dが約195本、HS631Dは鮫肌プレミアムホワイトチップソー使用時で約217本です。
 鮫肌チップソーは摩擦抵抗を約1/4に抑え、作業量を約50%伸ばすとされています。

④ 際切りと自動切換え:125mmの強み

マキタ HS475D 際切りと自動切換え:125mmの強み

 HS474D・HS475Dは、アルミサブベースを外すと傾斜15°で20mmの際切りができます。押し付ける力を検知して最適に切断する自動切換えも搭載し、公式は当社従来機比で作業能率約30%アップとしています。2×10材なら1充電で約390本です。

⑤ 無線連動:HS475DとHS611Dが対応

マキタ 無線連動:HS475DとHS611Dが対応

 集じん機と無線で連動できるのはHS475DとHS611Dの2機種です。165mmで深切りのHS631Dは無線連動の設定がないため、集じん機との連動を重視するならHS611Dが候補になります。
 無線連動対応モデルは、非対応モデルより本体価格が1,700〜4,500円高くなります。

▶ 各機種の詳しい解説:HS474D・HS475D/HS631D/HS611D/HS610D

マキタ HS475D(125mm・無線連動)

マキタ HS474D(125mm)

マキタ HS631D(165mm・切込66mm)

マキタ HS611D(165mm・無線連動)

マキタ HS610D(165mm)

用途別おすすめ早見表

作業内容おすすめ理由
壁際の床材カットHS474D/HS475D傾斜15°で20mmの際切り
2×4材の45°切りHS631D45°で46mm
垂木・胴縁の大量カットHS610Dコンパクトで本体43,600円
室内で集じんしながら切るHS475D/HS611D無線連動対応
2寸(60mm)程度の角材HS631D90°で66mm

 165mmで迷ったら、60mm前後の材料を切るかどうかで決めましょう。57mmで足りるならHS610D・HS611Dのほうが小さく、価格も抑えられます。

マキタ HS474D vs HiKOKI C1805DB 徹底比較

 HiKOKIのマルチボルト対応18V機と比べます。数値は各社の公表値です。

項目マキタ
HS474D
HiKOKI
C1805DB
マキタ
HS631D
HiKOKI
C1806DB
刃物径125mm125mm165mm165mm
切込み(90°/45°)47/30mm47/30mm66/46mm66/46mm
際切り・逆傾斜左15°で20mm逆15°で20mm―逆5°で57mm
回転数(min⁻¹)5,4006,000/3,0005,0004,500/2,500
質量2.7kg2.8kg3.0kg3.2kg

 125mmは切込み・際切りの条件がほぼ同じで、HiKOKIは2段の回転切替と最高6,000min⁻¹、マキタは100g軽いことと自動切換えが持ち味です。165mmではマキタHS631Dが最高5,000min⁻¹・3.0kgと、速さと軽さで一歩リードします。
 一方でHiKOKIは、逆5°で57mmの逆傾斜切断に対応するなど、切断角度の自由度で工夫が見られます。どちらもバッテリの共用が前提なので、手持ちの電池で選ぶのが基本です。

よくある質問(FAQ)

Q. HS631DとHS611Dは同じシリーズですか?

A. 型番は似ていますが別系統です。HS631Dは切込み66mmの深切り仕様、HS611DはHS610Dの無線連動版で切込みは57mmです。深く切りたいならHS631D、集じん連動やコンパクトさを取るならHS611Dを選びます。

Q. HS631Dの型番の末尾にある「S」は何ですか?

A. 公式の付属品欄では、末尾にSが付くモデル(GXS・ZSなど)に鮫肌プレミアムホワイトチップソー(A-64353)が付属すると記載されています。作業量を重視するなら、鮫肌チップソー付きのモデルを選ぶのがおすすめです。

Q. 40Vmaxのマルノコと比べてどうですか?

A. 125mm同士はHS474DとHS005Gの比較、165mm同士はHS631DとHS001Gの比較で詳しく比べています。

まとめ

✅ リフォームの際切りは125mmのHS474D/HS475D
✅ 165mmで深く切るならHS631D(66mm)
✅ 165mmを小さく安く使うならHS610D(本体43,600円)
✅ 無線連動はHS475DとHS611Dの2機種

 18Vマルノコは、手持ちのバッテリをそのまま使えるのが最大の魅力です。切る材料の厚さと、集じん機との連動の有無を決めれば、5機種から迷わず選べます。

マキタ HS475D(125mm・無線連動)

マキタ HS474D(125mm)

マキタ HS631D(165mm・切込66mm)

マキタ HS611D(165mm・無線連動)

マキタ HS610D(165mm)

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