マキタ HM004Gの特徴・性能・価格・口コミを徹底解説

マキタ ハンマ
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 マキタ HM004G(HM004GZ)は、40Vmaxバッテリ2本で駆動する質量32kgの大型充電式ハンマです。
 結論から言えば、これまで100V/200Vのコード式しか存在しなかった30kg級ブレーカを、完全にコードレス化した世界でも稀な一台。2024年4月に80Vmaxシリーズの最上位機として登場しました。 
 この記事では、HM004Gの特徴・性能・価格・口コミ、そして自社AC機HM1812、HiKOKI、ヒルティの大型ブレーカと比較しながら徹底解説します。

結論:マキタHM004Gはこんな人におすすめ

結論を先に述べます。HM004Gは、30kg級ブレーカを日常的に使う事業者にとって、段取りを根本から変える機種です。

  • ✅ 土間コンクリート・基礎の斫り解体を専業で行う解体業者
  • ✅ 発電機を持ち込まないと電源が取れない造成・外構・農地の現場
  • ✅ 高速道路や鉄道など、電源確保に許可・時間がかかるインフラ工事
  • ✅ 既存のAC機HM1812を使っていて、コード管理に手間を感じている人
  • ✅ マキタ40Vmax(XGT)バッテリを大量に運用している事業者
  • ✅ 夜間・住宅密集地で、発電機の騒音を避けたい現場

一方、以下に当てはまるならHM004Gは適しません。

  • ❌ 壁面や上向きのハツリが中心の人(32kgは立ち作業前提)
  • ❌ 年に数回しか大型ハツリをしない人(レンタルのほうが合理的)

マキタ HM004GZ(本体のみ)

マキタ A-74859 XGT10(BL4080F② DC40RB①)

マキタ A-72039 XGT6(BL4050F② DC40RB①)

マキタHM004Gとは?80Vmaxシリーズ最上位の大型ハンマ

 HM004Gは、40Vmax(XGT)バッテリを2本装着して直流72V=80Vmaxで動作する大型ハンマです。
 シャンクはSDSマックスではなくマキタ専用の六角軸29mmで、標準付属はブルポイント29-400。2024年4月発売で、HM002G(10kg級)の上位に位置します。
 注目すべきは、AC100V機HM1812(質量31kg・打撃数870min⁻¹・旧基準62J)とスペックがほぼ重なる点です。打撃数870min⁻¹、旧基準値62Jは両機で完全に同一。つまりHM004Gは「HM1812からコードを取り去った機種」と理解するのが最も正確です。

マキタHM004Gの主要スペック一覧

項目マキタ HM004G(HM004GZ)
電源40Vmaxバッテリ×2本=80Vmax
シャンク六角軸29mm(マキタ専用)
最大打撃エネルギー72.8J(EPTA新基準)/62J(標準値)
打撃数870min⁻¹
本機寸法882×227×540mm
質量32kg(BL4080F×2本装着時)
振動3軸合成値6.5m/s²
主な機能ハイパワーブラシレスモータ
AVT低振動・LED2灯・IPX6
標準付属品ブルポイント29-400・六角棒スパナ5
発売時期2024年4月

マキタHM004Gの主な特徴5つ

特徴① 30kg級ブレーカを完全コードレス化

 HM004G最大の価値は、これまでコード式しか存在しなかった30kg級ブレーカをバッテリで動かせることです。
 土間解体では200V電源や発電機が前提でしたが、HM004Gなら工具と電池だけを持ち込めば作業が始まります

特徴② 打撃数870min⁻¹・旧基準62JでAC機HM1812と同等

 打撃数870min⁻¹、旧基準打撃エネルギー62Jは、AC100V機HM1812と完全に同じ数値です。コードレス化にあたって性能を落としていないことが、この一致から読み取れます。

特徴③ AVT低振動機構で振動3軸合成値6.5m/s²

 32kgのブレーカを扱う上で最大の職業性リスクは振動障害です。HM004GはAVT(低振動機構)を搭載し、振動3軸合成値を6.5m/s²に抑えています。
 AC機HM1812も同じ6.5m/s²で、こちらも性能を維持しています。

特徴④ 六角軸29mmで既存のブルポイント資産が活きる

 シャンクはマキタ専用の六角軸29mm。AC機HM1812と共通のため、すでに保有しているブルポイントやコールドチゼルをそのまま使えます。標準付属はブルポイント29-400です。

特徴⑤ LED2灯とIPX6防水で、暗所・屋外にも対応

 ハイパワーブラシレスモータを搭載し、先端を照らすLEDを2灯装備。地下ピットや夜間の屋外作業でも打点が見えます。本体はIPX6の防水保護等級に適合します。

マキタ HM004GZ(本体のみ)

マキタ A-74859 XGT10(BL4080F② DC40RB①)

マキタ A-72039 XGT6(BL4050F② DC40RB①)

マキタHM004Gと他社(HiKOKI・ヒルティ)の比較

 30kg級ブレーカの世界では、コードレスはHM004Gだけです。ヒルティ・HiKOKIの同クラス機はいずれもコード式のため、比較は「コードレスか否か」が主軸になります。

項目マキタ
HM004GZ
マキタ
HM1812(AC)
ヒルティ
TE 3000-AVR
HiKOKI
H65SB3
電源◎ 40Vmax×2× AC100V× AC100V× AC100V
シャンク六角軸29mm六角軸29mm28mm六角軸30mm
質量32kg31kg27.1kg17.2kg
打撃数870min⁻¹870min⁻¹858min⁻¹1,400min⁻¹
打撃エネルギー72.8J(新基準)57.7J/旧62J約85J45J
低振動機構◎ AVT 6.5m/s²◎ AVT 6.5m/s²◎ AVR○ UVP
総評唯一のコードレス30kg級同性能のコード式海外系の重量級一段下の中型機

 表から分かるのは、30kg級の土俵では性能面でどれも大差がなく、差がつくのは電源だけという事実です。ヒルティTE 3000-AVRもHiKOKI H65SB3もコード式であり、電源のない現場に持ち込めるのはHM004Gだけ。逆に電源が常にある現場なら、価格の安いAC機HM1812が合理的な選択になります。

マキタHM004Gの口コミ・評判

以下は通販サイトや職人向けSNSに見られるネット上の評判の傾向をまとめたものです(。

「発電機を降ろさなくていいのが本当に楽。現場に着いて5分で斫り始められる」——段取り短縮を評価する声が中心です。

解体・50代(評判の傾向)

「AC機と同じ手応え。62Jのクラスがコードレスで動くこと自体が驚き」——打撃力への不満はほとんど見られません。

土木・40代(評判の傾向)

「価格が価格なので、稼働率が低いとレンタルに軍配。台数を入れるなら現場数の見極めが要る」——投資判断に関する指摘。

解体・30代(評判の傾向)

「バッテリ2本+予備で相当な重量になる。運搬車両と積み下ろしの段取りは別途必要」——運用面の声もあります。

造成・40代(評判の傾向)

よくある質問(FAQ)

HM004GのシャンクはSDSマックスではないのですか?

違います。HM004Gはマキタ専用の六角軸29mmです。同じ六角軸29mmのAC機HM1812とは先端工具を共用できますが、SDSマックスのHM002G/HM001Gとは互換性がありません。

AC機HM1812とどちらを選ぶべきですか?

電源が常時確保できる現場ならHM1812です。打撃数870min⁻¹・旧基準62Jは両機同一で、性能差はほぼありません。電源の確保に時間・コストがかかる現場、発電機の騒音を避けたい現場であればHM004Gが優位です。

壁のハツリや上向き作業に使えますか?

現実的には困難です。質量32kgのため、床・土間・基礎に据えて自重を活かす使い方が前提になります。壁面や上向きの作業には、5kg級のHM001Gや10kg級のHM002Gを使い分けてください。

まとめ|マキタHM004Gは大型ハツリの電源問題を解決する一台

 マキタHM004Gは、40Vmaxバッテリ2本で駆動する質量32kgの大型充電式ハンマです。打撃数870min⁻¹・旧基準62JはAC機HM1812と同一で、性能を落とさずにコードレス化を実現しました。
 ヒルティTE 3000-AVRもHiKOKI H65SB3もコード式である以上、この階級のコードレス機は現時点でHM004Gだけです。

  • ✅ 30kg級ブレーカ唯一のコードレスモデル
  • ✅ 打撃数870min⁻¹・旧基準62JでAC機HM1812と同等
  • ✅ AVTで振動3軸合成値6.5m/s²、LED2灯・IPX6
  • ✅ 六角軸29mmでHM1812のブルポイント資産を継承

マキタ HM004GZ(本体のみ)

マキタ A-74859 XGT10(BL4080F② DC40RB①)

マキタ A-72039 XGT6(BL4050F② DC40RB①)

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