HiKOKI C3605DC 147mmコードレス丸のこを徹底解説

HiKOKI C3605DC 製品画像 HiKOKI 丸のこ
画像出典:HiKOKI公式サイト
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 HiKOKI(ハイコーキ)C3605DCは、36Vマルチボルト蓄電池に対応した147mmのコードレス丸のこです。
 結論から言うと、切込み深さ57mm・質量2.9kgという「125mmでは足りず165mmでは重い」ニッチを埋める1台。1充電でSPF材を約240本、杉垂木なら約700本切れる作業量と、キックバック軽減システムまで備えた実力機です。
 本記事ではC3605DCのスペック・特徴・口コミと、マキタ勢との比較を解説します。

結論:HiKOKI C3605DCはこんな方におすすめ

  • ✅ 125mm機の切込み47mmでは足りないと感じている方
  • ✅ 165mm機(3.2〜3.3kg)は重いと感じている方
  • ✅ すでにHiKOKIのマルチボルト蓄電池を持っている方
  • ✅ 集じん機と無線連動して粉じんを抑えたい方
  • ✅ キックバックへの安全対策を重視する方
  • ✅ 1充電で200本以上の切断をこなしたい方
  • ❌ 90mm角材など厚物を切る方(切込み57mm/→165mm機へ)
  • ❌ 147mm径のチップソーを入手しにくい環境の方

 147mmはHiKOKI独自と言える中間サイズです。作業内容がこのサイズにはまる方には唯一無二の選択肢になります。

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HiKOKI C3605DCとは?125mmと165mmの間を埋める147mm機

 C3605DCは、マルチボルト蓄電池(36V-2.5Ah/18V-5.0Ah)で動く147mmのコードレス丸のこです。
 国内の充電式丸のこは125mm・165mm・185mmが主流で、147mmという刃径はきわめて珍しいサイズ。切込み深さ90°時57mmは125mm機(47mm)より10mm深く、165mm機(66mm)より9mm浅いという、まさに中間の性能です。
 質量は2.9kgで、165mm機より0.3〜0.4kg軽量。「45mm角の垂木や2×材はもちろん、もう少し厚い材も切りたい。でも165mmは重い」という現場のニーズにぴたりと合う設計になっています。

HiKOKI C3605DC のスペック・仕様

HiKOKI C3605DC のスペック・仕様
項目仕様
型番C3605DC((SK)=黒鯱チップソー付仕様など)
電圧マルチボルト36V-2.5Ah/18V-5.0Ah
のこ刃寸法外径147mm/穴径20mm
最大切込み深さ90°時 57mm/45°時 38mm/逆5°時 54mm
無負荷回転数パワーモード4,500min⁻¹/サイレントモード2,500min⁻¹
1充電あたりの作業量SPF材(2×10・厚さ38×幅235mm)約240本
杉垂木(45mm角)約700本
質量2.9kg(蓄電池装着時)
機体寸法296×249×174mm(蓄電池装着時)
主な機能ブラシレスモーター、Bluetooth無線連動
サイレントモード(特許)、キックバック軽減システム
希望小売価格105,700円((SK)(2XPSZ))
45,600円((NN)・本体のみ)
いずれも税別

HiKOKI C3605DCの主な特徴・機能

① 切込み深さ57mm。125mm機の物足りなさを解消

 90°時の最大切込み深さ57mmは、125mm機(47mm)より10mm深い数値です。この10mmの差で、45mm角材の余裕ある切断や、2枚重ねた合板の一発切りといった作業が可能になります。
 45°傾斜でも38mmを確保しており、留め切りにも対応できます。

② 質量2.9kgで165mm機より確実に軽い

 蓄電池装着時2.9kgは、165mmクラスの3.2〜3.3kgより0.3〜0.4kg軽い数値です。数字にすると小さな差ですが、1日中頭上や脚立の上で使うと体感は大きく変わります。
 機体寸法296×249×174mmとコンパクトで、狭い場所でも取り回せます。

③ 1充電でSPF材約240本・杉垂木約700本

 ブラシレスモーターの効率の高さにより、1充電あたりSPF 2×10材で約240本、45mm角の杉垂木なら約700本という作業量を実現しています。
 165mm機のC3606DB(約210本)を上回る本数で、電池交換の回数を減らせます。

④ 特許のサイレントモードとBluetooth無線連動

HiKOKI C3605DC 特許のサイレントモードとBluetooth無線連動

 サイレントモード(特許)では回転数を2,500min⁻¹に落として騒音を抑えます。加えてXPS/NNS仕様はBluetooth無線連動に対応し(無線連動機能のない仕様もあるので購入時に記号を確認)、対応する集じん機・クリーナとペアリングすればスイッチを引くだけで自動的に吸引が始まります。
 屋内の造作作業で粉じんと騒音の両方を抑えられます。

⑤ キックバック軽減システムで安全性を高める

 刃が材に食い込んで工具が跳ね返るキックバックは、丸のこ作業で最も危険な現象です。C3605DCは異常な負荷を検知すると回転を制御するキックバック軽減システムを搭載しており、事故のリスクを下げます。安全機構の有無は、長く使う道具として重要な判断材料です。

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HiKOKI C3605DC vs マキタ HS006G・HS002G 比較

 147mmという刃径はマキタのラインナップには存在しません。そのため上下のサイズであるHS006G(125mm)とHS002G(165mm)を挟んで比較します。

項目HiKOKI C3605DCマキタ HS006G
(125mm)
マキタ HS002G
(165mm)
のこ刃外径147mm125mm165mm
最大切込み深さ90°○ 57mm△ 47mm◎ 66mm
最大切込み深さ45°○ 38mm△ 30mm◎ 46mm
無負荷回転数○ 4,500min⁻¹◎ 6,000min⁻¹○ スピード
仕上げの2モード
静音モード◎ サイレント2,500min⁻¹
(特許)
× なし× なし
質量○ 2.9kg◎ 2.8kg△ 3.3kg(バッテリ含む)
無線連動◎ Bluetooth蓄電池で連動○ 別売
ワイヤレスユニット
○ 別売
ワイヤレスユニット
キックバック軽減◎ 搭載○ 搭載◎ 搭載

 C3605DCの立ち位置は「HS006Gより10mm深く切れて、HS002Gより軽い」という中間点です。
 マキタには147mm相当のモデルがないため、この重さでこの切込み深さを求めるならC3605DCが唯一の答えになります。
 逆に、切込み66mmが必要ならマキタHS002GやHiKOKI C3606DBの165mm機、軽さと回転数を優先するならHS006Gという選択になります。

HiKOKIコードレス丸のこの切込み深さ比較

 どのサイズを選ぶべきか迷ったら、切込み深さと質量の関係で判断すると分かりやすくなります。

型番のこ刃径切込み90°切込み45°質量
C3606DB165mm66mm46mm3.3kg
C1806DB165mm66mm46mm3.2kg
C3605DC147mm57mm38mm2.9kg
C3605DA125mm47mm30mm2.7kg
C1205DA125mm47mm30mm2.3kg

 切込み深さは刃径にほぼ比例し、質量も同様に増えます。147mmはその中間を突いたサイズです。

HiKOKI C3605DCの口コミ・評判

「125mmでは足りず165mmは重い、という悩みが一発で解決しました。147mmという選択肢があってよかった。」

ネット上の評価傾向より

「1充電で240本切れるので電池交換のストレスがありません。ブラシレスの効率の良さを感じます。」

ネット上の評価傾向より

「サイレントモードとクリーナ連動の組み合わせが快適。室内作業がとにかく静かで粉が飛びません。」

ネット上の評価傾向より

よくある質問(FAQ)

Q. 147mmのチップソーは入手しやすいですか?

A. 125mmや165mmに比べると流通量が少なく、店頭在庫がない場合があります。純正の黒鯱チップソーをはじめ通信販売では入手できますので、替刃は事前に用意しておくと安心です。刃径が合わないチップソーは絶対に装着しないでください。

Q. C3605DCとC3605DAは何が違いますか?

A. 刃径と切込み深さが最大の違いです。C3605DCは147mm・切込み57mm・質量2.9kg、C3605DAは125mm・切込み47mm・質量2.7kg。回転数はC3605DAのほうが高く(7,000min⁻¹)、薄物のきれいな切断に向きます。厚めの材を切る機会があるならC3605DCです。

Q. キックバック軽減システムがあれば安全ですか?

A. 事故のリスクを下げる仕組みではありますが、安全を保証するものではありません。刃の食い込みを防ぐには、材の支持を安定させる、無理に押し込まない、切断中に体を刃の延長線上に置かないといった基本動作が不可欠です。保護具の着用も必ず行ってください。

まとめ|HiKOKI C3605DCは147mmという唯一の選択肢

 HiKOKI C3605DCは、切込み深さ90°時57mm・質量2.9kgという、125mm機と165mm機の中間を埋める147mmのコードレス丸のこです。1充電でSPF材を約240本、杉垂木なら約700本という作業量に加え、特許のサイレントモード、Bluetooth無線連動、キックバック軽減システムまで揃っています。マキタを含め他社に147mm機がないことを考えると、このサイズが必要な方にとっては代わりのない1台と言えます。

  • ✅ 切込み深さ57mmで125mm機の物足りなさを解消
  • ✅ 質量2.9kgで165mm機より確実に軽い
  • ✅ 1充電でSPF材約240本・杉垂木約700本
  • ✅ 特許のサイレントモードとBluetooth無線連動
  • ✅ 147mmのチップソーは事前の買い置きが安心

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