マキタ・40Vmax充電式インパクトレンチの代表モデルは、最強クラスのTW001G(1,350N・m・19mm角)、ミドルクラスのTW007G(650N・m・12.7mm角)、コンパクトクラスのTW004G(320N・m・12.7mm角)の3機種あります。
本記事では3機種の用途別の選び方・口コミ・他社機との比較まで徹底解説します。
目次
結論:用途別おすすめはこれ
- ✅ TW004G(320N・m・1.8kg):乗用車のタイヤ交換・羽子板ボルトなど住宅建築・軽整備に。全長144mmの取り回し重視派
- ✅ TW007G(650N・m・2.6kg):トラック整備・固着ボルトの緩めまで見据えた万能ミドル。迷ったらコレ
- ✅ TW001G(1,350N・m・3.8kg・19mm角):M24〜M36の大径ボルトを扱う鉄骨・橋梁・建機整備のプロ用
3機種ともIP56・正逆転オートストップ・スイッチ全速モード・打撃力4段切替を共通装備。パワーと重さのバランスだけで選べるシンプルなラインナップです。
40Vmax TW004GRDX/TW004GZ
40Vmax TW007GRDX/TW007GZ
40Vmax TW001GRDX/TW001GZ
3機種スペック比較表
| 項目 | TW004G | TW007G | TW001G |
|---|---|---|---|
| 最大締付けトルク | 320N・m | 650N・m | 1,350N・m |
| 最大緩めトルク | 630N・m | 1,100N・m | 2,050N・m |
| 角ドライブ | 12.7mm | 12.7mm | 19mm |
| 普通ボルト | M10〜M20 | M10〜M24 | M12〜M36 |
| 高力ボルト | M10〜M16 | M10〜M16 | M10〜M27 |
| 回転数(最速) | 0〜3,200min⁻¹ | 0〜2,300min⁻¹ | 0〜1,800min⁻¹ |
| 全長 | 144mm | 170mm | 217mm |
| 質量 | 1.8kg | 2.6kg | 3.8kg |
| 1充電作業量 | M16約280本 | M16約200本 | M24約250本 |
| 防じん・防水 | IP56+APT | IP56+APT | IP56+APT |
| 本体価格(税別) | 31,900円 | 43,900円 | 51,900円 |
| フルセット価格(税別) | 91,300円 | 103,300円 | 111,300円 |
各機種の特徴を解説
① TW004G|全長144mm・最速3,200回転の軽快コンパクト機

18V機同等の全長144mm・1.8kgのボディに320N・mを搭載。
回転数は3機種中最速の0〜3,200回転/分で、数をこなす作業のテンポが抜群です。
クラス初の高強度アンビル+ダブルスプリングで耐久性も強化。
羽子板ボルトや皿座金の締付けなど住宅建築の金物作業、乗用車のタイヤ交換に最適です。
40Vmax TW004GRDX/TW004GZ
② TW007G|650N・m・全長170mmの万能ミドルクラス

締付け650N・m・緩め1,100N・mのパワーを全長170mm・2.6kgで実現。
18V機比で締付けスピード約25%アップし、高負荷時の連続作業量も3倍以上です。
乗用車からトラックまでのタイヤ交換、錆びたボルトの取り外し、鉄骨の仮締めまで1台でこなせる「迷ったらコレ」のポジションです。
40Vmax TW007GRDX/TW007GZ
③ TW001G|クラス最強1,350N・m・19mm角のフラッグシップ

締付け1,350N・m・緩め2,050N・mで高耐久19mm角ドライブで高力ボルトM27・普通ボルトM36まで対応し、エア・AC工具に頼っていた大径ボルト領域を完全コードレス化します。
LEDは本体+バッテリ上部の計4灯で、大径ソケット使用時も視界良好です。
なお3機種とも定回転制御を搭載しており、バッテリ残量が減っても締付けトルクが安定しやすいのが40Vmax世代の進化点です。
付属充電器DC40RAは実用充電約19分・フル充電約28分と高速で、2.5Ahバッテリー2本を回せば連続作業も途切れません。
40Vmax TW001GRDX/TW001GZ
選び方の3つのポイント
①扱うボルト径で選ぶ:
M16まで→TW004G、M16〜M24の普通ボルト・固着ボルト→TW007G、M24超や高力M20以上→TW001G。
緩め作業が多いなら公称緩めトルクのあるTW007G・TW001Gが安心です。
②ソケット資産で選ぶ:
TW004G・TW007Gは12.7mm角、TW001Gは19mm角。
手持ちのインパクトソケットがそのまま使えるかを確認しましょう。
③重さの許容範囲で選ぶ:
1.8kg→2.6kg→3.8kgと約1kgずつ増えます。
携行時間が長い職種ほど、必要トルクを満たす最軽量モデルを選ぶのが正解です。
他社(HiKOKI)との比較
HiKOKIマルチボルト(36V)勢では、WR36DD(630N・m・2.7kg)がTW007Gの、WR36DF(1,400N・m・3.9kg)がTW001Gの直接のライバルです。
マキタ40Vmaxは3機種ともIP56を本体・バッテリの両方で対応している点と、インパクトドライバからハンマドリル・マルノコまで広がる40Vmaxバッテリーの互換性が強み。
HiKOKIはBluetoothバッテリーによるアプリカスタマイズが独自機能です。
すでにどちらかのバッテリーで揃えているなら、そのプラットフォームに従うのが最も経済的です。
ユーザーの口コミ・評判
「TW004Gで大工仕事の羽子板ボルトが快適に。インパクトドライバより確実で速い。」(大工・40代男性)
「TW007Gは取り回しとパワーのバランスが絶妙。トラックのナットも問題なし。」(整備士・30代男性)
「TW001Gは橋梁のM30で大活躍。エアが引けない現場の救世主です。」(橋梁工事・40代男性)
よくある質問(FAQ)
Q. タイヤ交換メインならどれ?
A. 乗用車中心ならTW004Gで十分。トラックも扱う、または固着したナットに出会う機会が多いならTW007Gがおすすめです。最終締付けは必ずトルクレンチで行ってください。
Q. 18Vシリーズとどちらを選ぶべき?
A. すでに18Vバッテリーを多数保有しているなら18Vシリーズ(TW300D・TW700D・TW1001D)が経済的です。新規導入や、より高い負荷性能・IP56の安心感を求めるなら40Vmaxシリーズをおすすめします。
Q. 大型車のタイヤ脱着には?
A. ダブルタイヤの奥のナットには標準アンビルでは届きにくいため、ロングアンビル仕様のTW011G(40Vmax・1,250N・m・アンビル138mm)が専用機として用意されています。大型車中心の方はそちらを検討してください。
まとめ
40Vmaxインパクトレンチは、TW004G(320N・m)→TW007G(650N・m)→TW001G(1,350N・m)と明快な3段構成。
共通機能が充実しているため、「扱うボルトの最大径」と「許容できる重さ」の2軸だけで自分の1台を決められます。
住宅建築・乗用車ならTW004G、整備全般ならTW007G、大径ボルトのプロ用途ならTW001G。
バッテリーは40Vmaxシリーズ全体で共通なので、用途が広がったら2台目の追加もスムーズです。
40Vmax TW004GRDX/TW004GZ
40Vmax TW007GRDX/TW007GZ
40Vmax TW001GRDX/TW001GZ


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