マキタの充電式ブロワ集じん機は、MUB003G・MUB363D・MUB005G・MUB187Dの4機種です。ブロワで落ち葉を寄せ、そのまま集じんに切り替えて吸い取り、マルチングで砕いて袋に溜める——この一連の作業を1台で完結できます。
4機種は集じん量50Lの大型2機種と、25Lで取り回し重視の2機種に分かれます。公式スペックで整理し、HiKOKI機とも比較しながら選び方を解説します。
結論:充電式ブロワ集じん機はこう選ぶ
✅ 広い敷地を一気に片付けたい方(→MUB003G)
✅ 18V資産で大風量が欲しい方(→MUB363D)
✅ 吸込みの強さを重視する方(→真空度4.2kPaのMUB005G)
✅ 家周りを手軽に片付けたい方(→MUB187D)
✅ 軽さ重視なら3.7kgのMUB187D
❌ 吹き飛ばしだけでよい方(→ハイパワーブロワ5機種の比較)
マキタ MUB003GZ(40Vmax・50L)
マキタ MUB363DG2V(18V×2・セット)
マキタ MUB005GZ(40Vmax・25L)
マキタ MUB187D(18V・25L)
▼動画でも解説しています(約9分)
ブロワ集じん機4機種のスペック比較表

マキタ公式サイトの主要機能と標準小売価格(税別)です。
| 項目 | MUB003G | MUB363D | MUB005G | MUB187D |
| 電源 | 40Vmax | 18V×2=36V | 40Vmax | 18V |
| ブロワ最大風量 | 13.8m³/min | 13.4m³/min | 3.5m³/min | 4.2m³/min |
| 風速(最大) | 68m/s | 65m/s | 87m/s | 64m/s |
| 集じん最大風量 | 13.0m³/min | 12.7m³/min | 6.8m³/min | 6.1m³/min |
| 集じん最大真空度 | 3.3kPa | 3.2kPa | 4.2kPa | ― |
| 最大吸込仕事率 | 280W | ― | 150W | ― |
| 集じん量 | 50L | ― | 25L | 25L |
| マルチング | あり | あり | あり | 金属シュレッダー刃 |
| 伸縮ノズル | 699〜830mm | ― | 764〜1,014mm | 760〜1,010mm |
| 質量 | 5.0kg | 6.6kg | 4.2kg | 3.7kg |
| 本体のみ | 64,100円 | 60,900円※ | 47,300円 | 29,400円 |
※MUB363DG2Vはバッテリ付セット(122,600円)で、本体のみはMUB363DZV(60,900円)となります。質量6.6kgはバキュームキット取付時の値です。MUB187Dにもバッテリ付のMUB187DWF(51,100円)が用意されています。
4機種の違い|選び方の5つのポイント
① 集じん量50Lと25L、袋の交換頻度が倍違う
MUB003Gは集じん量50Lと4機種で最大です。MUB005GとMUB187Dは25Lで、同じ量の落ち葉を処理するなら袋交換の回数は倍になります。広い駐車場や公園のような敷地ではこの差がそのまま作業時間に効いてきます。
② 吸込みの強さはMUB003Gの280W
最大吸込仕事率はMUB003GZが280W、MUB005GZが150Wです。集じん時の最大風量もMUB003GZが13.0m³/minと圧倒的で、湿って重い落ち葉でも詰まりにくい設計。一方で最大真空度はMUB005GZの4.2kPaが最も高く、細かいゴミを吸い上げる力ではこちらが有利です。
③ MUB005Gは風速87m/sの「吹き飛ばし特化型」
MUB005GZのブロワ風量は3.5m³/minと控えめですが、風速は87m/sと4機種で最速です。マキタ公式でも18V従来機比で風速約30%アップとされており、こびりついた泥や濡れた砂を剥がすのに向きます。風量で面を掃くMUB003GZとは狙いが正反対です。
④ MUB187Dは3.7kgで最も手軽
MUB187Dは3.7kgと4機種で最軽量、本体29,400円と最も安価です。ハイパワーブラシレスモータに高耐久の金属シュレッダー刃を組み合わせ、25Lの大開口ダストバッグと2輪キャスターを備えます。電源の取れない家周りや小規模な敷地には、これで十分すぎる性能です。
⑤ 伸縮ノズルとキャスターで押して使える
MUB005GZとMUB187Dはノズルが764〜1,014mm/760〜1,010mmに伸縮し、2輪キャスターで地面を転がせます。腰をかがめずに集じんできるため、長時間の作業でも疲れにくい設計。MUB003GZは699〜830mmの伸縮式ブロワパイプで、こちらは吹き飛ばし作業での取り回しを重視しています。
▶ 各機種の詳しい解説:MUB003GZ/MUB363D・MUB363DV/MUB005G/MUB187D/40Vmaxブロワの比較
用途別おすすめ早見表
| 作業内容 | おすすめ | 理由 |
| 公園・大型駐車場の落ち葉 | MUB003GZ | 集じん50L・280W |
| 18Vで大風量がほしい | MUB363DG2V | 13.4m³/min・25mLクラス |
| 泥・濡れた砂の吹き飛ばし | MUB005GZ | 風速87m/sで最速 |
| 細かいゴミの吸い上げ | MUB005GZ | 最大真空度4.2kPa |
| 家周り・小規模な敷地 | MUB187D | 3.7kg・本体29,400円 |
| かがまずに集じんしたい | MUB005GZ/MUB187D | 伸縮ノズル+2輪キャスター |
大きな敷地を1台で片付けるならMUB003GZ、手軽さならMUB187D、という両極に分かれます。本体価格は29,400円から64,100円まで2倍以上の差があるので、処理する落ち葉の量から逆算するのが確実です。
マキタ vs HiKOKI 集じん機能付ブロワ比較
HiKOKIにはブロワと集じんを切り替えられるコードレスモデルがないため、ブロワ単体機と小形集じん機で比較します。数値は各社の公表値(価格は税別)です。
| 項目 | マキタ MUB003GZ | マキタ MUB187D | HiKOKI RB36DC | HiKOKI R3640DA |
| 種類 | ブロワ+集じん | ブロワ+集じん | ブロワのみ | 小形集じん機 |
| ブロワ風量 | 13.8m³/min | 4.2m³/min | 19.8m³/min(ターボ) | ― |
| 集じん量 | 50L | 25L | ― | 18L |
| マルチング | あり | 金属シュレッダー刃 | なし | なし |
| 質量 | 5.0kg | 3.7kg | 3.7kg | 3.0kg |
| 本体価格 | 64,100円 | 29,400円 | 25,300円 | 50,200円 |
HiKOKIには「寄せて集める」を1台でこなす充電式モデルがなく、ブロワと集じん機を別々に用意する必要があります。
RB36DCとR3640DAを揃えると本体だけで75,500円、集じん量も18Lにとどまります。対するマキタMUB003GZは64,100円で集じん量50L、マルチング機能付き。落ち葉処理を1台で完結させたいなら、現状はマキタ以外に選択肢がないのが実情です。
よくある質問(FAQ)
Q. マルチング機能とは何ですか?
A. 吸い込んだ落ち葉を羽根で細かく砕いてから袋に溜める機能です。かさが減るため同じ袋に何倍も入り、袋交換の回数が大きく減ります。MUB187Dは金属シュレッダー刃を採用しており、耐久性を高めた設計になっています。
Q. 40Vmax機の現行品番を教えてください
A. 2026年9月時点のマキタ公式サイトでは、MUB003Gの品番はMUB003GZ(本体のみ・64,100円)のみが掲載されています。18VのMUB363Dにはバキュームキット付きのMUB363DZV(60,900円)とセット品MUB363DG2V(122,600円)があり、購入時は品番の末尾まで確認してください。
まとめ
✅ 広い敷地ならMUB003G(集じん50L・280W)
✅ 18V資産ならMUB363D(13.4m³/min・25mLクラス)
✅ 吹き飛ばし重視ならMUB005G(風速87m/s・真空度4.2kPa)
✅ 手軽さならMUB187D(3.7kg・本体29,400円)
✅ 「寄せて集める」1台完結はHiKOKIにはない
ブロワ集じん機は、落ち葉シーズンの作業を「吹く」「集める」「捨てる」まで一本化できる道具です。敷地の広さと落ち葉の量から集じん量を決めれば、選ぶべき1台は自然に絞られます。
マキタ MUB003GZ(40Vmax・50L)
マキタ MUB363DG2V(18V×2・セット)
マキタ MUB005GZ(40Vmax・25L)
マキタ MUB187D(18V・25L)


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