マキタの40Vmax充電式マルノコは、125mmのHS005G・HS006G・HS007G・HS008Gと、165mmのHS001G・HS002Gの6機種です。
型番が多くて迷いやすいシリーズですが、実は「刃の大きさ」「ベースの形」「無線連動の有無」の3つで整理できます。本記事では公式スペックで6機種の違いを解説し、HiKOKIの36V機とも比較します。
結論:マキタ40Vmaxマルノコはこう選ぶ
✅ 壁際の床材カットなどリフォームが中心の方(→HS005G・HS006G)
✅ 床合板や垂木など、新築の造作で数をこなす方(→HS007G・HS008G)
✅ 2×4材の45°切りや厚物まで1台で対応したい方(→HS001G・HS002G)
✅ 集じん機と無線で連動させたい方(→偶数型番のHS006G・HS008G・HS002G)
✅ 黒いボディを選びたい方(→HS005G・HS007G・HS001G)
❌ 18Vバッテリを多く持っている方(→18Vマルノコ)
マキタ HS005G(125mm・際切り)
マキタ HS006G(125mm・際切り・無線連動)
マキタ HS007G(125mm)
マキタ HS008G(125mm・無線連動)
マキタ HS001G(165mm)
マキタ HS002G(165mm・無線連動)
6機種のスペック比較表(ペアごと)
6機種は、無線連動の有無だけが違う2機種ずつのペアになっています。公式サイトの主要機能と本体のみの標準小売価格(税別)をペアごとにまとめました。
| 項目 | HS005G・HS006G | HS007G・HS008G | HS001G・HS002G |
| 刃物径 | 125mm | 125mm | 165mm |
| 最大切込み(90°/45°) | 47/30mm | 47/30mm | 66/46mm |
| ベース | 際切りベース | 一般ベース | 一般ベース |
| 回転数(スピード/仕上げ) | 6,000/4,500 | 6,000/4,500 | 5,500/4,100 |
| 1充電作業量 | 2×10材 約260本 | 2×10材 約260本 | 合板12mm 約180本 |
| 質量 | 2.8kg | 2.7kg | 3.3kg |
| 無線連動 | HS006Gのみ | HS008Gのみ | HS002Gのみ |
| 本体価格 | 46,700/48,300円 | 45,000/46,700円 | 52,300/54,000円 |
型番の末尾が偶数(006・008・002)のモデルが無線連動対応で、本体価格は非対応モデルより1,600〜1,700円高い設定です。黒いボディは非対応側のHS005G・HS007G・HS001Gに用意されています。
6機種の違い|選び方の5つのポイント
① 刃物径:125mmか165mmか

125mmの最大切込みは90°で47mm、45°で30mm。厚さ38mmの2×4材を45°で切ることはできません。165mmは90°で66mm、45°で46mmあるので、2×4材の45°切りや厚物まで1台でこなせます。軽さと取り回しを取るなら125mm、対応範囲を取るなら165mmです。
② ベース:際切りの有無でHS005G・HS006Gを選ぶ

HS005GとHS006Gは際切りベース仕様で、壁際ぎりぎりの床材カットなどリフォームで出番が多い構成です。HS007GとHS008Gは一般ベースで100g軽い2.7kg。新築の造作で合板や垂木を数多く切るなら一般ベースが扱いやすいでしょう。
③ 無線連動:偶数型番が対応

HS006G・HS008G・HS002Gは、別売のワイヤレスユニットを使って集じん機と無線で連動できます。工具のスイッチを入れると集じん機も動くので、ホースだけの接続で済み、室内の作業がすっきりします。集じん機を持っていないなら、価格の安い非対応モデルで問題ありません。
④ 2つの駆動モードとAFT

全機種が「スピードモード」と「仕上げモード」を切り替えられます。スピードモードは負荷に応じて自動変速し、仕上げモードは定回転制御できれいな切断面を狙う設定です。
125mmは当社125mmAC機比で切断スピード約2倍、165mmのHS001G・HS002Gは当社165mmAC機比で約65%アップとされ、キックバック時に自動停止するAFTも搭載しています。
⑤ バッテリ:標準タイプで十分
公式の推奨表では、6機種ともBL4020・BL4025・BL4040・BL4040Fが◎(推奨)です。HS001G・HS002GはBL4050Fが○(使用可)。マルノコは標準タイプのバッテリで性能を引き出せるので、高出力バッテリを無理に選ぶ必要はありません。
▶ 各機種の詳しい解説:HS005G・HS006G/HS007G・HS008G/HS001G・HS002G
マキタ HS005G(125mm・際切り)
マキタ HS006G(125mm・際切り・無線連動)
マキタ HS007G(125mm)
マキタ HS008G(125mm・無線連動)
マキタ HS001G(165mm)
マキタ HS002G(165mm・無線連動)
用途別おすすめ早見表
| 作業内容 | おすすめ | 理由 |
| 壁際のフローリング切断 | HS005G/HS006G | 際切りベース仕様 |
| 床合板・垂木の大量カット | HS007G/HS008G | 2.7kg・6,000min⁻¹ |
| 2×4材の45°切り | HS001G/HS002G | 45°で46mm |
| 室内で集じんしながら切る | HS006G/HS008G/HS002G | 無線連動対応 |
| 化粧材の仕上げ切断 | 全機種(仕上げモード) | 定回転制御 |
125mmと165mmで迷ったら、45°で切る材料の厚さを基準にしましょう。30mmを超える材料を斜めに切るなら165mmが必要です。
マキタ HS001G vs HiKOKI C3606DB 徹底比較
HiKOKIのマルチボルト(36V)マルノコと比べます。数値は各社の公表値で、価格は本体のみ(税別)です。
| 項目 | マキタ HS001G | HiKOKI C3606DB | マキタ HS007G | HiKOKI C3605DA |
| 刃物径 | 165mm | 165mm | 125mm | 125mm |
| 切込み(90°/45°) | 66/46mm | 66/46mm | 47/30mm | 47/30mm |
| 回転数(min⁻¹) | 5,500 4,100 | 5,600 4,300 2,000 | 6,000 4,500 | 7,000 3,500 |
| 質量 | 3.3kg | 3.3kg | 2.7kg | 2.7kg |
| 本体価格 | 52,300円 | 50,400円 | 45,000円 | 42,800円 |
165mm同士は切込みと質量が同じで、HiKOKIは低速のサイレントモードを加えた3段切替、マキタは自動変速のスピードモードが持ち味です。125mmはHiKOKI C3605DAが最高7,000min⁻¹・本体42,800円と、回転数と価格の両面でマキタHS007G(6,000min⁻¹・45,000円)を上回ります。
リフォーム用では、HiKOKIのC3605DB(逆15°で20mmの際切り・7,000min⁻¹・2.8kg)が、マキタHS005G・HS006Gの直接のライバルです。
よくある質問(FAQ)
Q. HS007GとHS008Gは何が違いますか?
A. 違いは無線連動の対応だけです。HS008Gは別売のワイヤレスユニットで集じん機と連動でき、本体価格は1,700円高くなります。HS007Gは青と黒の2色から選べます。
Q. 18Vマルノコと比べてどうですか?
A. 125mm同士の比較はHS474DとHS005Gの比較、165mm同士はHS631DとHS001Gの比較で詳しく解説しています。
まとめ
✅ リフォームの際切りならHS005G/HS006G
✅ 新築の造作で軽さと速さならHS007G/HS008G
✅ 2×4材の45°切りや厚物までならHS001G/HS002G
✅ 偶数型番は無線連動対応(本体+1,600〜1,700円)
40Vmaxマルノコは、刃の大きさ・ベース・無線連動の3つを決めれば1機種に絞れます。集じん機を使う予定があるかどうかも、購入前に考えておきましょう。
マキタ HS005G(125mm・際切り)
マキタ HS006G(125mm・際切り・無線連動)
マキタ HS007G(125mm)
マキタ HS008G(125mm・無線連動)
マキタ HS001G(165mm)
マキタ HS002G(165mm・無線連動)


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